2018年の弘前さくらまつり100周年に向けて、2017年の桜を記録しておきます
いつもより少し長かった「100年目の弘前さくらまつり」がGWとともに終わり、よっこらしょと日常に戻っている弘前市民の斎藤です。
桜を見まくっていた分、働かなくては!
さくらまつり期間は、昼夜問わずほとんど出歩いていたので、肝心の桜のことを投稿することができませんでした。
過ぎてしまった桜の時期を惜しみつつ、今年のさくらまつりを振り返っておきます。
「100周年」を迎える来年の為にも!
今年の開花は4月18日、早咲きの年でした
第一報では4月23日頃開花の予報でしたが、4月中旬にあたたかくなり開花が早まりました。
3年連続の早咲きです。
当日のブログ記事はこちら。
来たよ、来たよ、桜!! ソメイヨシノの開花宣言が出た弘前公園を散策しました | さいとうサポート
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弘前公園、2017年のソメイヨシノ開花宣言は、園内と外濠が同日で4月18日に出ました。その夕方の様子をお届けします。
追手門前での定点観測。
4月21日、さくらまつり前日には外濠もだいぶ咲いていました
4月22日、さくらまつり初日の夕方はFacebookビアパーティーへ
Facebookビアパーティー観桜会に参加する前にちょっと散歩。
ビアパーティーも、たくさんの人と出会いました。
4月24日、外濠は満開に
23日はさくら野でキセカエヤ出店していた為、桜パトロールはお休み。
24日の午後に行ったら、外濠の桜が満開でした。
月曜日ですがにぎわってます。
この日、北海道からわたしの両親が弘前に到着。
満開の桜の時期に来るのは初めて。
24日から2泊の予定と聞いた時は、ちょっと早いと思ったのですが、開花が早まってちょうどよくなりました。
夕方の弘前公園散策。
4月25日、満開の桜を桜桟敷席で味わう
25日は、両親とともに午前中から弘前公園へ。
今年初の試みである弘前さくら桟敷席でお弁当を食べました。
二段重ねのお弁当とビール、日本酒がついてます。一人前5,000円也。
ノンアルコールの場合はお茶が2本とリンゴジュースだったかな?
ここは完全予約制で、小学生の息子は内容をお茶セット(2,500円)にしてもらうことで対応していただきました。
息子は持参した唐揚げとおにぎり、大人のお弁当から好きなおかずをつまみ、お茶セットのアップルパイやお菓子をバクバク食べていました。(持ち込みはOKでした)
そして、津軽三味線の生演奏。
1日4回、20分間の演奏タイムがあります。
今回は糸の音と書いて「しおん」のお二人による津軽三味線の演奏でした。
演者は回によって変わるそうです。
わたしの父は津軽三味線が好きなので、ずっと正面で見てました。
なお、空席がある時は1,000円でりんごジュースとプチアップルパイをいただきながら津軽三味線の演奏が見られるプランもありました。
木造りの特設会場ですが、ビニールの壁と、中にはストーブもあり、雨や寒さにも耐えられるようになっていました。
さくら桟敷席は来年も企画するそうなので、今年の結果を受けてどのようにブラッシュアップされるか楽しみです。
わたしのようにお重を作ったりする準備はしたくないけれど、年齢層高めのゲストをおもてなししたいという時におすすめです。
人力車が走り、観光船が白鳥になつかれる?
