つがるプロレスH29年度2戦目、反逆軍の勝利で大ピンチな事態に!
行ってきました、つがるプロレス今年度2回目大会!
午前中は大雨で岩木川の近くに行くのは不安もありましたが、15時からの大会開始の頃にはすっかり晴れていました。
今回はオープニングに友人の娘ちゃんが出ると聞いて、いつもより早く会場到着。
それでは、通算5回目の今大会のレポートをたっぷりお届けします!
※試合結果はすべてつがるプロレスFacebookページより引用
オープニングアクトがもりだくさん
今回は、試合が始まるまでも色々ともりだくさんでした。
ちびっこダンサーたちのヒップホップがかわいい
前々回は開始前に子どもたちのフラダンスがありましたが、今回はヒップホップダンス!
ロコスタジオの保育園~小学生低学年の小さなキッズたちのダンスでした。
初舞台の子も多かったそうですが、友人の娘ちゃんも参加していて堂々としたダンスぶりでした。
リーディングライブ「卍の城物語」のお知らせ
続いて、リーディングライブ「卍の城物語」のお知らせ。
津軽為信が津軽統一を成し遂げるまでの日々を描くライブで、弘前出身の神敏将さん、梶野稔さん(ともに劇団民藝)が中心となり、地元の方々も参加して上演を行うとのことです。
公演は8月23日(水)14:00~/18:30~の昼夜2回公演。
会場は弘前市民会館です。詳細は以下のリンクよりご確認ください。
関連リンク>リーディングライブ「卍の城物語」
ちょうど小学校は始業式の日だから、行けるのは夜の部かな…。
歴史マニアの夫に何回説明されても忘れてしまうから、舞台で覚えるかしら。
プロレス教室は過去最多のちびっこが登場!
毎回恒例のプロレス体験教室。
今回はキッズダンサーの男子たちがたくさん上がりました。
こんなに上がったのは初めてじゃないかな…。
プロレス体験教室、キッズダンサー多数参加。TAKEMARU選手タジタジの質問攻め。 #つがるプロレス pic.twitter.com/8E8aEJNYqW
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年7月16日
「ピーちゃんと戦うの?」
「人を食べるの?」
「目、見えてるの?」
などなど、TAKEMARU選手の解説をさえぎり質問が次々と浴びせられてました。
一通りスクワットやロープワークをやってみた後は、大谷譲二選手と1対たくさんで対決。
相撲の興業でもよくありますね、ちびっこたくさん対力士。
大谷選手、子どもを担ぎ上げて走ったりしてましたが、最後はよってたかって倒されていました。
コミッショナーは二度リングに上がる
そして、リングアナウンサーから大会の開始が告げられ、今泉コミッショナーがご挨拶。
さらりと反逆軍対正規軍の抗争など前回のおさらいもしました。
うん、毎回新しいキッズが多いので、こういう流れの解説は必要ですね。
何か段取りの手違いがあったのか、いったんリングを降りたコミッショナーが、またリングに上がり、特にどうということもなくまた降りるという場面もありました。
さぁ、いよいよ始まりますよ!
本日の対戦カード!#つがるプロレス pic.twitter.com/AHO79XkrXK
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年7月16日
【第0試合】恒例の社会人プロレス、シングルマッチでした
✖️ダイエット・マシーン vs ○吉田一仁
< 4'44" アンクルロック>
毎度おなじみ第ゼロ試合は、十和田と深浦の社会人プロレス団体提供です。
ダイエットマシーンもなにげにプレ旗揚げから皆勤賞なのでは…?
今回はシングルマッチとあって、ダイエットマシーンも序盤はプロレス技を真面目にやっていました。
まぁ、すぐにこうなっちゃうんですが。
一列目の客席でカメラ持ってたわたしにしっかりアピール。
「はい、おねえさん、撮って撮ってーー!!」
そう言われたら、バッチリ撮っちゃいますよ。
パンストかぶせられてた吉田選手ですが、最後はしっかり足を極めてギブアップを奪っていました。
【第1試合】 新井健一郎ってあのアラケン!
○新井健一郎 vs ✖️清水来人 (夢闘派プロレス)
<9'22" パイルドライバー → 片エビ固め>
第一試合、初参戦の新井健一郎と清水来人選手のシングルマッチ。
はじめは
新井健一郎って誰だっけー??
とぼんやりしてたけど、Twitterで他の人が「アラケン」と呼んでいるのを見て、
闘龍門にいたレスラーだと気づきました。
スキンヘッドに漢字熟語入りツナギのコスチュームでなかなかにコワい感じです。
対する清水来人(らいと)選手は、今年夢闘派プロレスからデビューした新人選手。
ただの新人選手じゃなくて、
20年近い経歴がある新井選手に対しても、
「来いよ、オラァッ!!」
と煽っていました。
どっちも顔怖い!!
