農のふれカフェ:津軽ゆめりんごファームで紅玉ジャム作り体験してきた -PR-
「ふれあい・フレッシュ・フレンドリー」をモットーに、とれたての野菜や果物を生産者さんと交流しながらいただく「農のふれカフェ」、2018年度のお披露目会に参加してきました。
農のふれカフェは青森県中南県民局が推進する事業で、お披露目会には青森県庁の職員、地域メディア運営者、ライター、ブロガーが参加しています。
さいとうも2017年に引き続き参加しまして、採れたての果実をつかった料理を味わってきました。
すでに予約受付が始まっている農のふれカフェの模様をご紹介します。
津軽ゆめりんごファームで紅玉収穫
10/5のお披露目会、午前の部は弘前市小沢の観光農園津軽ゆめりんごファームさんにうかがいました。
中心におられるエプロンをつけた方が津軽ゆめりんごファームの平井靖子さん。
振り向くとリンゴ畑の向こうに岩木山が見える弘前らしい風景です。
ゆるやかに傾斜している園地を上りながら平井さんの説明を受けます。
ここ4ヘクタールの園地にはりんご、さくらんぼ、ブルーベリー、ラズベリー、ブドウ、桃など様々な果物が育てられています。
リンゴの種類も多種多様。
今日とりにいくのは、アップルパイなどお菓子によく使われる紅玉です。
紅玉は実が小さいので、片手で持ってひねると簡単にとることができます。
紅玉を手にしたところでカメラにポーズを求められる平井さん。
この時、カメラかまえていた人、わたしの他にも3、4人はいました。
出会ったばかりの無茶ぶりにこたえてくださってありがとうございます!
平井さんに教わったようになるべく濃い赤の果実を探してとります。
けっこう低い位置に実がなっているので、ハシゴなどは使いません。
1人3個ずつをとって工房に戻ります。
収穫した紅玉でジャムづくり
さて、建物の中に入ります。
ウッドデッキでつながった片方は広いキッチンになっています。
10人以上入っても大丈夫そうですね。
ここで2人1組になってとってきた紅玉でジャムを作ります。
それぞれ3個ずつとってきているので、1組あたり6個の実を使います。
まず、リンゴを水洗いしてから皮をむきます。
この皮も色づけに使うので、なるべく長ーくむいてください、とのこと。
おお、いつも皮をむかずに細かく切るか、
切ってから皮をむいているから、
リンゴの皮を切らずにむくのは久々のチャレンジ!
わたしの相方は料理研究一家古川家のダディさん。
さすがにスルスルと皮をむいていきます。
わたしも負けじとがんばったのですが、最後の最後に切れてしまいました…。
皮をむいたら、3個はザクザクと切って、3個はお鍋にすりおろします。
「実の重さの30%」のグラニュー糖(!)と
レモン汁40cc、
皮の色づきのよい部分を入れて、
弱火で煮ます。
水は入れていないけれど、すりおろしからはもう果汁が出ているのでこのようにグツグツと。
焦げないように混ぜながら、
途中アクを取りながら煮詰めていきます。
取材陣が撮影する間は、県庁職員の男性陣もかきまぜ隊に。
紅色の色がついたら完成!
煮詰めた時間はだいたい30分ほどでした。
これくらいだと子どもといっしょでもできそうですね!
手づくりの紅玉100%ジャムが並びます
できたジャムを煮沸消毒したビンと小皿にうつして、
それぞれがラベルを手書きしてビンに貼ります。
何を書くかもそれぞれ違っておもしろいですね。
わたしのは一番右側。
こちらは持ち帰り用として、小皿に取り分けた方はこれからお隣のカフェコーナーでいただきます。
その場ですぐにいただきます!
