弘前公園でARアプリ「街めぐ~弘前編」を使ったら

街めぐ弘前編で再生された曳屋前の弘前城
GW後半が始まります。
ソメイヨシノはほとんど散った弘前公園ですが、枝垂れ桜や八重桜、寒桜など数多くの種類の桜がまだまだ咲き誇っています。
「そうは言っても、せっかく来たのに写真の撮りがいが…」というあなた、ARアプリ「街めぐ~弘前編」をスマートフォンやタブレットに入れて弘前公園を散歩してみませんか?
ちょっと変わった写真が撮れて話題の種になりますよ。
そもそもARアプリってなに?
ここ数年ぐらい「AR」という単語を聞くのですが、どういう意味なんでしょう?
デジタル機器、主にスマートフォン上で、カメラなどを用い取り込んだ現実の物や空間に情報を付加提示し、利便性・エンターテイメント性などを与えるアプリケーションのこと。ARはAugmented Realityの頭文字で「拡張現実アプリ」と訳される。
ARアプリ(えーあーるあぷり)とは - コトバンクより引用
…うん、「Augmented」って見たことない単語だし、「拡張現実」って言葉もすごいですね。
要はスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器のカメラで、ある場所、またはある形のものを読み込んだ時に、そこに実際にはない絵や動画、情報を加えさせるアプリということでしょうか。
「ARアプリ」としてはちょっと前に子どもが遊んでいた「うごくぬりえ」が人気でした。

ジバニャンのうごくぬりえ
このジバニャン、ぬりえから飛び出してきて踊るんですよ。
自分がぬった絵が動いたので、息子もおおよろこびでした。
こんなのがお菓子のおまけになるなんて、さすが21世紀だなぁと感心した昭和生まれのハハです。
街めぐ~弘前編には曳屋前の弘前城、たか丸くん、さらにタメノブーンVも!
そして、「街めぐ~弘前編」ですが、まず下乗橋がAR対応スポットになっていて、ここでアプリを起動させると、石垣角の曳屋前の位置に弘前城が出現します。

アプリのお城は石垣も少し付いているので、これを目印にして位置合わせをしましょう。
奥に本物のお城が見えてますが、気にしない!
実際の撮影画面はこのようになっています。

下乗橋でのアプリ画面
右上のアイコンを押すと、マスコットのたか丸くん(工事ver.)が出たり、この4月にデザインが公開された超城合体タメノブーンV(ファイブ)が現れたりします。

撮影した写真
さらに、2回目に気づいたのですが、右下のメニューから季節を変えることもできます。

春バージョン
春バージョンを選ぶと、お城だけじゃなく桜まで再生されます。
これで、満開の時期を逃してもバッチリ!
…現実が夕暮れ時なので、色合いがあってないことはなはだしいのですが…。
他にも紅葉とか雪の時期もありました。
ちなみにこれは、位置情報に対応しているようで、このあたりに来ていることが条件です。
いつでもどこでもたか丸くんやタメノブーンを呼び出せるわけではありません。
しかし、構図は変わっても大丈夫なようで…。

息子、弘前城マンになる
息子の頭がお城になってしまいました。
めっちゃゲラゲラ笑われてうけたので、よしとします!
そんなわけで、お子さんや友だちと遊ぶもよし、お一人で来た時の写真のにぎやかしにもよし、いつもの下乗橋写真に飽きた方におすすめです。
弘前市が配信しているだけあって、無料で楽しめますよ。

本物の曳屋前弘前城(2014年撮影)
「街めぐ~弘前編」の紹介とダウンロードはこちら
ARアプリでは「舞台めぐり(ふらいんぐうぃっち)」編も弘前公園内に撮影スポットがあります。
こっちでもけっこう遊んだので、また別にご紹介しますね。