選択されているタグ : 写真 , 西目屋村 , 弘前

秋のドライブ、弘前市街地~東目屋地区~西目屋村~相馬ダムをGoogleマップ見ながら走ってきました


ひろさき街ナカゼミのりんご飴マン先生の講義で、弘前の暮らしについて上の写真のスライドがあったのですが……これ、弘前市街地の暮らしじゃないですよね??

朝5時と9時に謎の爆音がなるとか、
カメムシ大量発生とか、
猿を討伐すると8,000円もらえるとか。

まぁ、確かにりんごはどこからでももらってきますけれど。
市街地に住んでいる学生さん、皆さん困惑していたじゃないですか。

弘前市に長く住んでいる人でも、相馬ダムとか西目屋村の方とか、めったに行かない方も多くおられるかと。わたし自身も3年目で初めて行きました。

ということで、りんご飴マンが暮らしているであろう岩木~相馬エリアを夫とドライブしてきた時の写真を並べてみましょう。

-スポンサー広告-

市街をぐるぐるしてから新町坂を下りて岩木山を目指す


新町(あらまち)坂を下りていく

新町(あらまち)坂を下りていく


この日は休日の夫が、自分の担当するイベントの下見で、市街地を巡ってから相馬ダムに行くと言うので付いていきました。

わたし「どれくらいかかる? 4時くらいまでかかる?」
夫「いや、1時間半ぐらいじゃないかな」
と出発したのが午後2時前。

まずは市街地の観光スポットをぐるぐるっと回ってから、新町坂を下りて岩木山方面に向かいます。
上の写真を撮った時で2時半頃でした。


稲刈りが済んだ秋の風景

稲刈りが済んだ秋の風景


ナナカマドも真っ赤です

ナナカマドも真っ赤です

秋の風景を楽しみながらのドライブです。

ざらんざらんとなる林檎の写真もこの時に撮りました。
関連記事>津軽の秋は「ざらんざらん」とたわわに実っています


お山参詣の宮地造坂から岩木山をのぞむ


宮地造坂にて

宮地造坂にて


旧道にある宮地造坂の展望スポットに駐車。
旧暦の8月1日に岩木山を集団で登って参拝する「お山参詣」の時は、ここにカメラマンが並ぶとか。


隠れ里感ある東目屋地区


岩木川沿いの道を行きます

岩木川沿いの道を行きます

「桜庭」という地区を岩木川沿いに走ります。

すると、坂の下に小さな集落が見えました。
ちょっと、座敷童とかホビットとかいそうなファンタジー感あります。
あんまりかわいいので、思わずパノラマ撮影にしましたが、伝わるかどうか。



この東目屋地区は昭和30年に弘前市に合併されたそうです。

でも、こうして見ると、今も1つの集落としてあり続けている感じがします。

西目屋村・乳穂ヶ滝にそびえる剣


乳穂ヶ滝の神社

乳穂ヶ滝の神社


西目屋村まで来ました。

乳穂ヶ滝という33mの滝があり、不動尊がまつられています。


ガマ石、乳穂ヶ滝の解説

ガマ石、乳穂ヶ滝の解説


鳥居をくぐるとそびえたつ剣!

鳥居をくぐるとそびえたつ剣!


山の中の鳥居をくぐるとそびえる大剣!

なんですか、さっきからファンタジー世界に入ったようです。


剣の向こうに細い滝が見えます

剣の向こうに細い滝が見えます


奥に見える乳穂ヶ滝。

裏に自然の洞窟があるとか、ガマ石と呼ばれるガマガエルのような岩があるとか、冬になるとこの滝の凍り方で吉兆を占うとか、どこまでもファンタジーです。

もっと詳しく見たかったけれど、今日は夫の助手なのでガマン。
時間と距離をメモしたら、次の目的地へ向かいます。

人口1500人弱の西目屋村は子育て応援日本一を目指す


途中で見かけたこの看板、子育て中の身としてはインパクトがありました。

  • 0歳~5歳児保育料 全額完全無料
  • 18歳までこども医療費 全額完全無料
  • 全種類の任意予防接種費用 全額完全無料
  • 妊婦健診各種検査費用 全額完全無料

