アラフォー主婦が夏の弘前バル街で「ブラタモリ」見てきた
1年半ぶりに行ってきました弘前バル街!
5枚つづりのチケットを持って、弘前の街中をはしご酒できるこのイベント、2月と7月の年2回開催されています。
前回、初参加したのが2016年2月。
マイナス気温の極寒の中を震えながら飲み歩きしました。
↓前回の記事
アラフォー主婦が初めて弘前バル街で飲み歩いてみたら… | さいとうサポート
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弘前バル街に初めて行ってきました! 年に2回開催されている弘前バル街、いつもダンナが飲み歩きに行って、わたしは息子とお留守番だったけれど、今回はダンナが留守番をして送り出してくれ...
今回はまだ明るい18時頃、いつもの屋台村かだれ横丁からスタートしました。
途中、NHK「ブラタモリ」弘前編を土手町コミュニティパークでパブリックビューイングしていたので、友人たちといっしょに見てきましたよ。
そんな、ちょっと変わった夏のバル街の記録です。
一年半ぶりのバル街参戦。
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年7月8日
夏バルは明るいし、極寒じゃなくていいなーpic.twitter.com/93XLC8TFV9
1.まずは津軽屋台村かだれ横丁で持ち寄り一杯
今回の同行者は札幌から来た友人エミちゃんとそのまた友人のフジさん。
東北旅行の帰り路に弘前に寄ってくれたのだけど、本当は7日の1泊だけで帰るつもりでした。
でも、かだれ横丁で飲みながらバル街のことや、「ブラタモリ」パブリックビューイングの話しを聞いて、せっかくだからと予定を変更して延泊。
いっしょに夏のバル街に繰り出すことになったのです。
そんなわけで、2晩続けてかだれ横丁へ。
まず、タイトル画像の通り、18時過ぎでも明るく人がたくさん。
中に入るとライブドローイングをやっていました。
ここは屋台村形式で、バル街に参加しているお店も参加していないお店もあります。
フジさんは前日の飲み会で気に入ったチーズナンを求めてインド・ネパール料理店のブルナへ。
このチーズナンがバル街のメニューに入っていてよかった!
わたしは「居酒屋オダギリくん」でハイネケンビールと、唐揚げがメインのピンチョス(小料理)をいただきました。
東京からいつもメディアのすごい人を弘前に連れてくる山尾さんもごいっしょして、まずはスタートの乾杯。
前日はゆったりしていた「かだれ横丁」の客席が、もういっぱいになっています。
奥の多目的ホールでは、フラダンスのショータイムでした。
そりゃあ、こんな大きいイベントの前の日は静かなわけでしたね。
2.レストラン山崎でフレンチと津軽三味線のコラボを味わう
続いて、一度は行ってみたかったフレンチの名店「レストラン山崎」へ。
完全無農薬・無肥料の「奇跡のリンゴ」を使った冷製スープは有名で、北海道のエミちゃんも知っていました。
ちなみに、バル街の当日チケットもこちらで買いました。
ちょうど、太田彩香さんによる津軽三味線ライブが始まるところでした。
彼女は弘前大学の学院生で、子どもの頃から津軽三味線を演奏し、今年はアルパ奏者の小野華那子さんと並んで弘前市の広報ひろさきの表紙を飾りました。
津軽じょんから節でよく演奏される新節だけではなく、旧節、中節も演奏されていました。
津軽三味線は間近で聴くと音圧をビリビリ感じることができるので、観光で来ている友人たちに体感してもらえてよかったです。
この手前のお肉がホロホロに柔らかくて幸せでした…。
さて、津軽三味線ライブが終わってお店を出たら「ブラタモリ」の始まる直前。
パブリックビューイング会場の土手町コミュニティパークへテクテクと移動します。
3.土手町コミュニティパークで「ブラタモリ」パブリックビューイング
19時半からの「ブラタモリ」が始まる頃にちょうどよく到着。
すでに、たくさんの人が集まっています。
ここもバル街の会場です。
「函館・道南を感じる1日 in ひろさき土手町」と題して、函館の五島軒と江差町の皐月蔵チャミセが出店。
呼び込みの声に誘われて江差町のピンチョスと白ワインをいただきました。
なんか、道外で北海道の料理を見ると食べたくなるんですよね。道産子だもの。
80インチの大画面の近くは、みんな床に直座りして見ています。
わたしたちもそこに座りました。
土手町コミュニティパークのブラタモリ、パブリックビューイング来たよー! pic.twitter.com/VwZiCSG3Ym
