[太宰治生誕祭直前]金木町を三世代で歩いてみた
昨年の秋に続き、北海道からわたしの父が津軽にやってきました。
函館で用事があったついでに海峡をくぐる新幹線に乗って孫の顔を見に……ばかりではなく、前回に続いて太宰治の足跡をたどったフィンランド人の足跡をたどる旅です。
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太宰治の生家で有名な斜陽館、戦時中に太宰一家が身を寄せた疎開の家、そしておいしいしじみラーメンを楽しんで来ました。
周りの方のアドバイスのおかげで、初めて行った金木観光には良いルートを行けたので、生誕祭に訪れる方のためにも書き残しておきます。
新青森駅から山越えルートは辛かった…
新幹線に乗ってきた父が降りたのは新青森駅。
弘前から息子を乗せて新青森駅まで迎えに行き、そこからスマートフォンのナビで金木までのルートを検索したところ…。
アプリはYahoo!ドライブだったんですけどね…。
ぐねぐね山道運転で、先月の八甲田山超えを思い出しました。
後部座席の息子がちょっと具合悪くなってましたね。
これ、きっと国道7号線で浪岡へ行ってから五所川原市~金木の方が楽で早かったのではないかと…。
ここはちょっと失敗でした。
なんだかんだで1時間弱かかりました。
しかし、最近はクマに襲われたとか、山菜採りに行って行方不明になる事件が続いているのに、山の中でよく無人の車が止まっているのを見かけました。皆さん、どうぞご無事で…。
メロス坂商店街、太宰通り…金木の町中は太宰の名がたくさん
1枚目の写真は太宰治疎開の家の駐車場から撮りました。
この通り、「メロス坂商店街」と言うそうです。
ただし、日曜日とあってシャッターはほとんど下りてました。
うん、わたしも小さい町で育ったからわかるよ…日曜はお店が閉まるんだよ…。
駅前の案内板を見ると、メロス坂通り(南新町)、太宰通り(寺町)、斜陽館通り(本町)と、太宰治由来の名前をつけられた通りが3つもありました。
さらに、「通りの物語」として、「走れメロス」の挿し絵付小説がそこかしこに。
めっちゃ邪悪に対して敏感そうな鋭い目のメロスです。
運転してたので撮影できなかったけれど、道路脇の柵が車の角度から見ると太宰治の絵になっているのもありました。
今風に言うとガン推しですね。太宰ガン推し。
金木駅の2階「ぽっぽ家」は日曜日も営業!
小さい町の日曜日は本当に開いているお店を探すのが大変なのですが、Googleマップのおかげで金木駅2階にあるレストランぽっぽ家にたどり着きました!
Googleマップ、「中華たかはし(弘前の老舗ラーメン屋)を評価している人が評価しています」みたいなレコメンドしてくれるんですよ。定休日もわかるし、便利すぎてこわい。
ちなみに、疎開の家から徒歩3分ほどでした。
メニューはラーメンだけではなく、そば・うどん、丼物、カレー、パスタ、ホットケーキやアイスクリームまで、一通りなんでもそろっている感じです。
お値段も手頃で、他のお客さんも地元の人らしい雰囲気でした。
わたしと父は名物らしいしじみラーメンをオーダー。
透き通った塩ラーメンにしじみがたくさん入っています。
わたし、塩ラーメンが好きなのですが、あまり塩が美味しいお店って少なくてさみしい…。
でも! ここは美味しかったです。
あっさりしていながらも、ちゃんと味わいがありました。
息子の頼んだ味噌ラーメンは野菜多めでボリュームたっぷり。
麺になかなか届かないので、お手伝いしました。
さて、これで腹ごしらえはできたし、太宰治の足跡をたどってみましょう!
というところで、続きます。
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