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【随時更新】弘前さくらまつりに、子どもと出かける時の行き方を考えてみた

2010年GWの弘前さくらまつり観光

2010年GWの弘前さくらまつり観光


いよいよ開幕します弘前さくらまつり!

例年では4月23日からゴールデンウィーク5月5日までが弘前さくらまつりです。

2019年は4月20日(土)~5月6日(月)に開催します。

市外・県外・国外からも多くの観光客がやってきます。
多い日には来場者が1日30万人を超えます。人口18万弱の都市に。

しかし、弘前の道路は城下町だけにかなり複雑。
渋滞もおきるし、駐車場を探すのも大変です。

また、弘前公園もとても広い!
園内をかなり歩きます。
まだ子どもが小さいと、親も抱っこやおんぶで連れていくことになり、相当体力を使います。

そこで、弘前ビギナーで子連れの方にちょうどいいルートを、子どもと弘前に移住した道産子が考えてみました。
弘前に初めて来る家族連れのご参考になれば幸いです。
(地元民は色々裏ルートを知ってるので、ふふんと笑いつつ読んでください)


子どもとでかける弘前さくらまつり


弘前公園で配布されている地図を見ながらルートを考えてみました。


子どもと出かける弘前さくらまつりルート案

子どもと出かける弘前さくらまつりルート案


ヨーカドーに駐車して、バスターミナルからバスで弘前公園へ

時間がかかっても、あまり歩きたくない、歩かせたくない方への提案ルートです。

まず、自家用車で弘前公園付近まで行かない。

弘前公園付近は大渋滞するし、駐車場も公共のもの(1時間無料、以降30分100円)は満車で並びます。
この多客期だけ会社の駐車場や個人の敷地を使って一時駐車場を開設している方も多いけれど、1回1,000円などが多いです。

駅近くのヨーカドーに駐車して、併設しているバスターミナルで弘前公園を目指します。
ここでついでに飲み物やおやつなど買っておけば、駐車料金が3時間以内無料になります。
超過しても1時間200円ですから、合計5時間いても400円で済みますね。

土手町循環100円バスで公園すぐそばのバス停まで行けます。

他にもバスターミナルから弘前公園方面に行くバスはあるので、ターミナルの受付にて最速の路線と乗り場を教えてもらいましょう。

100円循環バスは10分おきの運行です。
市役所前で下車が弘前公園の追手門に最短ですが、あえてその次の陸奥新報社前で降りて、外濠の桜を見ながら歩くのをおすすめします。
それほどの距離ではないし、運が良ければお濠に桜の花びらが敷き詰められた「花筏」を見られるかも。


花筏(2014年撮影)

花筏(2014年撮影)


【注意】オムツ替え専用スペースは公園内にない?→みんなのトイレあります

パンフレットに「授乳スペースは緑の相談所またはまつり本部へお越しください」と書かれています。(地図にピンクの印を書き込んでいます)

しかし、オムツ替えについては書いていません。
先日、ボランティアガイドの方にうかがったところ、「公園内にはオムツ替えスペースは無い」そうです。

しかし、SNSのコメントで、「車椅子の方も利用できるトイレではオムツ交換できる」という情報をいただきました。「みんなのトイレ」ですね。

確認したところ、公園内の大きめのトイレには「みんなのトイレ」があり、折りたたみ式のオムツ替え台も付いていました。

南内門の近く、児童公園の近く、北門の近くのトイレは目視で確認しました。
他の大きめな既存のトイレもありそうですね。

それから、有料区域内の武徳殿休憩所にもベビーベッドがあるオムツ替えや授乳に使えるスペースがありました。



1~2:追手門から入り杉の大橋の絶景を楽しむ

追手門から公園に入ります。 屋台の誘惑をかわしつつ、杉の大橋へ。ここは絶景撮影スポットの1つです。


杉の大橋

杉の大橋

3~4:下乗橋を渡り曳き屋後の本丸見物

それから本丸見物へ。曳屋で移動したお城と岩木山、枝垂れ柳のコラボを見ます。


下乗橋

下乗橋


せっかくだから、有料区間にも入って、本丸の中も見物していきましょう。

ええ、ここまでは大人の楽しみです。

桜とか風景がどうとかお城がどうとかは、小さい子はすぐに飽きます。
公園に来て集中力があるうちに、大人の見たいスポットを先に攻略します。

5:武徳殿で着付け体験と休憩

そして、武徳殿に向かい、着物の着付け体験をしましょう。


子供用もありますし、今年からは甲冑も体験できるそうです。

外国人にも大人気。ばんばんInstagramにアップしています。

武徳殿はお食事もできる休憩所になっていますので、疲れていたらここでひと息。

6~7:桜のトンネル&ボートがある西濠へ

武徳殿を出てから左手方向に進み、西濠沿いの桜のトンネルを歩きます。
ここも絶景!


