高照神社隣接「高岡の森弘前藩歴史館」で刀剣展を見てきました
2018年4月に開設された「高岡の森 弘前藩歴史館」で、
この秋、北東北最大の刀剣展が開催中!
そんなニュースを見かけてからずっと気になっていた展示を、ようやく見てきました!
この高岡の森 弘前藩歴史館ができてから行くのも初めてです。
昨年高照神社に行った時は、拝殿の手前に簡単なつくりの高照神社宝物殿があったんですよね。
その建物が老朽化しており、貴重な文化財の保存が難しいことから、市の歴史館が新設されたそうです。
さっそく、弘前藩歴史館と刀剣展、両方をご紹介します!
場所は高照神社に向かって左手側です
上の鳥居を避けて入り駐車スペースに車を停めました。
神社に向かって左手側を見ると…。
白く輝く建物が!!
階段またはスロープで入口へ進みます。
高岡の森弘前藩歴史館は撮影&SNS投稿OK!
入口の高岡の森刀剣展のパネルを見ながら中に入ります。
資料館だから首から下げていたデジカメはバッグの中へしまいました。
受付で観覧料を支払います。
一般の個人は300円。
弘前市内の小中学校に通う子どもは無料なので、次に子どもと来る時は学校の名札を用意してきます。
ん?
展示室内、写真(カメラ・スマホ)撮影OKです。って!!
他のお客様の迷惑にならない、
フラッシュを使わないに注意。
印刷物に掲載する場合は許可が必要ですが、
(TwitterやFacebookなどSNSは許可は不要ですので、どんどん投稿・拡散をお願いします)って!!
先進的だわ。
さいとう、バッグにしまっていたデジカメを出しました。
では、行きましょう!
第4代弘前藩主の津軽信政がドーン!
入ってすぐ正面のガラスケースがこちら。
第四代目陸奥弘前藩主・津軽信政着用具足!!の複製です。
紐も色鮮やか。
津軽信政は儒学・兵学・神道を学び、弘前藩の全盛期をつくりあげた名藩主と言われています。
死後は本人の遺言によりここの高照神社の奥にある廟所に祀られているそうです。
正保2年(西暦1645年)に津軽藩領土を描いた図が壁に複写されています。
正保2年(1645)に描かれた津軽領土の図が壁に複写されていました。
まだ測量する機械も、飛行機も無い時代。
伊能忠敬が全国測量する時代より100年ほど前には、このように認識されていたのですね。
弘前藩について学ぶ展示室
続く展示スペースは弘前藩の歴史や地理について学べます。
おもしろかったのがこちら。
津軽信政葬送の様子が描かれた絵巻物が展示されているのですが、長い巻物なので一部しか見られません。
ですが、その隣にあるタッチスクリーンで最初から最後まで全体の絵をスルスルと見ることができるのです。
拡大・縮小もタブレットと同様に指でできるのでいいですね、これは。
いよいよ刀剣展示へ
さあ、いよいよ本題の刀剣展です。
これは壮観!!
国指定重要文化財の刀もあります。
初代の津軽為信氏が持っていたかと思うとまじまじと見てしまいます。
刀剣ファンは友成の名にひきつけられるよう。
国指定重要文化財の刀はもう一振りありました。
津軽信政の太刀銘「真守(さねもり)」です。
そちらは反射の映り込みが多かったので写真は載せません。
ご自身の目でぜひ。
なお、どちらもここの所蔵品だそうですので、また別の企画でお目見えするかもしれませんね。
実際、友成の鞘は前の高照神社宝物殿時代に見たことがありました。
その頃はこんなに背景や照明もきちんとしていなかったし、撮影NGだったので、こうして展示されるとまた違うものだと感じます。
刀だけではなく、薙刀や槍、鎧もありました。
展示を見たら高照神社にも
展示室を出ると明るいロビーにホッとしました。
あちこちの表示に地模様としてこぎん刺しの模様が入っていておしゃれでしたよ。
そして、高照神社に戻って参拝を。
拝殿は無人でしたが、お賽銭をあげてお参りします。
中には展示にあったような絵馬も見えました。
さらに、その裏側へまわって廟所に向かう小道を進みます。
ここが、先ほど見た絵巻物で葬送の列が進んでいた場所ですね...。
津軽家の廟所も門が封鎖されており、誰もいないのですが、あの絵巻物を思いながら歩くのは味わい深かったです。
クマが出ないか気をつけましたが!
鑑賞した方々のツイート
高岡の森の刀剣展。撮影もSNS発信もOKという寛大さ? 鶯丸と同刀匠が打った国指定重要文化財 太刀 銘友成作と太刀 銘真守の二振りが目玉でが、県重宝の刀剣も多数あります!11月25日まで展示していますので気になる方は是非! pic.twitter.com/J2LiwfkY29
— ひよみ@執行済 (@hiyomi_07) 2018年9月30日
京のかたな展と同じ期間に開催されている青森県弘前市の弘前藩歴史館の刀剣展に行ってきたよ~友成作本体に負けないくらい鞘も鍔も刀掛けも美しくて“““““宝”””””という感じだった pic.twitter.com/9bw9Cxq44x
— 天才チンパンジー (@fu7mushi) 2018年10月8日
東北の審神者の皆さん...
— ぱぴよ (@Auther_Ririas) 2018年11月1日
青森の「高岡の森弘前藩歴史館」にて11月25日(日)まで刀剣展が開催されています...
目玉はなんと言っても秀吉から津軽為信が拝領した「太刀 銘 友成作」です...
画像では鶯丸についての記述もあります...行くのです... pic.twitter.com/p5KKbgKR6b
↑の掲示は弘前市立観光館にあるそうです。
高岡の森弘前藩歴史館で開催中の
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年10月31日
「高岡の森の刀剣展」に
寄ってみたけど、
写真撮影&SNS投稿OKで、
名刀がずらりと並んでいて圧巻でした。
国重要文化財指定の剣も撮り放題だよ!(フラッシュNG)
11/25(日)までだけど、
下旬になると雪道になるかもだから早く見て。https://t.co/Fov2yT0xWU pic.twitter.com/UPkFMc8M8M
お山は11月下旬になると積雪の恐れがあります。
運転して行く方はお早めに。タイヤ交換もそろそろですよ!
高岡の森 弘前藩歴史館
- 住所:弘前市大字高岡字獅子沢128-112(高照神社南隣接)
- TEL:0172-83-3110
- Web:高岡の森弘前藩歴史館
- 観覧料:一般300円(単独)、高校・大学生150円、小・中学生100円(市内小中学生は無料) ほか、割引や市立博物館との共通券もあります。上のWebサイトよりご確認ください。
高岡の森の刀剣展
- 会期:2018年30年9月29日(土)~11月25日(日)
- 休館日:10月15日、11月19日
- 開催時間:9:30~16:30
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