過去には大日本プロレスで練習生だったとか、
2年以上前のRINGSの大会告知にインタビューが載っていたり、
プロレスの経歴はある選手のようです。
ゴツゴツとぶつかりあって、
最後は新井選手がパイルドライバーで勝利。
【第2試合】 PURE-J 提供試合 タッグマッチ 30分1本勝負
KAZUKI/○中森華子 組 vs Leon/✖️ライディーン鋼 組
<16'34" ギロチンドロップ → 片エビ固め>
今回の女子プロレス試合は、ひろさきこざくら&アップルキャンディ姐さんはお休み。
8月に後楽園ホールで旗揚げする「Pure-J 女子プロレスの提供試合でした。
ダイナマイト関西やキューティー鈴木がいたJWPが改名して新規スタートという認識でいいのでしょうか。
中森華子選手のコスチュームがひときわ華やかでした。
マスクウーマンのLeon選手が、キッズダンサーたちの熱い声援を受けていました。
Leon……??
あ、アルシオンの高瀬玲奈⇒玲央奈なのかっ!?
記事を書きながら検索していて気づきました。
他にも、みんな知らない選手だなぁと思ってたけど、本名時代は知ってました。
活躍長い女子選手増えたなぁ!
名前はPure-Jですが、激しい場外乱闘の場面もあり。
小さなお子さんが泣いたりもしていました。
テンポのよい試合は、ずっと受けに回っていたKAZUKI選手から交替した中森華子選手が、得意技のギロチンドロップで勝利を奪いました。
終わった後も、Leon選手は子どもたちに人気でしたねぇ。
【セミファイナル】 おかえり、ミスター雁之助!!
ミスター雁之助 (ガッツワールドプロレスリング)/✖️竹田光珠 (暗黒プロレス組織666) 組
vs 山田太郎 (暗黒プロレス組織666)/○大谷譲二 (ガッツワールドプロレスリング) 組
<17'52" 腕極めノーザンスープレックスホールド>
前回、直前の試合で顔面10箇所以上を骨折して欠場したミスター雁之助選手。
3ヵ月の治療・リハビリを経て、ここ弘前で復帰第1戦です!
第三試合 ミスター雁之助復帰戦。
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年7月16日
つがるプロレスのプレ旗揚げ戦から、前回欠場するまでは、ずっとここまで引っ張ってくれていた。おかえりなさい。また来てくれて、ここで復帰してくれてありがとう。#つがるプロレス pic.twitter.com/qYNdMDH70R
先発は雁之助選手対山田太郎選手。
雁之助「おい! 俺は顔を10カ所折ったんだよ! それに、もうすぐ50歳だ! わかってんだろうな!!」
太郎「え、それは手加減しろってことっスか? また折ってやるよ!!」
まずは、煽り合いからスタートです。
最初のロープワークの途中で、雁之助選手がつまづいたようになり、そのままリング下にエスケープ。
しばらく膝のあたりを押さえていて、ヒヤリとしました。
自分で「雁之助!」コールを観客に煽りながら、リングに復帰。
その後は、特に気になる場面はありませんでした。
さすがに顔面責めは痛そうでしたが…。
若手2人はどちらも鍛えた身体を正面からぶつけ合っていました。
竹田選手は会場の小学生から
「青パンツマン、がんばれ!!」
の声援を受け、雁之助選手もそれを拾って呼んでいたので、ここつがるプロレスでは「竹田」と呼ばれず、ひたすら青パンツマンでした。
なお、同じ男子によりミスター雁之助選手=「雁ちゃん」になっていました。
場外戦もあり、一進一退の攻防が続きます。
しばらく青パンツマンが捕まる⇒雁ちゃんが交替して活躍⇒青パンツマン再度がんばる。
そんな流れから、最後は大谷選手の腕極めノーザンライトスープレックスが決め手になりました。
雁ちゃん復帰初戦を飾れず!
もうすぐ50歳になるミスター雁之助選手、顔面10箇所骨折という重傷からの復帰はすごいことです。
間近で見ても、顔に目に見えた変化がなくて安心しました。
試合の中だけではなく、つがるプロレスには欠かせない存在です。
そう言えば、あのガチな叱責からもう1年か…。
つがるプロレス第2戦、メインのふがいなさにミスター雁之助の叱責が響きました | さいとうサポート
さいとうサポート
「オイ、gosaku!! なんのためにプロレスやってんだよ!!」 7月24日、つがるプロレスの旗揚げ第2戦が河西体育センターで開催されました。 メインは看板選手の gosaku vs ミスター雁之...
また次回もぜひ弘前に来て、心配無用に暴れまくる姿を見せてください!