カフェコーナーにセッティングしたら、食べる前にまず撮影。
津軽ゆめりんごパティスリーで焼いたスティックパイ、
同じ園地のスチューベン、
市販クラッカー、
アルプス乙女の実を丸ごと入れたアップルティー、
そしてできたての紅玉ジャム。
アルプス乙女はこのようにとっても小さい品種で、食べるにはあまりおいしくないけれど、装飾・鑑賞によく使われています。
こちらではお正月の鏡餅の上に橙ではなくこのリンゴをのせるんですって。
さっそくスティックパイに紅玉ジャムをのせていただきます!
!!!!!
甘酸っぱい紅玉ジャムに、バター風味たっぷりのパイ生地があっていてとてもおいしい!!
プレーンクラッカーにのせるとジャム単体の味がよくわかりますが、わたしはパイとあわせるのが好みでした。オープンなアップルパイ。
他の鍋のジャムと一口交換して食べあったりしてみました。
それぞれ微妙に甘さや酸味が違って手づくりらしさが感じられます。
グループで行ったらぜひ交換試食してみてほしいですね。
紅玉のジャムが作れるのは10月中旬まで。
その後も、その季節にとれる果物のジャム作りが11月中旬まで体験できます。
リンゴだけじゃなく、桃やベリーを使ったジャムづくりも楽しそうですね。
イートインスペースでは、りんごジュースやシードルなども販売しています。
りんごジュースは品種ごとに分かれています。
青森に来るまでは、「赤いリンゴと青リンゴ、お菓子作りは紅玉」くらいの認識しかなかったです。
ここに並んでいるジュースの品種だけでも千秋、ふじ、つがる、シナノスイート、トキがあり、それぞれ収穫の時期が違う。
一度に味比べができるのはジュースのよさですね。
親子グループで参加したい
収穫体験・調理体験自体は、これまでも観光農園として提供されてきました。
今回の農のふれカフェメニューとしては、収穫+調理+試食までがセットになっています。
これで1,200円(予定)って、とてもお手軽じゃないでしょうか。
難しい工程はなかったので、親子のレクリエーションなどで来てみたいですね。
ジャムを使い切るまで食卓の話題になるのもうれしいです。
津軽ゆめりんごファームの農のふれカフェ
- タイトル:季節の果物でジャムづくり
- 内容:果物の収穫からジャムづくり、試食まで
- 参加費:1,200円(お持ち帰りジャム含む)
- 期間:7月~11月中旬(水曜定休)
- 人数:15人まで
- 駐車スペース:有り
- 予約:一週間前までに要予約 http://yumeringo.net/
- 住所:弘前市小沢字山崎44-4
- TEL:0172-87-6089
車で数分走ったところ、アップルロード沿いにこのスティックパイを焼いたパティスリーのお店もあります。
ちょっと時間にゆとりがあったので、そちらにも寄りましたよ。
ゆめりんごパティスリーでお買い物
アップルロード沿いに建つこちらの建物が津軽ゆめりんごパティスリーです。
旬のりんごも販売していますし、ドライフルーツやジュース、アップルパイ、タルトタタンなど加工品も販売しています。
一番多かったのはドライフルーツのりんごに様々なフレーバーがつけられているこちら。
プレーン、黒糖、塩、キャラメル、珈琲などたくさんあって迷ってしまいます。
わたしはプレーン、塩、珈琲のドライアップルを選びました。
お土産に持ち帰ったら息子と夫がパクパク食べてあっという間になくなっちゃいました。
加工品とジュースの詰め合わせギフトセットも配送料込で販売されているので、県外の友人や親戚に送る時に重宝しそう。
ゆめりんごPATISSERIE(パティスリー)
- 住所:弘前市悪戸字芦野156-1
【余談】うわさの「バゲ」を間近に!!
動いている「バゲ」を初めて間近に見てテンション⤴⤴
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年10月5日
※バゲ=低い位置に枝があるりんご園の中を走れるよう上部をぶった切った車。お化け、バケからくる。農地専用。 pic.twitter.com/3MmZ671ZSE
いつか乗ってみたい。
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