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年7月8日
「ブラタモリ」が始まり、案内役の弘前市立博物館の名物学芸員・棟方隆仁さんが登場すると、会場内に拍手が起こりました。
そして、目の前をリアルに棟方さんが横切って行き、画面のすぐ側で番組を見ています。
弘前城の天守閣とその曳屋、お寺が並ぶ禅林街、街の中の坂道、リンゴの剪定鋏、武士の失業対策で始めたリンゴづくり、その技術を生かした桜の剪定やお礼肥え。
三國打刃物店の三國さん、武士の流れをくむリンゴ農家の工藤さんも会場にいらしていて、番組に登場すると紹介されてまた拍手が起きていました。
ブラタモリに登場する人が現れる度に、ここに来ている人が紹介されて拍手が起こるパブリックビューイングたのしい。#ブラタモリ
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年7月8日
終了時の拍手、エンディングになるあたりで目頭を押さえている方もいました。
ブラタモリ、ひろさき土手町コミュニティパークのパブリックビューイング終了時の拍手 #ブラタモリ #弘前 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
終わった後は、案内役をした棟方さんが前へ。
ちょっとしたコメントをして、大ポスター&小ポスターのプレゼント企画へ。
もっと撮影時の裏話を喋るのかなと思ってましたが、刃物の三國さんも、リンゴの工藤さんも前でコメントまではしませんでした。
ディープに弘前の歴史を知る人や、ブラタモリを毎回見ている人からは、
もっと濃い内容を望む声もTwitterなどで見かけていますが、
わたしのようにブラタモリをあまり見ていない層や、
友人たちのように弘前がどこにあるかも来る直前まで知らなかった層にとっては、
わかりやすくて楽しめる内容でした。
また、地元で周りの反応のを感じながらライブで見られたことは、いい思い出になり、友人も「次は桜の時期にぜひ」と言っていました。
番組の足跡はNHKのサイトに載っています。
#78 弘前 ~サムライがつくった 弘前の宝とは!? ~ | タモリのブラブラ足跡マップ | ブラタモリ - NHK
ブラタモリ - NHK
タモリさんが”ブラブラ”したルートを掲載。タモリさんの旅を追体験しよう!
個人的に、棟方さんとはプロレスファンつながりで、陸奥新報のリレーエッセイのバトンをいただいたことがあるので、実は卓球部だったという意外な一面や、曳屋の時の良い声が聴けたのもツボでした。
4.夜はこれからとBAR BLOCK HOUSEへ
「ブラタモリ」終了後に山尾さんは弘前を発ち、わたしたちはさらに夜の鍛冶町へ。
前回のバル街では表まで人が並んでいて諦めた「BAR BLOCK HOUSEへ。
JAZZが流れる大人のバーで、よく一人飲みもしていたエミちゃんがすっかり気に入っていました。
わたしはジンリッキーをオーダー。
ピンチョスは白神山地の魚の燻製がメインです。
わたしがエミちゃんと仕事をしていたのは、28歳の時だから…えーと、もう14年前!?
年は彼女の方がずっと若かったけど、数ヵ月先輩で、何かとお世話されたりしたりしました。
そんな昔話に花が咲いて。
では、最後のチケット1枚はどこにしようかと歩き出して。
4.最後は土手町のびいる亭へ
友人たちの宿泊先に近い土手町に出て、びいる亭に入りました。
バル街のはセルフサービス式で、ドリンクをオーダーした後はピンチョスは持って行ってね式。
ライム入りのビールカクテル。
最後がまたビールって珍しい飲み方をしました。
北海道の友だちと歩くバル街が楽しかった
友人たちは、昼に見てきた田んぼアートも、バル街も、弘前の歴史ある街並みも新鮮に感動してくれていて、案内したわたしもうれしかったです。
街の小ネタを披露しながら歩いていると、すっかりここの人になったような気分です。
バル街というイベントは函館から輸入したそうですが、もうすっかり弘前に定着した感があります。
たぶん、街がぎゅっと凝縮していて、はしご酒しやすいということもあるんでしょうね。
冬バルの時は、とにかく外に並ぶのが辛くて、並ばずにあたたかい食べ物が出るところを探してましたが、夏バルは歩いて帰るのも苦になりません。
夫と交代でバル参戦しているのですが、次も夏バルがいいなぁ~。
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