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父と弘前歩き。藤田記念庭園をそぞろ歩いてみた

藤田記念庭園入口

藤田記念庭園入口


弘前の行きそで行かないとこへ行こう企画 with 父

とりあえずの最終回です。

今回は、弘前市役所から少し岩木方面に歩いた場所にある「藤田記念庭園」です。

朝から父は知人のガイドで曳屋工事中の弘前城見物をして、わたしたちりんごハロウィン明けでねぼうした娘・孫とここで合流しました。

今回は、もうすぐ6歳になる息子ががんばりましたよ。

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まずは考古館で石器・土器を見学


藤田記念庭園に入ってすぐ右側に受付があります。
大人310円、小・中学生100円、未就学児は無料です。

父は弘前城の有料区画を見物してきた後なので、弘前城・弘前城植物園・藤田記念庭園の共通券を買ってありました。
この共通券は大人510円、小中学生160円です。

息子、来年小学生になったら見学料かかるかと思ったら、公式ホームページにこのように書いてありました。

以下に当てはまる方は入園無料
該当者であることを証明できる免許証、保険証、学生証等が必要です。

  • 弘前市民65歳以上
  • 弘前市内の小中学校(養護含む)へ通う児童生徒
  •    〃  養護・福祉施設へ通入所する方
  •    〃  高校・大学へ通う留学生

藤田記念庭園 | 一般財団法人弘前市みどりの協会より

弘前市民の学生とシニア世代は無料なのですね。ありがたい!


さわれる石器コーナー

さわれる石器コーナー


考古館は、石器や土器、江戸時代に使われていた道具などが展示されています。

息子は石器時代のやじりが欲しいと言っていました。何に使うんだ…。

展示は撮影NGですが、十腰内遺跡の出土品について
「リンゴ箱にして約120箱分の土器や石器が発見されました」
と書かれていて、さすがりんごの街の表現だと感心しましたね。


石段を下りて庭園をそぞろ歩く

長い石段を下りていくと、広い庭園に出ます。

池泉廻遊式庭園というそうで、東京から庭師を呼んで江戸風に作らせた庭園だそうです。

もうすっかり秋なので、わびさびの世界です。


庭園

庭園

スマホでカラスを撮影する息子

スマホでカラスを撮影する息子


茶屋「松風亭」

茶屋「松風亭」


池には鯉。受付でエサを100円で売っています

池には鯉。受付でエサを100円で売っています


鯉にえさをやりたい、そのためにまた高台の受付に戻りたいとだだをこねる息子をなだめすかして、先へ進みます。

滝を見たらシャッタースピード優先モードで撮影せよ!

高台から流れ落ちる小さな滝がありました。

これは、PowershotG7Xのシャッタースピード優先モードを試すチャンス!

ダイヤルを「Tv」にセットして、1/2000秒で撮影、さらにダイヤルを回して1/8秒で撮影してみました。


1/2000秒

1/2000秒

1/8秒

1/8秒

1/2000秒(拡大)

1/2000秒(拡大)

1/8秒(拡大)

1/8秒(拡大)

おお、確かにシャッタースピードを遅くすると、滝が流れているように撮れました。

でも、やたら明るくなってしまったり、手ぶれしてしまっているので、このへんは要練習ですね!

息子、スーツケースを担いで石段を登るの巻

ハハがそんなカメラいじりをしていると、息子は滝へ近づく石段を登りながら、父のスーツケースをうばいました。

「オレが持っていくから! おじいちゃんは手をださないで!」



小型のスーツケースとは言え、2泊分の荷物となぜか買った焼酎の瓶などが入っています。

細身の息子がえっちらおっちらと急な石段を登る姿はいかにもあぶなっかしい。

しかも、滝のそばを通り、一度下に降りて、またもう一度石段を登る、というなかなか長いコースです。

何度か
「もう替わろうか?」
「カアチャンも手伝おうか?」
と声をかけましたが、

「女や年をとった人に、重いものは持たせちゃいけないんだ!」


高台に登るまでスーツケースを引っぱって、あるいは抱えて登り切りました。

なんだ、意外と根性あるじゃないか。

この後、数日間は思い出してはホメ言葉を要求されましたけどね。

「あんな重いものをもつ5さいなんていないよね? かあちゃん、どうおもった?」
って、何度も聞かれました。

うんうん、えらいえらい。
しかし、いつどこで、そういう意識になったんでしょう。


大正ロマンな洋館カフェもちらりとながめました


高台に戻ってから、洋館も少し見学しました。

こちらはカフェになっていて、洋館だけは入館料がかかりません。


カフェがある洋館

カフェがある洋館


ステンドグラスの飾り窓

ステンドグラスの飾り窓

弘前を舞台としたマンガ「ふらいんぐうぃっち」にも登場するモダンなカフェです。


カフェのテラス席

カフェのテラス席

前に食べたアップルパイ

前に食べたアップルパイ

ここでは展示資料や洋館の中だけちらりと見学して後にしました。

さて、これで父との弘前歩きも終わりです。


空港へ行くバスターミナルからお見送り


ひたすらおどける息子

ひたすらおどける息子


弘前から青森空港まではバスで1時間ほどです。

始点のバスターミナルから息子とともに見送りしました。

5歳の息子はリアルなクレヨンしんちゃんで、ひたすらバスに向かっておどけて尻を振ったりしてました。
息子、おじいちゃんがこの旅の最後に見る姿を尻にしないでおくれ…。

次はまたわたしたちが北海道へ行こうね。

なんと、2泊+往復飛行機付きで33,500円だと!?

今回は3連休の前日、金曜から日曜にかけての2泊3日の旅でした。

時系列順にすると、このようになります。

  1. 父と弘前歩き。太宰治の「まなびの家」旧藤田家住宅を訪ねてきた
  2. 父と弘前歩き。最勝院で四体の鬼を探すクエストしてきた
  3. 父と弘前歩き。人気のベーカリーカフェ「SAKI」で芸術的なパンを堪能
  4. ひろさきりんごハロウィン、41歳だけど初のキャラコスしたら楽しすぎました
  5. 父と弘前歩き。藤田記念庭園をそぞろ歩いてみた

うむ、盛りだくさん。

そして、なんと今回の父、2泊往復飛行機付きで33,500円のプランを楽天トラベルで予約してきたそうです。

この話しがあった時に、わたしも調べて空室見つけられなかったのに!
元オペレーターとして負けた気分です。悔しい。

実際には、バス代や新千歳空港から実家までのJR代もかかりますが、それにしてもお盆の時期よりずっと安いです。 あの時は航空券だけで1人57,160円でした。

関連記事>お盆帰省、弘前から札幌まで飛行機利用なら1人往復57,160円! 北海道新幹線が開通したらどうするか考えた

昨日の報道に出ていた北海道新幹線の料金を見ると、それほど安くないんですよね。

<北海道新幹線>割高料金に地元落胆 「高速区間短いのに」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

これからさらに値引き合戦になるかもしれませんが、どちらにしてもお盆と正月を避けるだけでかなりコストは浮きそうです。

県外の皆さん、弘前に遊びに来るなら今ですよ!


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