下北の珍味、タコドウグってどんな味?
あなたは『タコドウグ』を、知っていますか?
先月の下北出張の帰りに、むつ市のスーパー・マエダに連れて行っていただき、まだ食べたことがない食材をお土産に買ってきました。
タコドウグ=タコの道具=タコの内臓なんですって!
ケンミンショーにも取り上げられたという下北の珍味を、さっそく家の夕食に出してみました。
駐車場から店舗の間に川が流れるマエダストア本店
青森県内に約30店舗を展開するスーパー「マエダストア」、その本店は、むつ市の市街地にあります。
ニトリやサーティワンなどテナントもたくさん入っている大きな建物です。
なんと、ここ、駐車場から田名部川を渡ってお店に入るのです。初めて見た!
「ここ、氾濫したりしないんですか?」と案内していただいた県民局の方に聞いたところ、
「昔はそういうこともあったそうですが、今は大丈夫です」とのこと。
よかった。
買い物中に駐車場に戻る橋が流されるとかはなさそうです。
さすが海辺の街・魚介類が充実してます!
中は普通に大型スーパーの店舗といった品ぞろえ。
CGC系のプライベートブランド商品も並んでいて、札幌でお世話になったビッグストア、弘前でお世話になってるユニバースとも同じ商品があります。
でも、鮮魚コーナーはやはり違う!
青森県に来て初めて食べたサメの肉もたくさん並んでいますし、生真鱈子、生助子などもぎっしりです。
そして、初めてお目にかかるこちら。
左がタコドウグ、右がアンコウのともあえです。
ここは、買うしかないでしょう!
さらに、息子のお迎えを引き受けてくれた義父へのお土産に「イカのお寿司」も。
これ、イカの中にお米じゃなくて、酢漬けの野菜(キャベツなど)とイカの足が入っているんですって。
他にもおいしいと評判のサバ缶、イカせんべい(南部風せんべいの表面に裂きイカがちりばめられている)を買って帰りました。
あんバターパン以外は見事に魚介類ですね!
わさび醤油と味噌汁でいただきました
とりあえず、鮮魚売り場に下がっていた札を参考にして……
「この部位は縦に切って水洗いします」ってドコー!?
いいや、全部縦に切って洗おう。
絵的に大丈夫なんだろうか…。
半分は白菜といっしょに味噌汁の具にしまして。
もう半分は、シンプルにわさび醤油につけて食べることにしました。
なお、この小皿の裏には「かくは宮川」と書かれていることが最近わかりました。
弘前の歴史を知る人にびっくりされるやつです。
出張から帰った翌日の夕食です。
あまり、料理得意ではないので、これでも頑張った方です。
ほら、ホタテとほうれん草のバター炒めと、奥には揚げない唐揚げもあるよ!
生まれて初めて食べるタコの内臓。
これ、ナマコやホヤと並んで、最初に食べた人が勇者なやつですね。
しかし、口に入れると案外淡白な味。
食感が部位によって違うのが面白いです。
うーん、何に例えたらいいか…。
何に似ているかな………。
……
……タコでした。
当たり前ですね!!
見た目によらずクセもなく食べやすい味です。何に入れてもよさそう。
7歳の息子は「グロ注意、グロ注意!!」とドン引きしてましたが、
あまり見た目がアレじゃない部分を食べさせると、モグモグ食べてました。
しかし、これは茹でた状態で売られていたタコのドウグ。
生のはもっとインパクトある見た目をしてますね。
やっと出会えたタコドウグ。
— コンボイ サトル (@comvoy) 2016年1月9日
生で見るとまた一段と。。。 pic.twitter.com/yDP8LAzWwF
思った以上にヤバいタコドウグ。 pic.twitter.com/fmfyRxDTTL
— カナへーナ (@hajime0912) 2015年2月16日
アンコウの友あえはお酒がすすむ味
もう一つのアンコウのともあえは、帰ったその夜にパックからお皿に出しただけで食べました。
こちらはアンコウの身を肝と味噌で和えた郷土料理。
こっくりと濃厚な味わいで、カニみそ好きにはたまりません。
お酒がすすむ味でした。
あ、味覚は酒飲みですが、普段は週に2回、缶チューハイを1本飲むくらいのライトドリンカーですよ?
ということで、下北の珍味を味わってみました。
たった一泊の旅でしたが、夕食でも美味しい魚介類が次々と出てきました。
酒好きな方に下北エリアの食べ歩き、おすすめです。
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