津軽の秋は「ざらんざらん」とたわわに実っています
この時期、津軽の道を走っていると、たわわなリンゴの果実に目を奪われます。
手をかけられたリンゴたちが、木が全体に真っ赤に見えるほど、日本昔話のさるかに合戦の柿のように「ざらんざらん」となっているのです。
まんべんなく色づくように育てられています
まんべんなくリンゴの実が赤く色づくように、地面に反射材のシルバーシートを敷いたり、ひとつひとつ実回しをしたり…。
こんな風に手をかけられてリンゴが赤くなっているなんて、ここに来るまで知りませんでした。
岩木山に向かって相馬のあたりを走っていると、どっちを向いてもリンゴ・りんご・林檎!!
こんなに林檎の種類があるなんて知らなかった…
これ、全部いただきもののりんごです。
弘前に移住してくると、農家でなくても秋~冬はりんごを買うことがほとんど無くなります。
たいてい、仕事でお世話になった関係の中にりんご農家の方がいて、何かとりんごをいただいてくるからです。
そして、その品種の多種多様なこと!
つがる、ふじ、紅玉などは知ってましたが、未希ライフとか千秋(せんしゅう)、世界一などは弘前で初めて食べました。
上の写真のりんご、手前の赤いりんごが聞いたことない種類でした。
いただきものの、さらにおすそわけだったので、くれた方もうろ覚えで、
「ナントカの香りって言ってたかなぁ?」ですって。
「~の香り」とつく品種を調べると「あいかの香り」というのがあるようですが、秋の入口にいただいたので「彩香」かも??
りんごに詳しい人は見ればわかるのでしょうか。
りんごは皮ごと食べる方がいいって知ってた?
うちは息子もみんなりんご好きなので、せっせとむいて食べ……いや、ほとんど皮をむかないで細くカットして食べています。
昨年イベントで野菜ソムリエの話しを聞いたのですが、
「りんごの皮と実の間に栄養がつまっているので、皮ごと食べてください。細く切れば、口当たりも気にならなくなります」
と言われました。
農薬とかは大丈夫?と思いましたが、ちゃんとりんごが収穫されるまでに農薬の影響が消えるように計算して使われているから大丈夫なのだそうです。
そんなわけで、うちはこうして細くカットして食べています。
りんごの皮を一つなぎにむくスキルが無いからじゃないんですよ!
夕暮れのリンゴ畑はいっそう見事です
今日は藤崎方面を走りましたが、日が傾いてくるとりんごがさらに赤く見えました。
遠くに岩木山、手前にりんご畑とススキの群れ。
何度も車を停めたくなる風景です。
昨日から弘前城公園では「菊と紅葉祭り」も始まりました。
秋の津軽は見どころ、味わいどころがたくさんです。
先日も書いた通り、シーズンオフは宿も航空券もだいぶ安くなっていますので、ぜひ遊びに来てください。
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