【40代夫婦が】弘前城武徳殿で殿と姫になってみた【コスプレ】

弘前城武徳殿でお殿様・お姫様に変身!

弘前城武徳殿でお殿様・お姫様に変身!


弘前の行きそで行かないとこへ行こう企画(with夫)第三弾です。

今回は石垣修復の為に曳屋を待つ弘前城本丸を見に、弘前城公園へ。
そこで、お殿様・お姫様に変身してきました。
曳屋直前の弘前城天守の様子と、40代夫婦のコスプレ姿をお届けします!

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弘前城動く!100年に1度の大工事が始まっています


亀甲門から入園

亀甲門から入園

本丸は立ち入り不可

本丸は立ち入り不可

さくら祭り以来、久しぶりの弘前城公園です。
仲町伝建地区散策からの流れで、亀甲門から入園しました。
すると、すぐに注意書きの看板が。
「天守曳屋工事のため天守の中は公開しておりません」
「曳屋工事のため車イス・ベビーカー等ご利用の方は、北の郭(東券発売所側)からのご入場となります。」


本丸近くの有料区画は、撮影スポットの下乗橋から入ると階段になっているので車輪で入れないようになっています。
また、普段通り大人310円・子供100円の入園料がかかりますが、天守の中には入れません。

弘前城天守曳屋工事とは?

弘前城天守が乗っている石垣は100年に1度の補修工事が必要です。
放っておくと、だんだん石垣がたわんできて、本丸ごと崩れてしまうそうです。
この石垣を補修するために、天守を一時引っ越しさせます。
前回は明治30年(西暦1897年)に人力で曳屋をして、大正4年(1915年)に石垣工事が完了したそうです。
平成の曳屋は機械を使いますが、曳屋体験ウィークとして9月20日~27日の一週間は、1日4回各100名の参加者で曳くそうです。

わたしも息子とお城を引っぱる体験をしてみたかったのですが、既に〆切り過ぎてました…。
まぁ、よく見たら小学生以上とあるので、まだ息子には早かったようです。残念!
曳屋体験イベント”曳屋ウィーク” 参加者募集中!【受付は締め切りました】 | 弘前公園総合情報

曳屋見物しには行きたいですね。

▼弘前公園サイトの特設コーナーより▼
弘前城石垣修理事業「弘前城が動く」 | 弘前公園総合情報

▼「弘前城が動く!」特設サイトはこちら▼
HIROSAKI MOVING PROJECT

埋め立てた壕から見上げた天守の写真はこちらの記事に載せています。
弘前ってどんな街? 移住2年半の道産子が紹介します

曳屋を待つ弘前城天守


弘前城本丸(現在立ち入り禁止)

弘前城本丸(現在立ち入り禁止)

弘前城天守、周りは柵で囲われています。
近づいてズーム撮影すると、たしかにお城が浮いてる!
ジャッキアップされた状態ですね。


たしかに浮いてる!

たしかに浮いてる!

移築先の足場

移築先の足場

振り返ると曳屋後に天守が乗る足場の石垣が出来ていました。
ここまで移動するのですね。
ちょっと、距離感がわかるように動画で撮影。



移築ルート(パンフレットより)

移築ルート(パンフレットより)

こんな風に、ジグザグしながら、背景に岩木山が見える位置まで移動するそうです。
直線じゃないから大変ですね!
来年4月から新しい場所での天守公開となる予定で、工事が終わるまで10年くらいはそこにあり、石垣工事が終わったらまた戻す計画です。
総重量400トンの歴史的建造物が78メートルも移動するとはすごい事業ですね。


曳屋展望デッキに上がってみた



曳屋見物のための展望デッキが新しくできていたので、登ってみました。
下乗橋から来ると、このデッキの階段を登ってくることになります。


曳屋ウィークになったら、ここでたくさんの観光客とともにお城の移動を見届けに来ます!


弘前城がロボットに変身、そして合体だって!?


