夫婦別姓について考えて思い出した、わたしが「斎藤」になった理由
夫婦別姓を認めない現在の法律が「合憲」と最高裁が判断したニュースが、昨日から流れています。
参考リンク>夫婦別姓認めない規定 合憲の初判断 最高裁 NHKニュース
ニュースを見ながら、6歳の息子に聞いてみました。
「もし、父ちゃんと母ちゃんの名前が別々だったらどう?」
「え、じゃあぼくは?」
「息子くんは、どっちかの名前だよ。“さいとう”でもいいし、母ちゃんの“うらべ”でもいい」
「……そんなの、やだぁ。みんないっしょがいい」(涙目)
「じゃあ、最初からみんな“うらべ”だったら? みんないっしょだよ?」
「やだやだー! “さいとう”がいいー!!」
息子、ボロボロ涙をこぼしました。
な、なにも泣かなくても!
あわててなだめながら、たった6年間生きた息子にとっても自分の姓名が大事で愛着があるもので、わたしはそれを生まれてから27年も経って変えたのに、涙ひとつこぼさなかったんだなぁ、としみじみしました。
夫婦別姓にあこがれはありつつ、夫の姓「斎藤」になったわたしのお話し。