青森・田舎館村の田んぼアート2019年は「おしん」「ガラピコぷ~」、石のアートは「寅さん」
今年も来ました青森県田舎館村の田んぼアート!
人口約8000人の村が稲でつくる一大絵巻です。
2019年のモチーフは「おしん」と「おかあさんといっしょ」の「ガラピコぷ~」と発表されました。
色が違う稲を精密に植え分けることで描く田んぼアート、この記事ではその変化を随時更新してお知らせします。
【新着】8/25 第1田んぼアート、第2田んぼアートともに画像を追加!
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なお、2018年の田んぼアート記事はこちらに移動しました。
青森・田舎館村の田んぼアート2018年は「ローマの休日」と「手塚治虫キャラクター」! | さいとうサポート
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田舎館村の田んぼアート2018年は「ローマの休日」と「手塚治虫」、図案発表から公開、田植え直後から秋色まで随時更新していきます。
田んぼアート第1会場のテーマは「おしん」
田舎館村役場に隣接する田んぼアート第1会場、今年のテーマはNHK朝の連続テレビ小説「おしん」と発表されました。
わたしも小学生の頃に見ていましたよ「おしん」。
おしんが奉公に出る川の別れの場面を描くそうです。
今年は不朽の名作「#おしん」がテーマです!あの名場面が、よみがえります。
— 朝日新聞青森総局 (@asahi_aomori) 2019年4月19日
青森)田んぼアートで「おしん」名場面 田舎館村:朝日新聞デジタル https://t.co/IsXnpDoXUz
6/29 もうだいぶ稲が育っていました!
スマートフォンからツイッターにアップした動画がこちらです。
おしーーーん!!! pic.twitter.com/iEcaPMjBOL
— さいとうみかこ(うらべっち)@弘前住みブロガー (@urabetti) 2019年6月29日
とても稲には見えませんね…。
稲なのに顔認識余裕なの笑う pic.twitter.com/6nMPkYDquv
— さいとうみかこ(うらべっち)@弘前住みブロガー (@urabetti) 2019年6月29日
第2会場は「おかあさんといっしょ」の人形劇「ガラピコぷ~」
これまでも「ウルトラマン」「サザエさん」「スターウォーズ」「シン・ゴジラ」「桃太郎」「手塚治虫キャラクター」などファミリーに人気の図柄を稲で描いてきた第2会場。
こちらは第1会場から車で10分ほどの道の駅「弥生の里」にあります。
2019年は放映60周年を迎える「おかあさんといっしょ」から「ガラピコぷ~」のキャラクターを描くそうです。
もう、うちは子どもが9歳なので、しばらくおかあさんといっしょを見てないのですが、こういうキャラ(右)なんですね。(にこにこ、ぷんはわかる)
なつかしのじゃじゃまる、ぴっころ、ぽろり。実は『にこにこ、ぷん』と「、」が入るのが正しい表記です。ちなみに『ガラピコぷ~』は「ガラピコ、ぷ~」ではありません。#平成のNHK #平成のおかあさんといっしょhttps://t.co/mMp7ulTOZI pic.twitter.com/jMloKxUoRT
— NHK Eテレ編集部 (@nhk_Etele) 2019年4月27日
2月にはスノーアートの会場にもなるこの弥生の里展望台前ですが、GWにはまだ土がむき出しになっていました。
こちらの田植えは6月15日からとなるそうです。
そして、6月29日に見てきた時の様子はこちら!
まだ水面が見えますが輪郭はくっきりしてますね。
石のアート「惜しまれる人」は「男はつらいよ 車寅次郎」
第2会場の田んぼアートに隣接している石のアート。
色が違う石を敷き詰めて作るアートです。こちらも田んぼアートと同じく上から見た時にバランスがとれるように遠近法が使われています。
2019年は映画「男はつらいよ」50周年を記念して、「車寅次郎」を描きまました。
おや、今までは高倉健さん、石原裕次郎さんなど、俳優名で描かれていましたが、今年は役名ですね?
なぜ、渥美二郎さんではなく、「車寅次郎」になったのか素朴に気になるところです。
さて、5月5日に見てきた石のアートがこちらです!
岩木山に「松竹」の文字が見える!! pic.twitter.com/wpVJBi126g
— さいとうみかこ(うらべっち)@弘前住みブロガー (@urabetti) 2019年5月5日
思わずテーマを口ずさみましたが、風が強くてよく聞こえませんね。
子どもの頃から父親に連れられて「男はつらいよ」を映画館で見てきたわたしです。
寅さんの向こうに見える岩木山に、あの「松竹」のロゴが浮かんできました。
(↓イメージ図)
(怒られたら消します)
背面の美空ひばりさんは2年目なので継続、川柳の部分が新しくなりました。
YouTubeにアップしました!