桜のトンネルを歩く夫と息子(2015年4月28日撮影)

桜のトンネルを歩く夫と息子(2015年4月28日撮影)


お子さんが大きければ、いっしょにボートに乗ってもいいですね。(有料です)

戻り道はお濠の反対側を歩きます。ここにカフェが出ていたりもします。
また、出店のある方に渡る時の「春陽橋(しゅんようばし)」も絶景スポットです。

8~9:子どもの楽しみ、出店やお化け屋敷、巨大迷路も

出店の並ぶ護国神社前の広場へ。
おいしいものや、おみやげ品がたくさん並んでいます。



嶽きみの天ぷら

嶽きみの天ぷら


お化け屋敷

子どもの注目の的、お化け屋敷


10:普通の児童公園で解放!!

実はうちの場合、ここで一番時間を使います。
ブランコやすべり台がある、ごく普通の公園。

今まで歩いたり写真を撮られたりして飽きていた子どもがまっしぐらに遊具にかけより、しばらく離れなくなります。

なぜ、ここまで来てすべり台……と大人は思いますが、子どもにとっては遊ぶ方が大事。
ソメイヨシノが散った後もこのあたりの寒桜はきれいです。
大人が2人以上いれば、交代で子どもを見ながら、行けなかったスポットを見て来てもいいですね。


5月連休の公園

5月連休の公園


11:最寄りの東門から出られます

子連れで行ったときにバスでよかったと思うのはこういう時。

車だと駐車場がある出口まで戻らなくてはいけませんが、バスならバス停がある出口ならどこからでも出られます。

遊び疲れて入ってきた追手門まで戻れなければ、東門口から出て文化センター前のバス停から乗りましょう。ターミナルへはたいていの路線が行きます。(念のため乗車時にご確認を)
100円循環バスが遅ければ、JR弘前駅とのシャトルバス(100円)も文化センター前から発着しています。
駅からヨーカドーまで歩ければ、その方が早いかも。

植物園や最古の桜など、名木めぐりは省いていますが、子連れで無理なく見られそうなルートをまとめてみました。

公園内は上り下りが多く、足元が悪い道もあるので、ベビーカー利用の方も抱っこ紐など予備で持って行くことをおすすめします。
や、うちはベビーカー拒否の子だったからなおさらなんですけどね。
移住前、息子が赤ちゃんだった頃は未舗装のエリアがありましたが、近年は主要ルートの舗装化が進んでいるそうです。(教えてくださった方、ありがとうございます)

また、出店付近では焼き鳥やおでんなどの食べ終わった串を持って歩いている大人が多く、下げていると子どもの目に当たりそうな高さです。
お子さんから離れないように気をつけて歩きましょう。

りんご飴マンによる公園の禁止事項がアップされています。こちらもご参考にどうぞ。


このルートマップをSNSにアップしたら、地元の方々からさらに情報をいただいたので、後ほどまた追加します!

車で近くまで行くなら土手町右側「したどてスカイパーク」へ

もし、バスに乗ることが難しいようでしたら、自家用車では中三百貨店よりやや公園寄りにある「したどてスカイパーク」(弘前市土手町38)が使いやすいです。

土手町通りはこの時期、左側車線が混みます。

通りの突き当たりが左折レーンと右折レーンに分かれているのですが、多くの車が左折して観光館や市役所の駐車場を目指します。
もう、土日祝日などは土手町通りからずっと左側が渋滞します。

右側は比較的空いているので、右側にある「したどてスカイパーク」に停めて、歩いて追手門から入る方が早いです。

ただ、最寄りの追手門まで少しばかり(子どもとなら15分くらい?)歩きます。

したどてスカイパークは、1時間200円(夜6時以降は100円&最大300円)、提携の施設利用(中三など)すると600円の割引をしてもらえます。
ここに限らず、土手町付近の駐車場なら最大500円のところも多いので、近くの1回1000円の駐車場よりお得ですよ。

バスに乗るより歩かせた方が楽という方は、車はこのあたりまでをおすすめします。


青森県弘前市土手町38

お子さんの大きさや、どこから来るかによって条件が違うとは思います。
でも、「弘前公園」を単純にナビで指定して走ってくると、渋滞にどはまりしますので、ご注意ください。

楽しいお花見になることを願っています♪



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