君はナスラーを知っているか!? 白神山地に自然の守り神が降臨!!
家族で西目屋方面にドライブした休日。
そう言えば白神山地ビジターセンターって行ったことが無かったね、と足を運んでみたら、
そこにはナスラーがおわしました。
いや、何を言っているのかわからないですね。
でも、そこにはいたのですよ、那須から飛んできた自然の守り神が。
そんな、ナスラーのお話しです。
まずはナスラーのお姿をどうぞ!
どーん!
このように竹を割ってしならせながら結わえてつなぎ、マユのような形になっているのですね。
青森県も北海道も孟宗竹の竹林は無いので、めずらしくて見入ってしまいます。
それで、ナスラーってなに?
わたしがここに来た時点で知っていたナスラーの情報は、こんな感じです。
- 那須町から来た
- 完成は5月下旬。ローカルニュースで村長と子どもたちがPRしていた
- 竹でできている
以上!
それでも、たまたまニュースで見たり、西目屋タイムスの記事を見たりして知っていた方だと思っていたのですが…。
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「世界遺産白神山地の豊かな自然と共生するエコタウン」の西目屋の今を伝えていきます。
実は深かったナスラーの生い立ち
最初のナスラーが生まれたのは、2014年3月11日。
栃木県那須町の那須の道を美しくする100人の会の有志と青森県出身で那須町在住の彫刻家・向井勝實さんが制作しました。
3.11後の原発事故の影響で、タケノコやキノコ類の出荷制限があった那須町で、
「放射性物質も、ゴミも、悲しみも、すべて食べてくれる守り神」として生まれたそうです。
知らなかった!!
「ナスラーを見て来たよ」とブログに書きたくて調べたら、この背景がわかってびっくりしています。
ナスラーの歌も2曲あります
大人向けのギター弾き語りの歌と
子どもたちといっしょに歌えるテーマ曲。
さなぎになり羽化して飛んできました
そして、2015年3月に、ナスラーはさなぎになり、そこから羽化して魂が飛び立ったということです。
以下、那須の道を美しくする100人の会Facebookページより引用。
この頃に西目屋村から村長が那須町を訪ねておられたようです。
那須を飛び立ったナスラーの魂は、白神山地に降り立ち、24.8mに成長した身体をまとってビジターセンターの前にたたずんでいます。
なお、那須では20mだったけれど、西目屋→ニシ(メ)ヤ→24.8mになったそうです。ダジャレか!
では、那須町にはもうナスラーはいないのでしょうか?
いえいえ…第2のナスラーが2015年3月11日の鎮魂祭にお目見えしていました。すごい。
そんな思い入れもストーリーもぎゅっと詰まったナスラー。
あなたも西目屋村まで見に行ってみませんか?
わたしも、このストーリーを知ったからにはもう一度見て来たいですね。
ライトアップされたり、雪がのった姿も楽しみですから。
【追記】
ナスラーの入魂式(公開式)が6月18日(土)の午後にあるそうで、栃木県那須町から製作スタッフの方も来られるとのこと。詳報はまたわかり次第追加します!
【参考リンク】
- 那須の道を美しくする100人の会
- 那須の道を美しくする100人の会-Facebook
- ナスラー・プロジェクト in にしめや|西目屋村タイムス
- 青森・西目屋に竹のオブジェ「ナスラー」 那須から降り立つ - 弘前経済新聞
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