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北海道を出たらYosakoiソーランを観に行くようになりました。雨のよさこい津軽2015

雨の中のよさこい津軽

雨の中のよさこい津軽


6月28日(日)、雨の土手町に出かけて「よさこい津軽」を観てきました。
札幌にいた時は「Yosakoiソーラン」には無関心層だったのですが、弘前に移住してからは妙によさこいイベントにひかれるようになりました。
冷たい雨が降る中の演舞に心ひかれたので、写真と動画を載せておきます。

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あんまり雨が強かったのでフィナーレも中止に


家で昼ご飯を食べてから息子と出かけたのですが、土手町近くの大成小学校跡の駐車場がゆとりで停められました。
ちょっと観ているだけでもすぐに身体が冷えてくる冷たい雨です。
15時半までのイベントですが、息子が楽しみにしていた屋台も1時間前から早々と店じまいを始めていました。
フィナーレでは、弘前城のマスコット・たか丸くんと、全チームが集って踊るはずでしたが、天候不良で中止。それぞれが各会場で最後のステージをしたら解散になりました。


それでも踊り手さんはアツイ!


この雨の中、気温が低い中を、ずぶ濡れになって1日何回も踊るのは大変なことです。
それでも、小さい子どもから年配の踊り手さんまで、笑顔とかけ声を絶やさずに踊り続ける姿には、ちょっとウルっと来ました。



弘前「藤花瑞巌」(上3枚)

弘前「藤花瑞巌」(上3枚)


弘前市「夢源郷」

弘前市「夢源郷」


アンチYosakoiソーラン派でしたが、道外で見るのはいいものです


青森市の「蒼天飛龍」、濡れた大旗を振る筋力にみとれる

青森市の「蒼天飛龍」、濡れた大旗を振る筋力にみとれる


「よさこい津軽」というタイトルを最初見た時は、「あれ?ソーラン節はないのかな?」と思いましたが、普通に一節は入ってました。
高知発のよさこいが、すっかりYosakoiソーランのフォーマットで全国展開しているのですね。
「よさこいやるよー!」と言われれば、幼稚園や保育園のイベントでも、鳴子を持って踊り、途中にソーラン節のアレンジが入っています。

実は、全国的に有名なYosakoiソーラン祭りですが、地元ではけっこう反発も強く、わたしもその1人でした。
「音、大きすぎ」
「人、多すぎ」
「金、かかりすぎ」

って思ってました。
商業主義とか、コンテスト至上になっていて、みんなで楽しむお祭りではないとか。

札幌で勤めていた頃、新卒の社員がファイナル常連チームに入って踊っていました。
祭り期間に3連休を取って、祭りの翌日には燃え尽きた灰のような状態で出勤し、まったく仕事にならず。
「あなたは、来年からは次の日も有給取りなさい!」
と、上司に叱られていました。次の年には会社にいなかったけれど。

そんな感じで、踊っている人とその応援をしている人にとっては熱く、そうでない人にとっては暑苦しいイベントでした。

でも、こうして道外でソーラン節の一節を聴くのはうれしいし、遠く離れた地で練習している人たちがいて、札幌のファイナルを目指してがんばっている姿を見ると応援したくもなります。
津軽だと、ねぷた囃子や手踊り、三味線などを取り入れたりして地域色を出しているのがまたいいですね。


弘前「輝羅鈴衆(きらりんしゅう)」

弘前「輝羅鈴衆(きらりんしゅう)」


よさこい(高知)+ソーラン(北海道)+津軽の芸能とチャンポンで楽しめます。
下の動画は「極楽ほんず」(弘前市)の演舞をデジカメで短く撮りました。
ちょうど弘前のねぷた囃子を使った場面です。


「JR九州櫻燕隊」の動画も見ましたが、かっこいいですよね!
道外チーム、どんどん独自色出して強くなってます。

Yosakoiソーラン第1回に高知のよさこいチームが優勝して以来、ずっと北海道のチーム、しかも常連ばかりが優勝しています。
そろそろ道外チームがとっていいと思うのです。
その方が、道産子にとっても面白くなりそうですが、いかがでしょう?

【追記】
2016年はU-40も2部門とも道外チームが大賞獲得でした!

お隣の県だけど387km!津軽移住3年目の道産子が感じる北海道と青森の違いまとめ(※随時更新)