ハンサムリネンKOMO岡詩子×PastaYa Kanaクロストークに潜入してきました
鶴田町在住のリネン作家岡詩子さんと、弘前駅前のPastaYaのKanaさんのクロストークイベント「大人には聞かせたくない 学校では学べない生き方」って書いてあるけど、学生のふりして潜入取材してきました。
その中で聞いてきた名言・迷言をこっそりおすそわけします。
ついに4日後となりました\(^o^)/!PastaYa葛西 加奈子氏との禁断の(笑)クロストーク( ´ ▽ ` )ノ!https://www.facebook.com/events/133253977065362/質問も意外と頂い...
岡 詩子さんの投稿 2016年3月17日
これから社会に出る学生さんたち18人が見つめる中、「好きなことで生きている」起業家の女性2人の赤裸々トーク。
赤いお顔のあの人もオブジェとして参加して、彩りを添えていました。
皆さん、ほぼ同年代ですよね。すごい世代。
2人の出会いは中学生にさかのぼる
1988年生まれの2人、出会いは14歳、中学生の時だったそうです。
Kanaさんは五所川原市出身、岡さんは鶴田町出身、その2人が五所川原市の塾で出会いました。
高校生~大学生の頃は会っていなかったけれど、岡さんが4年前に東京から帰ってきた時に同じ塾だった友だちから、Kanaさんがパスタ専門店PastaYaを始めていることを知り、ランチを食べに行って関係が再開します。
「だから、起業するまでの経緯とか、高校・大学のこととか、あんまり話してない」
Kanaさんは木造高校に進学。社長になりたかった女子高生は、その後、弘前大学人文学部経済経営過程に進み、大学四年生の在学時からPastaYa開業。
2013年に女の子を出産。仕事はずっとしていて産休もとらなかったそうです。
16歳離れた“年の差婚”の夫とともに始めたお店は、今年7年目で限定のランチセットはいつも12時台に売り切れている人気店です。
突然の謝罪会見
ここで会場から借りていたマイクの電池が切れまして。Kanaさんが交換のため、席を外しました。
そして、なぜか始まる謝罪会見風に頭を下げるりんご飴マンと岡詩子氏、それを撮影する学生たち。
なに、何かゲスいことあったの? 偽装とか詐称でもあったの?
Kanaさんが交換マイクを持って戻ったところで再開。
岡さんは弘前高校卒業、東京へ出て帝京大学へ。
心理学を学び、大学院にも進みたかったけれど事情により断念して就職。
不動産会社にて総務のOLをしていました。
しかし、どうにも仕事が合わない、向いていないと思っていたところへご家族の病気があり、看病のために青森へUターンします。
参加者からの事前質問にぶっちゃけ答えていく2人
事前に寄せられていた質問は13人から20個ほどもありました。2時間で終わるのでしょうか。 ピックアップするとこんな感じです。
- 起業する時の資金はどうしましたか?
- 親や家族などに反対されませんでしたか?
- 安定(収入や経営など)するまでにどれくらい時間がかかりましたか?
- 1番挫けそうになった瞬間やエピソードがあったら聞きたいです!
- 起業する際、また起業してからどのように人脈を広げていったのか。お客様が望むこと、自分のしたいこと、お金、時間など、どう兼ね合いをつけているのか。など聞きたいです。
2人の回答からの言葉からも引用しましょう。(※敬称略)
- 起業する時の資金はどうしましたか?
お店を始めるときはなかなか融資が下りなくて。でも、もうお店始めると舞い上がっていたから20人入るためのテーブルとか椅子とかカトラリーとか買っちゃって、メニューブックまで作り始めていて、先走ってました。(Kana)
うちは資金ないです。おこづかいからです。ぬるっと始めたらぬるっとお客さんついて、ガリッと進んだ。(岡詩子)
- 安定(収入や経営など)するまでにどれくらい時間がかかりましたか?
自営業に安定って永遠になくない?(岡詩子)
- お客様が望むこと、自分のしたいこと
自分が100%楽しいことをやっていることを前提として、その上でビジネスではお客様に求められることをします。(岡詩子)
わたしも「この人(※ご主人)のパスタをみんなに食べて欲しい」が前提で始まって、お客様から「セットはないの?」って言われてセットを始めた。お客様に求められることをしてお金をいただく。自己満足なら趣味でいいじゃん。(Kana)
お金って人の役に立たないと入らない。自分がただしたいことに、なんでお客さんがお金を払ってくれるの?って思う。(岡詩子)
他にも、
「青森県で自営するメリットは、希少価値。青森県民が全国の中で希少だから、めずらしがられる」
「お金は腐らない便利な交換券だから、いっぱい稼いでいっぱい交換していったらいい」
「岡は人を浄化する。いっしょにいると正しい考えができるような。だから、岡の近くにいる」とか、
Kanaさんのインターンシップで出会った人生の師匠についてや、岡さんの収入と貯金とか、ここでしか聴けないようなお話しが盛りだくさんでした。
最後にりんご飴マンからも質問タイム
「2人の話しを聞いていたら、すごい人だと思って。ホッとできるように黒歴史エピソードください 人としてダメな感じのやつ」
Kana「実はお客様と××をしたことが…」
岡「今まで忘れてたけど、自分も…」
詳細を書こうとするとパソコンが落ちる呪いにかかっているようなので、これ以上詳しく書けません!
そんな好きを仕事にしつつ、暮らしている女性2人のトークでした
まだ三十路になっていなくて、このつよさ。すごいです。
Kanaさんの開業時とお店の移転時の融資をめぐる話しとか、かなりリアルでした。
将来的に起業を考えている若者にも参考になったのではないでしょうか。
次回はりんご飴マンもゲストとして参加、三つどもえのトークバトルになるようです。
6月11日(予定)、詳しくは岡詩子さんのブログまたは、PastaYaさんのブログにて。
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