100周年に向けて、いろいろな企画が行われていました今年のさくらまつり。
例えば観光人力車。
追手門から下乗橋、または東門から下乗橋の約15分間。
4月22日(土)~11月15日(水)まで運行予定、荒天の日はお休みです。
それから、観光和船。
2016年は中濠に手漕ぎボートを出していましたが、今年は船頭さんがいる和船が出ました。
船頭さんの語りや歌も聞きどころのようで、先に見ていた父の話しでは、
「待ちぼうけを民謡調で唄ってたよ!?」とのことでした。
しかし、帰りに見た時は、弘前公園に住み着いている白鳥がやってきていて…。
中濠の観光船を白鳥が伴走してると思ったら、首突っ込んでつついて襲撃してた。 pic.twitter.com/3AapZPdmyO
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年4月25日
白鳥になつかれている、じゃなくて、つつかれてました。
どう見ても、
「おうおう、誰のシマに断りもなく入ってるんじゃ? エサ出せやゴルァ!」
でした。
船頭さんがそっと櫂で押しやろうとするのですが、それにも噛みつくぐらい。
まさか、外国人も含む観光客がたくさん見守る中で叩いたりするわけにもいかず、大変そうでしたね。
石垣工事を見るための展望デッキも
こちらも今年の試みですね。
弘前城の天守閣が乗っていた石垣を、いよいよ今年から工事しています。
まずはナンバリングされた石垣の石を一つ一つていねいに分解するところから。
お祭り期間は休工ですが、外した石垣やナンバリングされている様子は、新設された展望デッキで近づいて見ることができます。
桜のトンネルはまだでしたが、西濠の西側の桜は満開だったので、そちら側の道を歩きました。
いや、本当にいい日に当たりました。
両親が旅行の手配をしたのは3月初旬でしたが、その時点で平日しか狙えなかったのですよ。
よく満開の時にめぐり合わせたものです。
「こんな桜は見たことがない!」と喜んで帰りました。
26日、雨模様もいいものだ
両親を見送った朝、弘前はやや雨が降っていました。
それはそれでいいものですね。
外濠のソメイヨシノは満開から散り始めて、園内は満開が続いていました。
27日、花筏が始まる
散った桜の花びらが外濠をうめる「花筏」、少しずつ広がります。
天気は良いけど、かなり風が強くて寒い日でした。
この日は、午後からこぎんフェスの搬入があったので、公園の中には入らず。
28日~30日までの3日間は、ほぼこぎんフェスの会場にいました。
第6回こぎんフェス、ありがとうございました! | さいとうサポート
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4月28日(金)~30日(日)、3日間のこぎんフェスが終了しました。 3日間とも会場にいたわたしは、フェスが終わった今、少々ぼんやりしています。 そう言えば、ブログもずっと書けな...
30日、快晴の日曜でおおにぎわい
こぎんフェス3日目の日曜は、ダンナが休みだったので息子をお任せして、朝から弘前公園へ。
外濠は桜吹雪と花筏のコラボがみごとでした!
舞う花びらを追っかける子どもの声がひびきます。
この時期の弘前公園に行くと、楽園感すごいです。
もちろん、花筏ができるくらい散っているわけですから、木々の花は隙間ができてきました。
「えんとつ町のプペル」光る絵本展が始まっていました
ネットで話題の絵本「えんとつ町のプペル」の光る絵本展が始まっていました。
30日朝の様子は、しっかりカバーされていて、追手門からのびる歩道の左側に歩道に背を向けるように並んでいました。
5月1日には、著者のキングコング西野氏によるワークショップが開催され、その時に本人からレイアウトについて提言があったそうです。
キングコング 西野 公式ブログ
父ちゃんは普通のサラリーマンで、僕は4人兄弟の3番目。兄、姉、僕、弟の順だ。僕の洋服や自転車やアレやコレは全部、兄ちゃんの"おさがり"で、いつも新品のモノを身につけていた長男や長女...
この変更後のレイアウトは、また後日見てきました。
このあたりは、人を集める時に地味に大事なことなので、うまい人のをどんどん吸収していきたいですね。
わたしもイベントでキセカエヤをする時はいつも試行錯誤です。
西濠にある桜のトンネルも満開だったので、THETAを持って全天球画像や動画を撮影したりしました。
360度のTHETA画像はまた別にまとめます。
朝からだったけど、知っている人にもたくさん会いました。みんな好きだなぁ。
そして、こぎんフェス終了後、夜桜見物にも今シーズン初めて行ったのです。
弘前は夜桜もすごいんです
ライトアップされた外濠のあやしさ!
杉の大橋から見る中濠は鏡面のよう。
夜桜撮影で人気の春陽橋はさざ波が立っていたけれど、めいっぱいの人が乗っていました。
こちらも大人気、桜のハートです。
まぁ、息子は「花より団子」でした。
まだ桜の美しさを愛でる時期ではないようです。
桜のトンネルのベンチで、家族そろって花見団子。
そして、いつもいつも目の前でくぎづけになるのに入れないお化け屋敷。
いつかは入るかなぁ。
イベントが終わって5月1日は事務仕事で自宅引きこもり。
2日は弘前学院大学外人宣教師館へ、3日は子どもと古武道体感イベント「武士魂」へ。
弘前学院外人宣教師館で「青い目の人形」エリザベス・ハットンとご対面 | さいとうサポート
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弘前市の稔町(みのりちょう)にある弘前学院外人宣教師館&礼拝堂、GW特別公開に最終日ギリギリに行ってきました。 うちからわりと近いエリアにあるのですが、今まで行ったことがなかった弘...
