不登校児だったわたしの義務教育終了は「10分間の卒業式」


3月に入り、卒業の話題を多くなりました。
昨日は高校の卒業式が多かったようですね。

自己紹介にも書いている通り、小学校高学年から不登校をしていたわたしは、最終学歴は1ヵ月間しか行かなかった札幌の公立中学校です。

中学校3年間で通算2ヵ月くらいしか登校していなかったのですが、特にもめることなく中学校を卒業することになりました。

ただ、学校側の要望で、
「卒業式への参加は見合わせて欲しい」
とのことでした。
学校にまったく行かなくても卒業できることがわかると、他の生徒に悪い影響を与えることを心配されていたようです。

そんなわけで、校長室にて、わたしと母親と、担任と校長と、4人で10分間ほどの卒業式でした。

これは、その後すぐに書いたポエムです。


投稿者名 斎藤美佳子 投稿日時 2016年03月02日 | Permalink

学校へ行きたくないあなたへのメッセージを、プロブロガー・イケダハヤト氏に聞きました

“18歳以下の子どもが一番多く自殺する日が、学校が始まる9月1日である”
というデータが内閣府から公表され、悩んでいる子どもに向けて多くの人がメッセージを出しています。

9月1日子ども自殺:樹木希林さん、茂木健一郎さんらメッセージ / 不登校新聞
お、家入一真さんもおられますね。

また、鎌倉市図書館のツイートが8/29現在9万リツイートを突破しています。

わたしも不登校していた頃は私設の図書館にお世話になりました。田舎町だったので、日中に行ける場所はその図書館と児童館でした。お世話になった大人の方、ありがとうございます。こうして生きてます。

そんな中、オンラインサロン「イケダハヤブログ塾」でお世話になっているプロブロガー・イケダハヤトさん(運営ブログ:まだ東京で消耗してるの?)にインタビューし、ご自身の学校生活の思い出と、学校へ行きたくない子へのメッセージをうかがいました。



投稿者名 斎藤美佳子 投稿日時 2015年08月29日 | Permalink

(随時更新)不登校・ひきこもり・ニートの気持ちがわからないなら、これを読めば?のおすすめ本リスト

前回の記事の続きです。

9月1日に子どもの命が失われないために願う「死なないで。逃げて、隠れて、休んで、どうか生きていて」

夜に書いたので、思い切りウェットな文章になってました。
今日はお日様の光の中で書いているのでライトに行きますよ!

子どもが「学校に行きたくない」と言い出した。
登校させようとしても、「頭が痛い、お腹が痛い」と言って動かない。
人の輪に入るのが苦手で、社会に出られるか心配。
毎日ゲームとネットばかりして、働きにも行かない。

そんな時に読むと、
「こういう気持ちだったのね」
「学校に行けなくても死ぬほどのことはないか」
と思える本を、元不登校当事者目線で集めました。


投稿者名 斎藤美佳子 投稿日時 2015年08月19日 | Permalink

9月1日に子どもの命が失われないために願う「死なないで。逃げて、隠れて、休んで、どうか生きていて」


18歳以下の子どもたちの自殺者が最も多い日が夏休み明けの9月1日である。
内閣府が今年6月に発表した自殺対策白書に掲載されたグラフが、波紋を広げています。

 18歳以下の自殺者において、過去約40年間の日別自殺者数をみると、夏休み明けの9月1日に最も自殺者数が多くなっているほか、春休みやゴールデンウィーク等の連休等、学校の長期休業明け直後に自殺者が増える傾向があることがわかる(第4-5図)。
内閣府 平成27年版自殺対策白書 第2節●若年層の自殺をめぐる状況より

当ブログでも何度か紹介しているNPO法人不登校新聞社が、夏休み明けの子どもの自殺を防ぐ緊急号外を発行しました。

【公開】9月1日の子ども自殺を防ぐ〜「不登校新聞」緊急号外発行へ / 不登校新聞

全国で最も多い始業日は9月1日ですが、北海道では8月19日から、青森県では8月24日から多くの小学校が始業します。(その分、冬休みが長い)
グラフが8月下旬からギザギザと上がっていくのは、そうした地域差もあるかもしれません。 元不登校当事者で、今は1児の母親として、
「死なないで。逃げて、隠れて、休んでいいから、生きていて」
と、切に祈ります。


投稿者名 斎藤美佳子 投稿日時 2015年08月18日 | Permalink

元不登校児の17歳と14歳の姉弟が書いた「独断と偏見による!楽しい昼夜逆転の仕方」(再掲)


これからご紹介する文章は1992年当時、フリースクールさとぽろで発行している通信に寄せて、17歳のわたしと14歳の弟とで書いたものです。
わたしは小5から、弟は小3から不登校をして、中学校卒業までほとんど学校には行きませんでした。
するとみるみる昼夜逆転の生活になっていったのですが、それについて外から色々と意見されることがあり、反論として書いたものです。
一時は個人的に作ったホームページに載せていましたが、内容を整理した際に外していたので、こちらに再掲します。
表現がやたらカジュアルですが、中高生ぐらいの子が身内の通信に向けて書いたものだとご了承ください。


投稿者名 斎藤美佳子 投稿日時 2015年07月09日 | Permalink