2018年11月~12月のひろさき親と子の不登校ほっとスペースきみだけ
8月19日の #不登校は不幸じゃないin弘前 から生まれた青森県弘前市の不登校親子の交流会、その後も続いています。
ちょっと報告が遅くなりました。
月に1度の集いは、11月21日(水)と12月8日(土)に開催しました。
その他に、弘前ボランティア支援センターの企画で、11月10日にさいとうが自分の体験や、イベントの成り立ちについてお話ししてきましたよ。
不登校の気持ちがわかる図書コーナーあります
「きみだけ」の集いは、学校に行けない、行きたくない、行くのが辛い子と、その家族、不登校経験者がそれぞれのことをお話ししたり聞きあったりする交流の場です。
8月の#不登校は不幸じゃないin弘前に寄せていただいた支援金の中から、関連書籍を購入させていただいたり、わたしの蔵書から持ち寄ったりして、昔ながらの図書カードを使った貸出も行っています。
30年前の登校拒否児童だったわたし、10月に北海道の実家に帰省してきた時に、親が当時読んでいた本や、フリースクール在籍時に書いた文章が載っている本を持ち帰ってきたりしました。
今見ると、体裁も何もかも、時代を感じます。
学校に行ってはいたけれど辛かった人も
先日、日本財団のアンケート調査により、「年間30日以上欠席の不登校である中学生」は約10万人、「不登校傾向にあると思われる中学生」は10.2%の約33万人に上ることが発表されました。
日本財団は、少子化が進む中で増加する不登校の子どもの実態を把握すべく、文部科学省が定義する不登校児童生徒に加え、学校に馴染んでいないと思われる子どもたちの実態について調査を実施...
学校に行くことがどんなに辛くても不登校をすることが許されず、半ば脅されながら学校に行かされていた。
そんな体験を語る方が11月の集いに参加されました。
年代としてはわたしに近く、当時は更生されるべき対象だったことを思い出しました。
学校に行ってさえいれば安心なのか?ということを親になった今、問われる思いです。
弘前ボランティア支援センター「ほっと・ぼらんてぃあ」で当事者活動の紹介をしました
弘前市のボランティア支援センターの方からのご依頼で、「ほっと・ぼらんてぃあ」という月に一度地域のボランティア活動をしている人のお話しを聞くイベントに登壇しました。
開催場所は、土手町の坂を登って弘前公園に向かう途中、交番の手前にある市民参画センターの3階です。
弘前市の広報にも載ったので、これまでのネットでのPRでは届かなかった層に届いたようです。
8月の「#不登校は不幸じゃない」が小幡和輝さんの呼びかけで始まり、わたしが弘前での開催を決め、全国で100箇所の開催が実現するまでのこと。
ネットを使い、口コミや地道なチラシ配布も行い、弘前での仲間と準備をしてきたこと。
あくまでも当事者による当事者のための活動として始めたことなどを、自身の体験とともにお話ししました。
8月のイベントを知らなかった方も多く、お子さんの不登校で悩んでいるご家族の方も来られていました。
また、ボランティア活動をしている中で、不登校の子と接する機会があり、話を聴いて勉強したいということで来られた方もいました。
「きみだけ」は当事者(家族含む)、経験者を中心としていますが、周りの理解を得るためにも外に出て語る機会も必要だと感じました。
次回は2019年1月23日(水)
次回のひろさき親と子の不登校ほっとスペース きみだけは下記日程で開催します。
1月23日(水)14時~16時(開場30分前)
ヒロロ3階子育て支援センター「駅前こどものひろば」内多目的室にて
初めて参加ご希望の方は futoukouhirosaki@gmail.com までご連絡ください。
基本的に当事者・保護者・経験者の交流活動です。
ボランティアスタッフとして参加ご希望の方は事前にお問い合わせをお願いします。
不登校を考える会@あおもり FBページを運営中です
2018年は青森市でフリースクール・サニーヒルがオープンし、弘前市でも土手町でユースひろさきが活動を始めるなど、いっきに不登校支援の話題がメディアに載るようになりました。
その中で、それぞれの活動の情報共有をしようと各団体の有志が集まっています。
いくつかの準備会を経て、Facebookページを公開しました。
参加している団体は以下の通りです。
Facebookをやってなくても見られます。
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