晴れた日には「武士魂」!今年もアツくたのしい古武術イベントに参加しました | さいとうサポート
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2017年5月3日、青森県弘前市の武家屋敷・旧笹森家住宅で開催された古武術実演イベント「武士魂」に子どもと行ってきました。
3日はお昼に少し弘前公園の外濠を見ましたが、もう相当に散っていて、花筏も無いか色あせていました。はかない…。
それでも今年は4月18日に開花宣言したことを思えば、ずいぶんと長もちでした。
弘前公園は広く、桜も様々な種類が植えられています。
ソメイヨシノが散ると、変わって台頭してくるのが枝垂桜や寒桜系の色が濃い桜たち。
GW後半はそんな花々が観光客を迎えていました。
5月5日、ソメイヨシノの時期を過ぎても
関東から友人一家が遊びに来てくれたので、2家族で弘前公園周辺をグルグルと歩きながら観光しました。
屋台が並ぶ護国神社前の広場は八重桜がいっぱい咲いていて、花見客でにぎわっていました。
シートを広げて屋台フードをいただきます
ここで友人家族とそれぞれ屋台フードを持ち寄ってお昼。
子ども同士が同い年なので、気楽なおつきあいです。
わたしたちは、今年の新顔フードPPAP(ピタパンに・長谷川ポーク・アップル風味・ポテト添え)とca va?(サバのひと塩焼きタルタルソース入りピタパン)を食べました。うまー!
友人たちは黒石つゆ焼きそば、嶽きみの天ぷらなどを買い、それぞれ分けたり味見したりしながら食べました。
PPAP、来年も出ますかね。
元ネタ次第ですかね?
さいとう、船をこぐ。西濠のボート初体験!
お濠に桜がなければボートに乗ればいいじゃない、というアントワネット的思考でか、この日の西濠はボートで混みこみでした。
ボートは1そう1,000円(1時間)です。定員は3名。
二家族で7人いたので、3+3+1に分かれて乗りました。
船着き場周辺がとても混んでいたので、ボートが接触しあってなかなか進めなかったのですが、ボート漕いだ経験がある友人のおかげで、どうにかお濠の中央に進むことができました。
途中から、わたしも漕ぎ手になってみましたが……けっこう難しいですね!
さくらまつりで彼女とボートに乗りたい青少年は、事前に練習することをおすすめします。
そして、津軽ねぷた村へ。
友人たちは初めてですが、わたしも4年ぶりくらいです。
前回は途中にある生首ねぷたでUターンしてしまい、最後まで進めなかった息子も、今回は最後まで行けました。成長した!
夕食は津軽屋台村かだれ横丁で、子どもたちがよろこぶチーズナンから、大人が食べたかった津軽郷土料理をつつきました。
そして、また弘前公園に戻って夜桜見物!
この日も1万歩はとうに超えてましたね。
弘前公園に行くと、自然とよく歩くので運動不足解消になります。
夜のさくらプペル展!
「えんとつ町のプペル」展、レイアウト変更後は歩道に向かって絵面が見えるようになっていました。
前回の夜桜見物時に絵本の立ち読みしていた息子、やっぱり欲しくなったようで今日は買うと決めていました。
友人の娘ちゃんも買ってもらって、2人で読んでいました。ほのぼの。
ネットでは炎上したりしているキンコン西野氏ですが、弘前で展示を見ている人の声を聞くと、
「西野が絵本描いてるのは知ってたけど、ここまでとは!」
という方がまだ知っている方で、
「え、これなに? きれいだねぇ」
という方が多かったです。
ネットだけではわからないものですね。
だからこそ、こうして様々な形で展示をされているのでしょう。
夜の枝垂桜を楽しんで、今年のお花見は終了。
友人たち、今度はソメイヨシノ満開の時期に来たいと話していました。
今年は6回のお花見でした
開花宣言が出た4月18日から5月5日までで、ちゃんと弘前公園の中に入ったお花見は6回でした。
外濠だけ撮りに行った日を含めると10回近くになりますね。
しかも、これがわたしが特別多いわけじゃない。
桜が大好きな弘前市民は、この時期は何かと弘前公園に行くので、もう公園内に住んじゃえば?と言われる人さえいます。
青森県が花見の時間・費用が全国一だそうですが、弘前エリアでかなり押し上げているんじゃないかな…。
とにかく、弘前の桜はすごいので、ぜひ来年は少なくとも2月くらいには日程を決めてお花見に来てください。
もう、必ずベストな時期に見ようと思ったら、住むしかないんですけどね!
もう新緑の季節
Instagramの#桜の定点観測弘前 タグでまとめてご覧になれます。
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