弘前に来て10年目にして、ここが水族館だったことを知った話し


ツイッターの方でちょっと反響があったので、ブログにもまとめておきます。

昨日、弘前公園を散歩していて、この建物が水族館だったところ!?と気づいたわけです。

そうしたら、たくさんの思い出コメントをいただきました。

きっかけもツイッター

ちょっと前にしじみちゃん本舗さんのこちらのツイートを見てまして。

写真から建物の形を覚えてました。

でも、場所はよく覚えてなくて、春を告げるマルバマンサクを見に弘前公園を散歩していたんですね。


北の郭のマルバマンサク

開花してから40日後に桜が咲くという

すると、2月に改修工事が終わってきれいな木目になった春陽橋の向こうにあの建物が!


春陽橋の向こうに見える旧水族館

春陽橋の向こうに見える旧水族館

ずっとこの前を通っていたのに全然気づかなかった……。

Pixel7Proの30倍ズームで撮ったら、確かに「Marine park Hirosaki」って書いてあった!


拡大図

拡大図

寄せられる思い出コメントの数々

その場で冒頭のツイートをしたところ、お散歩している間に多くの人から思い出のコメントをいただきました。

一部抜粋で引用させていただきます。

小さいけど水族館だった

ペンギンまでいたんですね!

熱帯魚売ってた

水族館よりも熱帯魚など売っていたお店というイメージを持つ方々も。

まとめてみた

  • 淡水魚の水族館だった(マリンパークとは)
  • ペンギンがいた
  • ピラニアがいた
  • カメもいた
  • 後に熱帯魚や金魚を販売
  • 津軽錦鯉の復活に尽力

属性多いですね!?

陸奥新報のコラム記事を発見


記事から一部引用します。

 山と河はあるけれども、残念ながら海のない弘前。でも、むかしはコユイ水族館があったんだよ、弘前公園の西濠、春陽橋の脇に。
 しかも、淡水の珍魚を集めた画期的なモノで、開館は昭和三二年四月二十日のこと。

昭和32年=1957年なので、2023年の現在から見ると66年前ですね!

開館当時に見に行っていた子どもはだいたい70代以上になるのですね。

三五年の春からの目玉はアザラシくん。三二年七月から居候のオットセイやペンギンのライバルに!

開館3ヶ月後にはオットセイやペンギンがいて、3年後のリニューアルでアザラシも来た、と。

 三九年は国際化も加速化し、アマゾンのピラニアや一尾で八千円もする熱帯魚のディスカスだってお目見え。
 ピラニアは、ご存じのように『人食い魚でえさも牛肉やどじょうを常食』しており、人気者の南米産のワニも元気で、四月三日の開館初日から、まずまずの人出でありました。

1964年頃からピラニアもいたそうです。

ピラニアが展示されていた記憶は持ってる方がけっこういましたね!

数年前にレッドブルが西濠でウエイクボードする動画を上げた時にざわついていた地元の民、ピラニア伝説を思い浮かべた人もいたのかもしれません。

リンク先のコラム、最初は弘前公園内にあった動物園、続いてこの水族館の記事です。語り口も含めておもしろいのでぜひ読んでみてください。

いつ閉館したのかは不明

中央公民館のアカウントがわからないんじゃ、わからない。水族館の時から民間の施設だったようですし。
生まれてから高校卒業までを弘前で過ごした夫に聞いても、いつ閉まったかはわかりませんでした。

春陽橋を渡る時はちょっと見てみて

さくらまつりの時には耐久チャレンジかな?ぐらい多くの人が詰めかける春陽橋。

わたしも毎年この時期は毎日渡っているのに、全然ここが水族館だった建物とは結びつきませんでした。

まだ知らなかった方はぜひ見てみてください。全然水族館だったように見えませんから。


春陽橋から見る桜

春陽橋から見る桜

今年の弘前公園の桜開花予報は現時点では4/14!

今後の天候次第で変わりますが、もしそうなったらわたしが弘前に来てからの10年で一番早いことになりそうです。

連休までもってくれるといいなぁ……!


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