東目屋地区の厳冬体験ツアー、弘前移住者として交流会に参加してきました

弘前東目屋地区にて、移住希望者と移住者と地元の人たちの交流会

弘前東目屋地区にて、移住希望者と移住者と地元の人たちの交流会


20日の夜の部。

弘前市街地からバスに乗り込んで東目屋地区へ。
「厳冬のひろさき暮らし体験ツアー」に参加された、弘前暮らしに興味のある人、東目屋に暮らしている人と、弘前に移住してきた人たちの交流会に参加してきました。

同日に開催されていた「青森県がお前をkill 短命県体験ツアー」じゃないのツアーです。

真冬だから津軽が熱い!津軽のおかあちゃんから弘前ぐらしを学ぶ体験ツアーを開催します。旅とは「人との出会い」。チラシにも記載されているとおり、津軽のおかあちゃんたちが皆様のお越しをお待ちしています。上限2万円まで交通費補助もあります!弘前ぐらしに興味のある方はこの機会にぜひ!【ツアー詳細・お申込み】http://www.tabisuke-hirosaki.jp/10558.html

Posted by たびすけ 合同会社西谷 on 2016年1月20日

津軽のカッチャがつくる伝承料理が盛りだくさん


テーブルにどんどん並んでいく津軽の郷土料理

テーブルにどんどん並んでいく津軽の郷土料理


このツアーは、「青森県弘前市での暮らしに興味のある方」が対象で、参加していた方は関東や甲信越など弘前からは距離があるところからいらした方がほとんどでした。

厳冬体験と言うには、少々暖冬だったのですが、さすがに岩木山に近い東目屋地区はそれなりに雪があります。

旅程を見ると、津軽そばを食べて、東目屋の空き物件を見学して、伝承料理を共同調理、そして交流会という1日目。

このテーブルに並んでいくお料理も、ツアー参加者の方もいっしょに調理していたのでしょうね。

わたしたちは、すっかり用意ができた頃に、他の弘前移住者の方々といっしょに会場入りしました。

わたしたち……、はい、わたしたちだけ家族連れ、6歳の息子も同席していました。
「おにぎりがハートのかたち!!」と息子が喜んでました。


うさぎのお肉も

うさぎのお肉も


ジビエもあるよ、ということで、ウサギ肉の煮付けや、鴨肉の入ったおつゆもありました。
わたしもウサギを食べるのは初めてです。骨多いけどおいしいですね。
息子はやや引いていました。かわいそうに思うようです。
うさぎ、絵本でもたいていかわいらしいですからね。


自己紹介の後はフリートークでひたすら飲み食いしてました


地元の日本酒がずらり

地元の日本酒がずらり


交流会と言っても、それほど仕切りがあるわけではなく、冒頭にぐるりと一周自己紹介をした後は、自由に歓談するスタイルでした。

ツアーに参加している人は、
「南の地方から首都圏に出て働いているけど、将来は地方に住みたい」
「定年後に地方移住を考えている」
「祖父が津軽地方にいたから、よく来ていた」

など、弘前を訪れた理由も様々。

農業をしたいと思っている青年と、東目屋で農家をしている青年が語り合っている光景も見かけました。

東目屋地区は農業の地域、新規就農者をどのように増やしていくか、地元でも条件の緩和など受け入れ体制を変えていく中にあるそうです。

一方、先輩移住者として参加している人は、
Uターンで起業している人、
結婚を機にパートナーの故郷へ来た人、
地域おこし協力隊の青年、
など、移住してきた経緯も様々。

わたしも声をかけてくださった移住コンシェルジュの工藤健さん以外は、お話しするのも初めましてから始まる方ばかりでした。
子どもを追いながら席を変えながら、色々なお話しを聞けてよかったです。

なにしろ、移住してきてここに来ている人も、東目屋で新しい人を受け入れたいとしている人たちも、ツアーに参加してまで弘前を知りたいという人たちも、みんなここが大好きなわけで。
それは幸せな時間でした。

シードルで乾杯して、久々に日本酒もいただいてしまいました。
飲み過ぎ食べ過ぎ注意報です。


くじ引きお菓子イモ当て

くじ引きお菓子イモ当て


くじを引く息子

くじを引く息子


子連れで行くのはどうかとも事前に迷いましたが、息子もおじいちゃんおばあちゃん世代の大人にもかわいがられて楽しんでいました。

くじ引き付きのお菓子「イモ当て」のくじをめくったり。
わたしたち3人ともやって「子」しか出ませんでした。「子」だとカットした小さい方のお菓子になります。それでも充分です。

夫はUターン、わたしはIターン。
夫は介護施設の送迎で、こちらのエリアにも来るようで、普通に和気藹々と話ししていました。

地域おこし協力隊、弘前市で1名募集中ですって

地域おこし協力隊で昨年から弘前に暮らしている方に聞いたのですが、現在相馬地区で2名の方が活動している他、弘前市で1名募集中とのことです。


地域おこし協力隊については、募集地域によって色々あるようなことを他の地域で体験した方のブログで見かけます。
しかし、弘前はいま活動されている2人の方も相当に面白いことをしているので、かなり度量があるのではと思います。

2月25日(木)で募集締め切りとのこと。

弘前は普通に都市生活もできれば、農業や田舎ぐらしをがっつりやることもできる街です。
妙に濃い人が多いし、謎に文化芸術活動が盛んなので、メディアや執筆、プロモーション的なことに興味がある人は、募集要項をチェックしてみてください。

普段、わたしたちは市街地で暮らしていますが、ほんの車で20分くらいで、これだけ景色が変わるものだなぁと実感する夜でした。

おまけ


下駄箱の注意書き

下駄箱の注意書き


下駄箱の注意書きがじわじわ来る。

「私を連れて帰って」と訴えておきながら、「入れっぱな」とナチュラルに書かれているのがツボにはまりました。

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