これらが所得制限無しだそうです。

西目屋村のホームページ>おしらせ - トピックス

ホームページを見ると、他にもチャイルドシート無料貸し出しとか、中学生に対するピロリ菌撲滅事業(検査・治療費無料)もあります。すごい。

一方で、西目屋村の中学校が今年の3月で閉校となり、中学生は自治体を越境して弘前市立東目屋中学校へ通っています。
この自治体を越えての通学は県内でも初めてとのことで、ニュースにもなっていました。

参考リンク>青森)村唯一の中学校にお別れ 西目屋中:朝日新聞デジタル

小学校も統合を望む声が、東目屋・西目屋合同の父母会から上がっているそうです。

参考リンク>越境統合 弘前市教育長「検討必要ない」  - 青森のニュース - 都道府県別 - 47NEWS(よんななニュース)

冬の通学を考えると、大変そうですが…。

実際、子どもが未就学児でかかる保育料、それに弘前の家賃相場を思うと、もし西目屋村に暮らすと固定費が月5万くらい変わりそうなんですよね。大きい。

西目屋村役場から弘前市役所までは車で約25分とGoogle先生は示すけど、それ、雪が無い時期の話しですからね、ちょっと考えてしまいます。

旧相馬村地区で岩谷不動尊、沢田神明宮を見つつ走る


岩の中にほこら

岩の中にほこら

岩谷不動尊

岩谷不動尊


車はさらに走り旧相馬村エリア、今は弘前市相馬地区に入ります。

大きな岩の中にほこらがある岩谷不動尊を見て、沢田神明宮へ。


神明宮の説明

神明宮の説明


ここは天照大神が奉られています。
奥に見える巨岩など、まさに天照大神がお隠れになったような風景ですね。

ここでは旧正月にろうそく祭りというお祭りもあるそうです。
ロウソクの垂れ具合で吉兆を占うとか、本当にファンタジー。

沢田ろうそくまつり|青森県観光情報サイト アプティネット


最終目的地の相馬ダムに到着


謎のマネキンの首!

謎のマネキンの首!


一瞬、ギョッとするマネキンの首の横を走り抜けて、相馬ダムへ向かいます。
これ、夜に初めて見たら刺激強すぎる…。

そして最終地点の相馬ダムに到着!


夕暮れの相馬ダム

夕暮れの相馬ダム


さすが、山の中だけあって、もう日が見えなくなっています。

って、もう4時過ぎてるんですけど!?


相馬ダム近くの屏風岩

相馬ダム近くの屏風岩

最後はツアー解散予定地点の「そうまロマントピア」へ。

時刻は午後4時半になっていました。


そうまロマントピアの天文台

そうまロマントピアの天文台


ロマントピアから見る岩木山

ロマントピアから見る岩木山


りんご飴マンが超美しい写真を撮影したのはここでしょうか。

弘前市街地に戻ったら午後17時近くでした


この日のタイムラインbyGoogleマップ

この日のタイムラインbyGoogleマップ


暗くなっていく中を下山して、アップルロードを走り、保育園の息子を迎えたのは17時前でした。

さすがに高齢者の方々にこのツアーは無理なので、弘前市街地での観光と途中のいくつかを大幅にカットしたようです。
今日も途中のトイレ休憩の場所を下見しに岩木まで行きました。これで3回目。
まるでツアコンのようですが、介護事業所の介護士です。
当日、晴れるといいね。

AndroidのGoogleマップだと、「タイムライン」から上のように行動ルートと時刻が分かります。
見られるのは本人だけですが、写真も行動も全部Google先生は掌握されているということですね。

参考リンク>Googleマップに自分がいつ・どこに行ったのかが丸わかりになる新機能「タイムライン」が登場したので実際に使ってみた - GIGAZINE

夫がこのドライブツアーを企画する際も、Googleマップで距離や時間の目算をしたり、地図をプリントアウトして書き込んだりしています。
でも、西目屋村の方はかなりアバウトな走行距離と時間だったようで、実際に確かめる為のドライブでした。

この日のわたしたちの行動履歴がいつか反映されて、Googleマップがより正確なルートを示すのかもしれません。

今がちょうど紅葉の良い時期です。
弘前市街地の方も、県外の方も、白神山地までのちょっと民話の世界のようなドライブをお楽しみください。


-スポンサー広告-