弘前さくら祭り2016の花筏(4月27日撮影)
人気のFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」で4万を超す「いいね!」を集めた弘前公園の花筏。
満開の桜だけではなく、散り際も美しいということで、多くの観光客が4月下旬から5月にかけて訪れます。
大正時代の観桜会から始まった弘前さくらまつり、2018年が100周年の開催です。
今年は特別に期間を前後に伸ばし、2018年4月21日(土)~5月6日(日)に開催されます。
いつもは4月23日~5月5日なので、3日間増えました。
しかし、問題がひとつ。
弘前市内は1日の宿泊可能人数が1万人分ないそうです。
もう、弘前市が民泊提供者を募集するレベルです。
つまり、県外から来る観光客にとって、弘前市内の宿を予約することはなかなかのハードモード。
4月に入ってから考えよう、なんて思っていたらとっくに近くのホテルは埋まってしまっています。
もう、休みの日を決めてしまいましょう!
有給休暇は申請してしまいましょう!
そして、3月のうちに宿を予約するのです。
そんなわけで、今ならまだネット予約可能な、弘前公園と駅・バスターミナルにアクセスのよいホテルを弘前市民がご紹介します。
弘前公園へ歩いて行ける! おすすめホテル
まずは、こちらです。
天然温泉岩木桜の湯 ドーミーイン弘前
わたしの両親が北海道から来た時に2回泊まりました。
朝食、そして天然温泉が弘前市民からも評価が高いホテルです。
弘前公園は追手門が最寄りの入口。
徒歩8分くらいで行けます。飲んでも安心!
弘前駅から無料送迎バスあり。
または、土手町循環100円バスに乗って「本町」停車場からすぐです。
弘前グランドホテル
こちらはもっと近く、弘前公園まで徒歩5分ほど!
交通アクセス優先なら、弘前駅前エリア
弘前に到着するのが遅い、または弘前から発つ便が早い場合は、混んでいる街中に入り込まずに駅近くに泊まる方が安心でしょう。
弘前駅(JR・弘南鉄道)周辺のホテルであれば、新幹線で来る方も、飛行機に乗って空港から直通バスで来る方もすぐにチェックインできます。
弘前公園までは歩くと30分弱くらい。
土手町循環100円バスと、さくらまつり期間は駅からのシャトルバスが出ています。
アートホテル弘前シティ
数年おきに名称が変わっているホテルですが、弘前で「シティ」ホテルと言えばここです。
ここも両親が泊まったことがありますが、落ち着いた雰囲気で部屋も広かったです。
ホテルルートイン弘前駅前
言わずと知れた全国でおなじみのビジネスホテル。
父だけが来た時はここに泊まっていました。弘前駅の真向かいにあります。
ブロッサムホテル弘前
泊ったことも泊めたこともないのですが、ランチが充実していて好印象のホテルです。
買い物・お食事にも便利! 弘前の商店街・土手町エリア
弘前のメインストリートは土手町通り。
大手のチェーン店から地元の小売店まで、上土手町から下土手まで並んでいます。
昔から残る風景をながめたり、おしゃれな雑貨店やカフェをのぞきながら歩くのも一興です。
通りの場所にもよりますが、駅にも弘前公園にも歩いて15分~20分くらいで行けます。
弘前パークホテル
ホテル内のレストラン響では、津軽三味線の生ライブを行っています。
岩木山を眺める高層階レストランで「津軽定番の朝ごはん」をいただくのも人気です。
1階に大きな紀伊国屋書店が入っており、ガイドブックや地元の本も現地調達できますね。
他にも土手町にはリーズナブルなチェーンのホテルもあります。
スマイルホテル弘前(旧:弘前国際ホテル)
スーパーホテル弘前
乗り換えるけど、意外と近いのですよ
弘前は新幹線が止まる駅も、空港もありません。
しかし、新青森駅からは電車で40分前後、青森空港からは空港バス(大人1,000円)で1時間弱で弘前に着きます。
たとえば、羽田空港からJALで青森空港へ飛び(1時間20分)、手荷物を受け取って(20分)、バスに乗る(1時間)とすると、羽田を出てから3時間後には弘前駅に着いていることでしょう。
(※実際はさくら祭りのピーク時は国道も混むので1時間以上かかることもあります)
プレミアムフライデーなら、15時に退社して19時には弘前で夜桜見物もできるのではないでしょうか。
青森空港から飛び立つJAL便
他のエリアでは、
新千歳空港からはANAとJALの2社で1日5便、
伊丹空港からも2社で1日6便、
愛知の小牧空港からFDAで3便が飛んでいます。
なお、新幹線でも東京駅を出て4時間半後には弘前駅到着です。
ほら、意外と早く着くでしょう?
また、格安で移動したい方には夜間高速バスも人気ですね。
その気になれば0泊弾丸ツアーもできます。おすすめはしませんが。
せっかく美しい街だから、ゆっくりと見てほしい
桜のトンネルを歩く夫と息子(2015年4月28日撮影)
弘前市は大きな自然災害や空襲にあうこともなく、昔の街並みが残っています。
一方で洋風の建築物も多く、その建物と桜のコントラストを眺めるのも楽しい。
弘前教会(2016年4月22日撮影)
できることなら、弘前市内に宿をとって、ゆっくりと街歩きから楽しんでいってください。
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