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お隣の県だけど387km!津軽移住3年目の道産子が感じる北海道と青森の違いまとめ(※随時更新)


「札幌市から弘前市までは387km、徒歩61時間」というGoogle先生の答えにおののいている斎藤です。
もし、東京から西へ向かうと三重県まで行ける距離なんですって。
そんなお隣の県に移住してきて3年目。
似てるようで違う北海道と津軽の言葉、文化、食べ物などをまとめました。
気がついたらまた追加します。

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北海道弁と津軽弁

まず、言葉です。
弘前は津軽弁のエリア。
北海道には青森県人も多く開拓に入っているので、共通の方言もあります。
しかし、まったくわからない方言の方が多い。さすが387km。
なお、わたしは転勤族の子どもでしたが、道南エリアには住んでいません。
同じ道産子でも、函館近辺の人だともうちょっとわかるということを加えておきます。

通じる方言

  • はんかくさい → ばからしい
  • めごい(めんこい) → かわいい
  • ゴミは「投げる」 → 捨てる
  • 手袋は「はく」 → 着ける
  • 押ささった → 押してしまった・押されてしまった

わからなかった方言(津軽弁)

  • けやぐ→仲間、同僚 +複数形:けやぐまぎ
  • おやぐ→親戚、家系 +複数形:おやぐまぎ
    ※いずれも「まぎ」に略されることもあるらしい
  • めやぐ→迷惑、目薬
    ※続報:上の「めやぐ」は、人に対して「迷惑」だと言うのではなく、何かしてもらった時に「いつもすまないねぇ(迷惑かけて申し訳ないねぇ)、ありがとう」の意味、つまり感謝の言葉だそうです。深い!

  • かちゃくちゃね→いらいらする、モヤモヤする
    「かつくつとする」も同様の意味で使われています。

  • けんど→道 例:川けんど→川沿いの道
    県道から来ているらしいです。「北海道なら道道(どうどう)だよ」と言ったら笑われました。解せん。

  • わ → 一人称(わたし、I)

  • わんだい、わんど → わの複数形(わたしたち、We)
    いったん、脳内で英語化されてます。

津軽弁 ⇔ 北海道弁 対訳

  • 津軽:た(ん)げ ⇔ 北海道:なまら →とても、すごく
  • 津軽:へば ⇔ 北海道:したっけ(したらね)→別れの挨拶、「またね」

この津軽弁「進撃の巨人」が理解できた自分に、2年半の月日を感じました。


青森にあって北海道にないもの


スーパーに並ぶサメ肉

スーパーに並ぶサメ肉

  • スーパーの魚売り場に「さめ」肉
  • 源たれ
  • ねぶた、ねぷた
  • 冬に散水するパイプ
  • 一代様

北海道にあって青森にないもの


セブンイレブン、ついに開店

セブンイレブン、ついに開店

  • セイコーマート
  • フジテレビ系←普段困らないけど、フィギュアスケート選手権だけ困る
  • テレビ東京系←北海道も入らないエリアあるよ!
  • 道道(どうどう・青森では県道)
  • 丸くプレスされたラム肉

イギリストーストは工藤パン

イギリストーストは工藤パン

それはないけどこれはある

  • 青森:工藤パン ⇔ 北海道:ロバパン
    イギリストーストのバリエーションが好きです。
  • 青森:焼きそばバゴーン ⇔ 北海道:焼きそば弁当
    どちらもペヤングがどうとか関係ない。


さて、いかがでしょうか。
北海道と青森県は、進学や就職、結婚、Uターンなどで、けっこう行き来があります。
同じ境遇の道産子、または逆に青森から北海道に渡って違いを感じている津軽衆もおられるのではないでしょうか。

また思いついたら追加します!

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