青森県田舎館村の田んぼアート2016年は「真田丸」vs「シン・ゴジラ」だっ!
今年も田んぼアートの季節がやってきました。
弘前のお隣、人口8,000人弱の田舎館村(いなかだてむら)が全国に、いや、世界に誇る田んぼの美術です。
6月の最終日、まだまだ成長途中の稲たちが織りなす絵画を、写真と動画でおすそわけします。
【追記】2017年版田んぼアートの記事はこちらです↓
田舎館村の田んぼアート2017年「ヤマタノオロチとスサノオノミコト」がハイクオリティー過ぎ!【随時更新】 | さいとうサポート
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青森県田舎館村の田んぼアート2017年は「ヤマタノオロチとスサノオノミコト」「桃太郎」とオリジナルの図案を技術を凝らして製作していました。6月28日時点の様子をお届けします。
第1会場「真田丸」は新設された展望デッキから観覧
今まで、田んぼアート第一会場は田舎館村役場に併設している文化センターの6階展望台から見ていました。
あの、お城の上の回廊部分です。
4階までエレベーターで上り、2階分を階段で上り下りする方式でした。
それが、今年から4階部分に展望デッキが新設されました。
1階の券売機で入場券を買います。
料金は大人300円になりました。
4階のエレベーターを降りて、チケットにスタンプをもらいます。
ここに今までは地元の品や県産品が並ぶ売店と、小さな休憩所がありました。
今年は展望デッキにつながる広い通路になっています。
おそらく8月の多客期はここで人が並ぶことでしょう。
展望デッキはなかなかに広い!
まだ観覧が始まったばかりの平日なので混雑はしていませんが、ツアー客らしき方々が来ていました。
今年の第一会場の田んぼアートはこちら。
NHK大河ドラマ「真田丸」がモチーフになっています。
(写真はすべて拡大できます)
これ、すべて色が違う稲で描かれているのです。
もちろん、遠近法を使った図面に従って、村民やボランティアの方々が手で植えられています。
稲に色を着けたり、刈り取ったりして描いているんじゃないんですよー!
まだ稲の色がくっきり出ていない時期ですが、それでもカメラが人の顔だと認識するほどにリアルです。
石田三成と真田昌幸、ということですが……すみません、わたし大河ドラマ見てません!
日本史にうとい上に、息子が刀出るとこわがってテレビ消せというもので…。
そんなわけで、歴史と文学につよいライターnatuさんが先にブログにまとめられているので、詳しくはそちらをご覧くださいませ。
田んぼアート2016☆真田丸の武将は第一会場の新しい展望デッキから : つがる☆時空間
つがる☆時空間
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動画でもどうぞ。
現地ではスマホカメラからVineに上げましたが、こちらはPowershotG7Xで撮影してInstagramに上げたものです。
6階天守閣は別料金になりました
最初、よくわからなかったのでまとめておきます。
今年は4階の展望デッキでの観覧は大人300円、小学生100円。
さらに、6階の天守閣通路での観覧は別料金で大人200円、小学生100円がかかります。
この天守閣のチケットは4階の券売機で売っています。
6階だけの観覧はNGです。
つまり天守閣まで見るなら 4階300円+6階200円=500円(大人1人あたり)になります。
じゃあ、田んぼアートの遠近法はどこに合わせているかというと…
田んぼアートは、展望デッキから見たときに一番きれいに見えるよう遠近法を調整しています。
そのため、天守閣から見ると間延びして見えます。
…なんて正直な。
つまり、4階から見ることに最適化されているそうです。
(うーん、間延びした絵と書いてあるのを見るのに、さらに200円払って、階段2階分上がるのか)と思ってしまったのは、わたしだけではなかったようで……。
4階デッキにいたおじさん、6階の天守閣で見ている人たちに大きな声で、
「おーい、200円分の価値はあるかー!?」
と聞いていました。
わたしたちは地元で何度も来ることができるので、今日は時間の都合もあり6階行きは諦めました。
またもうちょっと育ってから見に行きます。その時は6階との差も楽しみに。
夫は介護士なので、施設の行事でここに来ることがあります。
「これまでは車イスの方は(絵の形が違う)下層階でしか見られなかったけど、今年からは(エレベーターから行ける)展望デッキで、ちゃんとした絵が見てもらえる」と話していました。
人気急上昇中の第2会場は「シン・ゴジラ」
車で5分ほど移動して道の駅にある第2会場へ。
おっと! なんとやぐらの裏の駐車場が入れません!
今年の石アートが駐車場をつぶして作られているので立ち入り禁止です。
道の駅入り口側の駐車場へUターンでした。
車で行く時は、道の駅駐車場に停めましょう。
けっこう歩きます。
乳幼児や高齢者といっしょの方は、いったん裏手で下ろしてから車をUターンということもあるかも。
そして、第2会場も大人300円、小学生100円になりました。
第2会場は今年公開されるゴジラの新作映画「シン・ゴジラ」がモチーフ。
パノラマ写真は1枚目に上げたので、こちらも動画をどうぞ。
さらに、アップも。
夫と2人で、
「目が怖いですねー」
「使徒を喰い殺しそうですね―」
と言いながら撮影。
このゴジラシリーズ29作目になる「シン・ゴジラ」は、あのエヴァンゲリオンの庵野秀明監督作品。
「巨神兵東京に現わる」の庵野&樋口タッグということで、きっとこだわりが突っ走る作品になるのでは、と想像がふくらみます。
昨年は第2会場のスターウォーズが、メインの第1会場よりも来場者が多いという大人気だったそうです。
今年は真田丸とシン・ゴジラ、どちらに人が集まるのでしょうか?
そして、展望デッキなど新しい試みはどのように評価されるのでしょうか?
なお、Twitterに流したVine動画では…
青森県田舎館村田んぼアート 真田丸 https://t.co/dDT3e57YbG
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2016年6月30日
青森県田舎館村田んぼアート第二会場 シン・ゴジラ https://t.co/Nf3z55XJfj
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2016年6月30日
シン・ゴジラの方が断然拡散されています。
ゴジラクラスタの方々に捕捉されたもよう。
第2会場には小石アートもあるよ!
駐車場に停められなかった理由の石アート。
昨年の高倉健さんはそのままに、今年は裏手側に石原裕次郎さんです。
ちゃんとタバコの火は赤くなってる…。
もちろん、顔認識余裕でした。
下に降りると、シン・ゴジラの水田の稲たちはこんな感じ。
上から見ないとわからない絵を稲で描くって、本当にすごい技ですね。
今年はここで2月に雪原の足跡で絵を描くスノーアートまでやったんですよ…。
全国各地に広がっている田んぼアートですが、やはり田舎館村のクオリティはずば抜けていると感じます。
また見に行って、現地から動画や画像を上げたり、Periscopeで実況したりするので、ぜひフォローしてご覧ください。
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