2020年の #不登校は不幸じゃない は初のオンライン開催でした


夏休みが終わる前の日曜日、学校に行かない生き方もあるよ、と学校が辛い子の居場所をつくるムーブメント「#不登校は不幸じゃない」、3回目となる2020年はオンラインでの開催でした。

新型コロナウイルスのために人が集まる場を作ることが難しい中でのオンラインですが、全国各地からの参加、国外からの参加者もあり、子どもたちはゲームでつながっていました。

小部屋のファシリテーターをしました

今回の#不登校は不幸じゃないオンラインはこんな流れでした。

  1. 開会
  2. 発起人小幡和輝さんの話し(15分)
  3. 小部屋(ブレイクアウトルーム)に分かれてお話し会
  4. シャッフルタイム
  5. 小部屋に分かれてお話し会
  6. 閉会

申し込み受付はPeatix(ピーティックス)を使っていました。


小幡さんのブログでの呼びかけ記事もリンクしておきます。


わたしは小部屋でのお話しを司会進行するファシリテーターとして参加しました。

過去2年は対面イベントだったので弘前(および近隣)の方々とお話ししたのですが、今年はオンラインなので全国からの参加者の方とお話しをします。

だいたい1回あたり45分くらいですが、後半はシャッフルに時間が少しかかったので30分あったかな?という長さでした。

わたしのグループはどちらも不登校中のお子さんがいるお母さんが多め。

ここで話したことは個人を特定できる形で話さない、SNSなどにアップしない、というルールがあるので詳細は書きませんが、今もお悩みの渦中にある方もいました。

子どもたちはゲーム部屋でワイワイと

このビデオチャットで初対面の人と話す、というのはなかなか子どもたちにとってはハードルが高いところです。

この春からの集まり自粛の中で、わたしもオンラインでサークルのお茶会を何度かしていますが、当事者である子どもは親といっしょに、または親の背後になる形が多かったです。

でも、この#不登校は不幸じゃないオンラインでは子ども向けにゲーム部屋も3つ用意されました。

ゲーム部屋はそれぞれマインクラフト、スマッシュブラザーズSP、フォートナイトの部屋です。
イベントの前日までにはすべてのゲーム部屋が満席で受付終了になっていました。

ここのファシリテーターは小幡さんが代表を務める「ゲムトレ」のトレーナーが担当していました。

うちの小5息子はフォートナイト部屋に参加。

ゲーム部屋は休憩やシャッフルがなく通しでの2時間近くでしたが、他の子たちと仲間になったり対戦相手になったりして楽しんでいました。

ファシリテーターの方がプロゲーマーだったそうで、ゲームを生業としている人といっしょに戦えたことに興奮していました。

他の子とはフレンド登録もしたので、その後もつながっているようです。

このゲーム部屋もみんなZOOMで参加していたので、わたしと息子は別室で、それぞれPCとタブレットから参加していました。

閉会式では子どもたちもみんなメインルームに戻ってきて、とてもにぎやか!

マイクラ部屋はゲームメーカー側の障害でマルチプレイがログインできない子がいるなどあったそうで、それは何ともしがたく残念でした。

入れ替わり自由なイベントでしたが、同時接続は最多で100人を超えていたそうです。

全体ではオンラインでしたが、地域によっては有志によるオフラインイベントも開催されていました。


当日終了後のツイートより



オンラインとリアル?

この春からオンラインイベントが増えたこともあって、実際に集まって行うイベントをリアルと言っていいのか、オフラインと言っていいのか迷ったりします。

とりあえずリアルと言ってみますが、オンラインイベントも現実に顔を見て言葉を交わしてはいるので、ある意味リアルなんですよね。

今回オンラインでの開催に実行委員側として参加して思うのは、オンラインはリアルの代替では無いし、そこにはリアルに無いメリットもある、ということです。

逆に、オフラインで集まって話すことにはかけがえのない意味もあって、やはりどちらもあるのが望ましいですね。

来年はきっとまた全国各地で集まれますように。

とりあえず、弘前では#不登校は不幸じゃないから始まった地域サークルを細々と続けていきます。

決まっている日程は8/22と9/5です。

詳細はホームページをご覧ください。



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