今年は動画もやるので、第1会場、第2会場ともにまとめてYouTubeにアップしました。
こちらも随時アップしていく所存です!
【8/24】秋色になってきた田んぼアートを再訪
8月最後の週末に再び田舎館村の田んぼアートを訪れました。
稲の色が前回とだいぶ変わっています!
8/24の「おしん」
よく見ると、おしんの顔や傘の一部の稲が無くなっています?
白い稲の部分だけのようですね。
今年は長く雨が降らずにいたのが、数日前に洪水警報が出るほどの豪雨がありました。
何か関連があるのか気になります。
そして、今回は+200円払って上の天守閣からも見てきました。
4階の展望デッキからと並べておきますね。
遠近法が使われていることがよくわかるので、一度は6階の天守閣から見ることをおすすめします。
4階でチケットを買って2階分の階段を上りますよ。
8/24の「ガラピコぷ~」
こちらは前回訪問時は植えたてだったので、「おお!」と言うくらい変化していました。
画像はパノラマ加工しています。パノラマモードか動画じゃないと普通のカメラやスマートフォンでは入らないですね。
赤い稲の色づきがちょうどいいです。
【9/28】稲刈り直前の田んぼアート観覧
北海道からわたしの両親が遊びに来たので、稲刈り前日の田んぼアート観覧に連れて行きました。
まずは第一会場の「おしん」。
緑だった稲もすっかり黄金色になっています。
ではこの3ヶ月間の変化を並べてみましょう。
やはり一番の見頃は7月あたりでしょうね。
この色の変化も毎度楽しみです。
第二会場「ガラピコぷ~」も黄金色
田んぼアート撮影には「THETA」など360度カメラがあると便利です。
田んぼアート、普通に記念写真撮ると1枚目みたいになりがち。
— さいとうみかこ(うらべっち)@弘前住みブロガー (@urabetti) September 28, 2019
360度カメラあると1プッシュで田んぼも人も撮れるので便利✌️
わたしは3年前に買ったTHETA SC https://t.co/ssujuiceYA 使ってます。
買った時よりだいぶ下がって2.2万になってるー。 pic.twitter.com/gDz4XLrwiY
というわけで、何度見ても楽しい田んぼアートでした!
9/29稲刈りツアーあります!
田んぼアートのお米でつくったおにぎりと豚汁もふるまわれるそうです。
田んぼアート&石のアート公開は10月6日(日)まで
これで田んぼアート公開は終わり、ではありません!
9月29日に稲刈りするのは第一会場「おしん」だけ。
例年の様子を見ると背景部分の刈り取りになります。
その後も第一会場、第二会場ともに公開は10月6日まで。
なお、第一会場は9月29日(稲刈り日)は展望台は休館、30日~10月6日までは無料で観覧できます。
全部見ても合計800円だから見ないと損!
入場料は第1会場300円(展望デッキ)+200円(天守閣)+第2会場300円=800円で超絶ハイクオリティな稲の芸術を見て回れます。
ねぶた・ねぷた祭りは夜なので、日中は田んぼアートへ。
そんな導線をうまくつかんで8000人の村に30万人もの観光客を呼び寄せる田舎館村。
冬は第二会場の田んぼにスノーアートも描くなど、企画・実行力がすごい村です。
開催要項は田舎館村のホームページからご確認ください。
見ごろは7月下旬から8月中旬頃。
特に祭り期間は混みますが、一見の価値はありますよ。
田舎館村田んぼアートへの行き方
車
- 弘前市街地から15~20分ほど
- 青森市から40分ほど
電車
- 弘南鉄道 弘前~黒石行き 田んぼアート下車(30分毎・約23分)
第二田んぼアートの近くにつきます。
第二田んぼアートから第一田んぼアートには無料シャトルバス「たさあべ号」(30分毎運行)で約10分
詳しくは公式サイトをご覧ください⇒田んぼアートご利用案内 | 田舎館村
随時追加します
この記事は、状況が進むにつれて随時加筆していきます。
今年こそ田舎館村の田んぼアートを見てみようという方はぜひブックマークしていってくださいね。
そして、ぜひ実際に現地へ行って見てみてください。
いくらテレビやネットで見られたとしても、実物の迫力にはかないませんから!
青森へおいでよ
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