「弘前城 菊と紅葉まつり」を子どもとガッツリ遊び回る方法

菊と紅葉まつり開催中の弘前城植物園

菊と紅葉まつり開催中の弘前城植物園


10月16日から、弘前城公園で「菊と紅葉まつり」が始まりました。

晴れた日曜日、津軽の食と産業まつりと迷いましたが、あちらは駐車場なども激混みらしいので、1人でチョロチョロ息子を連れて行く気になれず。

この週末はまだ人出が少なそうな弘前城公園へ行きました。

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100円循環バスで市役所前下車、追手門より入園しました

弘前城公園へ行くには、車で行ってもいいのですが、イベントの日は駐車場探しが大変。

追手門最寄りの観光館や市役所隣の駐車場は、最初の1時間無料+超過すると30分100円です。

満車になるような時だと、かなり出庫までに時間がかかることも。

今回は、天気も良く上着いらずのあたたかさだったので、息子も「歩いて行きたい!」と。

そこで、土手町循環100円バスのバス停までちょっと歩いて行きました。

弘前は100円循環バスが城東方面と、土手町方面と2系統あります。
10分おきに運行していて、100円で乗れるので便利。
JR弘前駅前やバスターミナルからも乗り降りできます。

今回は弘前公園追手門入口に近い「市役所前」で下車しました。


メロンとスチューベンのシャーベット

メロンとスチューベンのシャーベット

追手門前にチリンチリンアイスのお店が出ていたので、そこでメロンとスチューベンのアイスを買って食べながら入園しました。

今日は甚平のお兄さんがお店を出していて、息子の細かいオーダーにこたえてくれて、記念撮影もさせてもらいました。
ありがとうございます!

甚平アイス店さんはTwitter(@JinbeiSan0118)もしていて、イベント情報やお天気の情報など、出かける前の参考になるアカウントです。


510円の施設共通券買いました


地図と共通券

地図と共通券

弘前城公園内の植物園は有料区域です。
大人310円、小・中学生100円、ただし弘前市内の小中学生は無料です。

この料金体系、最近見たばかりのような…。
そう、藤田記念庭園と同じです。ついでに言うと、弘前城本丸付近の有料区画も同じです。

全部それぞれ行くと310円×3回=930円かかってしまうのですが、今回は入口のおねえさんのおすすめで、この3つの有料エリアに入れる510円の共通券を買いました。

今までずっと勘違いしてました。
共通券の有効期間は1年間だそうです。
つまり、1日で弘前城と植物園と藤田記念庭園に行かないといけないと思っていたのですが、1年の間に3施設に行けばよいのです。

もう、ここ2ヵ月で植物園以外全部行ってるわー。曳屋をやっている弘前城エリアは2回も行ってるわ-。

もっと早く買えばよかったです共通券。

なお、1年間使える共通入園券は大人2,050円です。

【関連リンク】
父と弘前歩き。藤田記念庭園をそぞろ歩いてみた
あなたは見つけた? 曳屋を見て弘前城公園のハートを探そう
【40代夫婦が】曳屋を待つ弘前城で殿と姫になってみた【コスプレ】

10月18日の紅葉は…


入口付近にあった菊、よく見るとたか丸くん!?

入口付近にあった菊、よく見るとたか丸くん!?


菊の五重塔

菊の五重塔

公園内の紅葉ぶりは、まずまずといったところでした。
十和田や八甲田、岩木など山の方がピークなので、平地の弘前城はもう数日後になりそうです。

参考までに昨年10月最終日曜日に行った時の写真がこちら。


2014年10月下旬

2014年10月下旬


最初に菊人形を見た時は衝撃でした

「菊人形」と聞いて、最初は姉様人形のような顔が無い人形に菊の花をあしらったようなものを想像してました。

全然違いました。


着物が菊の花

着物が菊の花


微妙に等身大より小さいけれど、リアルなマネキン人形にびっしりと菊を植えて和服を表現していたのです。

けっこう、地元の人は「子どもの頃に見てトラウマになった」と言う声を聞きます。

近寄るとハチも飛んでいるし、一部動いたりもするし、美しいようなこわいような。

最初に考えたの誰? どうしてこうしようと思った?と聞いてみたいですね。

福島県二本松市、福井県越前市、山形県南陽市が菊人形展で有名のようですね。
菊人形 - Wikipedia


菊人形 2015年のテーマは「弘前城 人は石垣 人は城」


左から悪戸御前、三代目城主・津軽信義、菊御前

左から悪戸御前、三代目城主・津軽信義、菊御前


菊人形は毎年NHK大河ドラマを元にした展示が多いのですが、今年は曳屋ウィークとあって弘前城の歴史を描いていました。


落雷で天守閣焼失の図

落雷で天守閣焼失の図

なんだか、大変な場面なのに美しい菊の花の着物というあたりがシュールです。
この妙におめでたい感。


前回、明治時代の曳屋風景

前回、明治時代の曳屋風景


力仕事をしている男が菊の花をまとう不思議。

さらに、毎年なのか、一部動く菊人形もいてギョッとさせられます。

子どもにも楽しい場所がたくさん用意されています


植物園の中に屋台

植物園の中に屋台


丹精された菊の花を観賞するとか、時代劇のような菊人形をながめる、というのは、まだまだ子どもにはわかりにくい世界。

「菊人形は見てもつまらないし怖かった」という思い出がある人がいるのもうなづけます。

そんな子ども離れを止めるためか、この祭り期間の植物園は子ども向けの遊具もたくさん集まっています。


太鼓のようなタル

太鼓のようなタル

動物型の菊のトピアリー

動物型の菊のトピアリー

ウサギやハムスターと遊べるコーナー

ウサギやハムスターと遊べるコーナー

ミニ新幹線

ミニ新幹線

看板に北海道新幹線の開通日も

看板に北海道新幹線の開通日も

曳屋体験コーナー

曳屋体験コーナー

特に、追手門側からの入口すぐにある曳屋体験コーナーは大人気。

「かたほうずつ やさしくひっぱってね」
と、たか丸くんの注意書きがあるにもかかわらず、左右から綱引き状態で引っ張り合っていました。
期間中、最後まで保つだろうか……。

11月8日(日)までですよ

今年の菊と紅葉まつりは11月8日(日)です。

晴れている日にお弁当を持って遊びに来れば、しばらく遊べます。
休日にはステージイベントなどもたくさんありますので、こちらを参考にして行くことをおすすめ。
関連リンク>弘前城菊と紅葉まつり|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会

例えば今日は「着物de散策」というイベントをしていたので、着物姿の女性を多く見かけました。
わたしもこっそりリカちゃんに着物を着せて、菊人形と写真を撮ってきましたよ。


雪が降る前の大きなお祭りです。
長い冬の前に、じっくりとうつりゆく風景をながめながら秋を楽しみましょう。

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