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自分なんて個性が無くて、と悩んでいた時期がありました

10代の頃、自分が「個性的じゃない」ことがコンプレックスでした。
優等生で小学生の頃を過ごし、高学年から不登校になったものの、性格はそう変わらず。
フリースクールに通えば、周りは超!個性的で。
なんか、自分つまんないヤツだなーって思ってました。

それが、変わったきっかけは17歳の頃に見た夢だったのです。

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個性的な子たちがうらやましかった

札幌で不登校している子が通うフリースクールに行っていたのですが、そこにいた仲間たちはたいそう個性的でした。

髪を真っ赤に染めてみたり、男の子だけど長髪にしてみたり、絵や詩が独特の世界あったり、スポーツで賞をとったり、自転車で道東旅行して冊子を作ったり、ギターやドラムにはまりこんだり。

中高生の年頃で地方から出て来てひとり暮らしとか、フリースクールの寮に入って暮らしていたりする子たちもいました。

学校に行かない間にたまっていたうっ屈や、学校に行かなくなるまでの「はみ出ないように気をつける」空気から開放されたせいか、やたらはっちゃけてました。
大学デビューを14~17歳くらいでやってる感じですかね。

開設して間もなかったこともあり、一時は「あれはフリースクールじゃなくて不良スクールだ」なんて言われてたくらい、ご法度なこともよくあったりしましたね。(お察しください)

それに引きかえ自分は、学校へ行かなくても優等生キャラで、なんか型にはまっていて、作文は好きだけど作家を目指すにはオリジナリティが無くて。
文を書いたり、イラストを描いたり、エレクトーンを弾いたりしてはみたけど、どれも中途はんぱで、もっと技術が高い、独創的な子にはかないませんでした。

「あぁ、なんか自分はいつまでも人目を気にして、あんな風に個性的になれなくて、つまんないなー」
なんて思ってました。本気で。

夢の中の自分が「これで行くんだもん!」と叫んだ

ある日の夢の中のこと。

どっかのヤンキー中学生にからかわれていました、自分。
「真面目」とか、「ネクラ」とか、「優等生」とか、学校に行っていた時に言われていたようなこと。

その時、自分が叫んだのです。
「それがなにさ!? わたしはこのまま行くんだもん!! 優等生で良い子で、大人からもほめられたりしながら、好きなこともやって、全部いいとこ持っていくんだもん!!」

「お、おう」って感じにひるむヤンキー中学生たち。

そこで、目が覚めました。

あ、なんだ、わたしはこれでいいんだ。
誰かと比べて個性があるとか無いとか、気にすることじゃないんだ。


って、そこで気づいたわけです。

「はみ出ない」という個性をどう活かすか

そして、今に至ります。
相変わらずわたしは器用貧乏で、何をやらせてもそこそこはやるけど、どれか1つで食べて行くには足りないというスキル。
誰とでもそこそこ程よくお付き合いする天秤座らしい八方美人。
お堅い方面の公共機関ともきっちり折り合いをつけて仕事をしていく優等生キャラです。

それで、仕事して食べて行けているからいいじゃないですか。
「プロブロガー」を目指すには、わかりやすいキャラ立てができないのが痛いけど、無理して演じることもなし。
この「はみ出ない」のも自分の個性と思って、振り幅広く多方面に足を突っこんで、あちらとこちらをつないでいくような仕事をしていきたいですね。

広く浅くのスキルでも、掛け合わせると他には無いサービスが生まれたりもしますし。
世界初?訪問PCサポート×出張キセカエヤというサービスメニューが誕生しました

多趣味だったことが、文章を書いたり人と話すことに役立ってもいます。
「好き」はどんどん表に出そう。偏愛マップ書きました。
つがるプロレスのgosaku選手にマックで遭遇したので色々聞いてみました

わたしと同じように、「自分には個性がなくて…」と思っている方。
それも、間違いなく個性なので大事にして、できること、好きなことを棚卸しして並べてみませんか?
もしかすると、そう思っているのは自分だけかも知れませんよ。

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