数日前に出たニュースです。

弘前城がロボット化、変身?合体? 天守曳屋工事後の誘客に弘前市が奇策

 弘前城が変身、合体-。弘前市は、弘前城の天守の曳屋(ひきや)工事後を見据え、弘前城や弘前藩祖・津軽為信(ためのぶ)公ゆかりの城をロボット化して、アニメなどの手法で内外に発信する事業に取り組む。
(中略)
 それぞれの城はロボに変身するほか、合体して巨大ロボにもなるという。同課の担当者は「弘前城以外の5城が合体して『弘前城ロボ』になるのか、弘前城も含めた6城が変形、合体するかは未定です」と笑うが、ロボが冬の雪と戦って勝ち、弘前に春が訪れる-とのストーリーはほぼ固まっているという。
 市は、ロボのフィギュア化なども想定。テーマソングも作る予定で、アニメソングで著名な歌手に歌を依頼することも検討している。

弘前城がロボット化、変身?合体? 天守曳屋工事後の誘客に弘前市が奇策 (Web東奥) - Yahoo!ニュースより引用)

ふるさと納税の一口城主制度といい、このロボ化といい、弘前市がクールです。見逃せない!

武徳殿休憩所でお殿様・お姫様になって写真撮影


武徳殿休憩所入口

武徳殿休憩所入口

着付け体験案内

着付け体験案内


さて、お殿様お姫様変身体験です。

実は、以前友だちからブログに書いて欲しいネタリストが送られてきて、その一番目に、
「弘前城のコスプレ」
って書いてあったんですよ。意味がわかりませんでした。
まさか、ここで体験することになるとは。

すっかり忘れていたので、武徳殿を見た時に「これか!?」ってなりました。
で、中に入ります。


武徳殿休憩所

武徳殿休憩所

ここは食事をしたり、お土産を買ったりする休憩所になっています。
歴代のさくら祭りポスターが展示されていたりします。


棟方志功なさくら祭りポスターも

棟方志功なさくら祭りポスターも


オフシーズンで、まだ曳屋前、天守にも入れないという平日の午後なので、人はまばらでした。
着付け体験のコーナーに近づくと、おねえさま方が
「いかがですか~?」
とにこやかに。

夫に、「やってみる?」と聞くと、あっさり快諾。
キセカエヤ、お姫様に着せ替えられます。

着付けをおねえさま方に手伝っていただきながら、着物と羽織を着けて、かつらをかぶります。
と言っても、お人形服のように簡単にできているので、シャツとパンツスタイルのまま上から着るだけですぐできます。
Yシャツは衿を折り込んでOKでしたが、タートルネックは避けた方がよさそうです。

体験料は無料。2016年4月1日より有料になりました。甲冑も着られるそうです。
カメラは持参です。観光地によくあるようなフレームに入れる写真撮影も有料であります。たしか500円だったかな。うちは、そのまま持参したカメラで撮ってもらいました。

さらにお互いに撮り合ってみる。


中のシャツがチラ見えしてた

中のシャツがチラ見えしてた

もみあげ浮いてる

もみあげ浮いてる


近くに寄るとコントのようですね!
ほとんど日焼け止めレベルの化粧だったので、あわてて赤いリップを塗り足しています。
もっと白塗りしていた方が姫コスプレには合うのでしょうが、着物を脱いだ後の赤リップの違和感ハンパなかったです。

この衣装は子ども向けもあります。
わたしたちが撮影していた間に子連れの3人家族がスタンバイしてたので、親子で体験する人も多そうです。

この時期、ほとんど待たずにできそうです。曳屋が始まる前にいかがでしょうか。

期間:7月11日~11月23日と、雪橙籠まつり期間、平成28年4月~
時間:午前9時~午後4時30分
場所:武徳殿休憩所(北の郭)


武徳殿



以上、弘前の行きそで行かないとこへ行こう企画(with夫)の3部作をお届けしました。

その1>紺屋・川﨑染工場で天然藍染め体験してみた
その2>歴史と生活が混ざり合う弘前市仲町・伝建地区を散歩してみた

twitter・Facebookなどでご紹介いただければ喜んでまたやります。

【追記】2016年春は甲冑も着られます!