【メインイベント】 6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
✖️TAKEMARU/岩木山仮面/YUJI KITO (ASUKA PROJECT)
vs ○ガッツ石島 (ガッツワールドプロレスリング)/レイ餃子マン/CHANGO 組 <15'41" ブレーンバスター → 片エビ固め>
記事長すぎですが、ようやくメインです。
前回は雪どけ前で参戦できなかった岩木山仮面が、今回は正規軍の一員として参加。
入場時に謎のポーズを決めてくれました。
この岩木山仮面、どうも雪国よりも南国っぽい空気をかもしだしているんですよねぇ。
つがる正規軍&たか丸くんに歯向かう反逆軍&わっとくんがやばい理由
そして、つがるプロレスのエース・TAKEMARU選手のセコンドは、いつも大人気な弘前城のゆるキャラ、たか丸くん。
さらに、今回は!!
あの、和徳(わとく)町のゆるキャラ・わっとくんが、反逆軍側のセコンドに!!
【速報】メインのセコンドが、
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年7月16日
たか丸くんVSわっとくん
やばい。#つがるプロレス pic.twitter.com/VGYQ8ebiky
なにがやばいって、その昔、和徳のお城は大浦(津軽)為信に一人残らず制圧されて津軽になったという歴史があるのです。
たぶん、「卍の城物語」でもそのへんやると思うんですが。
その和徳のマスコットキャラクターであるわっとくんが、つがるプロレス正規軍&たか丸くんの敵側に回ったということは、21世紀の下克上?!
などと勝手に興奮していたのは、わたしだけでしょうか。
そのせいか、場外乱闘でもたか丸くんが反逆軍のレスラー相手に刀で攻撃するなど、普段のキャラと違うアグレッシブな感じに。
ばっこーん!と2回もいい音させてました。
まぁ、結局はわたしの考えすぎだったようで、試合が進むうちにわっとくんはこちら側に来て、たか丸くん、ピーちゃんとともに子どもたちのお相手をしていました。
そうよね、そんなガチな設定持ち込んだりしないよね…。
正規軍の敗北! コミッショナーが無残なことに…
試合内容にまったく触れてないのですが、6人タッグの目まぐるしい攻防のあげく、ガッツ石島選手がブレーンバスターでTAKEMARU選手を沈めます。
勝ち誇り、今泉コミッショナーにギャラアップを要求する反逆軍たち。
しかし、今泉コミッショナーは
「反則じゃないか!」
とこれを拒否。
すると、リングに無理やり上げられて…
散々な目に合わされていました。
(あの……その人、実は弘前の市会議員…)
気勢を上げる反逆軍は、次回の興業でつがるプロレスの運営権を賭けての勝負を要求して立ち去ります。
子ども無料だし、自前の選手少ないし、どう見ても利益が出ているように見えないのですが、彼らにとっては別のものが見えているのかもしれません。
ようやく起き上がったTAKEMARU選手および、正規軍メンバー。
次回は必ず勝つ!と11月の次回大会に向けて誓います。
…いま、この記事を書きながら思い出しましたが、
前回せっかく決定したつがるプロレスのかけ声を、
もしかして、みんな忘れていました??
「けっぱれー、つがるーー!!」
続きは11月18日(土)、河西体育センターだそうです。
これだけ悲惨な結末のわりには、明るい雰囲気でした。
【動画配信】
地元FMアップルウェーブのWebにて、ダイジェスト動画が配信されています。
【追記】2017年度最終戦の記事をアップしました!
さよなら、また会う日まで! つがるプロレス大団円 | さいとうサポート
さいとうサポート
つがるプロレス、エースTAKEMARU選手の無期限武者修行の旅立ち。反つがるプロレス軍との戦いは? 2017年度最終戦の観戦レポート。
【関連記事】
つがるプロレス、わちゃわちゃドタバタな1周年興行でした | さいとうサポート
さいとうサポート
青森県弘前発のローカルプロレス団体「つがるプロレス」が、旗揚げ一周年を迎えました! 1年前の旗揚げ、いやその前のプレ旗揚げ戦から二転三転、七転び八起きしてきたつがるプロレス。 途...
つがるプロレス第三戦、gosaku不在ながらものびのびした興行でした | さいとうサポート
さいとうサポート
前回、メインでふがいない試合をしたgosaku選手が追放される、というまさかの事態になったつがるプロレス。 それでも、第三戦の興業は(今回も二転三転しながら)始まりました。 わたしも今...
つがるプロレス第2戦、メインのふがいなさにミスター雁之助の叱責が響きました | さいとうサポート
さいとうサポート
「オイ、gosaku!! なんのためにプロレスやってんだよ!!」 7月24日、つがるプロレスの旗揚げ第2戦が河西体育センターで開催されました。 メインは看板選手の gosaku vs ミスター雁之...
つがるプロレス旗揚げ戦、あの船木誠勝と並び立つgosakuの姿に続けるつよさを見た | さいとうサポート
さいとうサポート
前回に続いて、つがるプロレス旗揚げ戦のレポートをお届けします。 メーンイベントは弘前市の弘前大学教育学部附属中学校OBタッグ、船木誠勝&gosaku、TAKEMARU対ミスター雁之助&ガッツ石島...