弘前街ナカゼミでこれまでの人生を90分語ってきました

第9回弘前街ナカゼミにて(撮影:Ryuuichi Yoneyamaさん)

第9回弘前街ナカゼミにて(撮影:Ryuuichi Yoneyamaさん)


弘前街ナカゼミでお話ししてきました。

雨の中、弘前市外から来られた方も多く、13人の参加者の方々の前でセキララな人生トークをしてきました。
いつ見ても波瀾万丈!的な。

ブログを書くことを本気で1年がんばったら、なぜか話しを聴きたいというオファーが数件来ていて、不思議なものです。

しゃべるより書くことの方が得意なわたしですが、目の前にいる方の反応を見ながら言葉を選ぶのは、またライブの醍醐味。

…とは言え、そういった経験は少ないので、いい機会をいただきました。
声をかけていただいた県庁の方にも、集まっていただいた方にも感謝しています。
ありがとうございます。


学生向けトークイベントですが、8割が社会人でした


この街ナカゼミは、キャンパスを出て、生き方を学ぶ「弘前街ナカゼミ」とタイトルにあるように、これから社会に出る学生を対象としたトークイベントです。
主催は青森県企画政策部企画調整課。

県では、平成27~28年度の2か年で「20代を変える『生き方ナビ』事業」を実施していま す。
「弘前街ナカゼミ」は、本事業の取組みのひとつで、県内外でカッコイイ生き方をしてい る人をゲストに迎え、進学や就職、結婚等、人生のターニングポイントでどのような選択 をしてきたか等、大学生等が生き方のロールモデルを学び、青森県で自分らしい働き方や 暮らし方を見出してもらうことを目的として実施するものです。
キャンパスを出て、生き方を学ぶ「弘前街ナカゼミ」開講!|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government)より

ただ、学生限定ではないので、社会人も申し込み可能。
定員より申し込みが多い場合は、学生優先になる仕組みです。

わたしも第1回からたびたび社会人枠で聴講してきました。

【これまでの街ナカゼミレポート】

まさか、自分がこちらで喋る側になるとは…!


参加者の方は13人中10人が社会人の方でした。実に8割。

弘前市だけではなく、青森市、大鰐町、五所川原市からもお越しいただいていました。
雨の中をありがとうございます。

中にはブログ読者の方や、Twitterでやりとりをしたことがある方も。
リアルではお初にお目にかかりました。

90分も自分のことをしゃべるなんて初めてのことで、県庁の担当Tさんにスライドの準備と聞き手役をお願いしました。
本当におんぶにだっこでお世話になりました!


写真も交えて、幼少期から不登校時代、フリースクールに通い、芝居に明け暮れ、ついに劇団に入り、彼氏と遠距離恋愛になり…と、結婚・出産・移住・開業まで淡々と話しました。

忘れたこととしては、タイトルが「オカンになったら働き方が180度変わった件」だったのに、その180度のことを喋ってなかったですね。

それまでの暮らしでは、舞台の仕事が優先で、結婚してからも週末だけ帰る別居したり、同居していても旅公演が始まると家を1~2ヵ月空けることがザラでした。

でも、子どもを産むことになり、舞台の仕事を休んでから、まだ再開していません。
今の生活でわたしが1ヵ月家を空けることは、相当に難しい。

それだけではなく、仕事をする上でも趣味を楽しむ上でも、子どものことをまず考えるようになりました。

まず、帰宅時間に間に合うか?
休日なら子どもは連れて行くか、預けるか?
子育てしながらできることなのかどうか?

選ぶ際に自分以外の都合をまず考える。
夫と2人だけの時は考えてなかったですね。
例え2ヵ月の旅公演であっても、「行ってもいい?」なんて聞きませんでした。ははは。

1年ブログをやっていたら色々オファーをいただくようになりました

なぜかブログを1年本気でやったら、今年度は喋ることが増えました。

まずは弘前移住促進の「弘前ぐらし」で移住者としてインタビューを受けました。


そして、今回の街ナカゼミ。

7月には五所川原ELMの文化センターでキセカエヤとして講座もします。


他にも、まだ表に出ていませんが、県内のメディアの方から打診をいただいたりしています。

なぜか、書くことより喋ることの方が多いのが不思議なのですが!
わたし、喋るためにはいったん書かないといけないタイプなんですよ…。

いずれも、弘前に夫の親族と友人以外に知っている人がいなかったわたしが、ひょんなことから開業することになって、認知を広げるためにブログを書きまくったおかげで、目に止まった方からいただいたオファーです。

これも1つの実験なので、もしこのブログを読んでいて、
「こんな記事書いてもらえる?」「ここでこういう話ししてくれる?」と思いつくことがあったら、メール(info@saitoumikako.com)なり、FacebookTwitter からご連絡ください。