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盛岡名物わんこそばに家族で挑戦したら、8歳の子どもに負けた話し

東家本店

東家本店


ここ数年恒例になっている息子の誕生日&わたしたちの結婚記念日祝いの家族旅行。

今年は岩手県盛岡市の名物「わんこそば」に挑戦しに行ってきました!

きっかけは、8歳になる息子が
「わんこそばを100杯食べたい」
と言ったからです。

青森県弘前市から約2時間半のドライブ。

初めてのわんこそばは、なんと、息子にわたしが負けてしまうという意外な展開でした。

家族で行くのも楽しいわんこそばのレポートです。


「わんこそば」の定番・東家(あずまや)本店でチャレンジ!


目指したのは「わんこそばと言えばここ!」というくらい口コミが多い老舗の蕎麦屋「東家(あずまや)」。

店舗もいくつかありますが、初めてなので本店にしました。

予約不要でわんこそばが楽しめます。

まず、お店に入ったらレジの受付にて、わんこそばか普通の食事かを聞かれて、整理番号の札を渡されます。


出入り口すぐの待ちスペース

出入り口すぐの待ちスペース

番号が呼ばれるまで待ちスペースでメニューやお土産を見たり、持参した本を読んだり(夫)、iPadでゲーム(息子)しながら待ちます。

この日は近くを駅伝が走るところで、時刻は13時を少し過ぎたところでした。

だいたい待ち時間は10分程度でしたね。

置いてあるメニューはこんな感じです。(※2017年11月現在)


わんこそばと一品料理のメニュー

わんこそばと一品料理のメニュー


通常のおそばのメニュー

通常のおそばのメニュー


専用のエプロンをしめていざ!

さて、番号が呼ばれたら、わんこそば希望者は2階の小上がり席へ。

ここで東家さんのエプロンが渡されます。

お椀からお椀にそばを移す時に汁がはねることを防ぐためです。


東家エプロンを装着

東家エプロンを装着


肩やそでは出ているので、汚れが目立つ洗えない服で行くのはやめておきましょう。

わんこそばのコースは2種類。

薬味が多い方と少ない方。

多い方は何杯食べたかをお椀の重ね方で店員さんが数えてくれますが、少ない方は自分で数え棒で数えるそうです。

ここは、せっかくだから薬味が多い方でいきましょう。

2017年11月時点で1人3,240円、子どもは540円割引でした。


「はい、じゃんじゃん」「はい、まだまだ」と降り注ぐお蕎麦


わたしたち3人1組に対してお給仕さんが1人専属で付きます。

お盆にお椀とたくさんのせてきて、そのお椀から一口ずつの蕎麦と汁を手持ちしているお椀に移し入れます。

つるつるっとお蕎麦をすすったら空のお椀を掲げて、お給仕さんが次を入れてくれるのを待ちます。

「はい、どんどん」
「はい、じゃんじゃん」
「はい、まだまだ」
とかけ声もテンポよく。

じゃんじゃんぐるぐるわんこそば。 #わんこそば #盛岡 #morioka #iwate #theta360

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なお、わんこそばがスタートしたら、トイレ含む休憩はありません。

特に子どもは事前にトイレを済ませておきましょう。

お給仕さんのお盆が空になったら、次のお盆を取りに行く間がわずかな休憩です。

薬味が多い方のコースは、こんなセットになっています。


薬味たっぷりコース

薬味たっぷりコース


ちょっとピリ辛の薬味が食を進めてくれました。

息子が大好きなマグロのお刺身もありますが、ガチで100杯食べることを目指す息子は箸をいっさいつけませんでした。

わたしと息子が同時にストップ!

わんこそばは空のお椀に蓋を重ねることが終了の合図です。

逆に言えば蓋をしない限りは「どんどん」とお蕎麦が入れられます。

50杯を超えたあたりで、急にお腹がズドンと重くなりました。

それから数分後……
(あ、これはヤバいかも)
と感じてあわてて蓋をしました。

すると、その横で一心不乱に食べていた息子も、ぱたりと箸を置いて、
「もう、食べられない!」
お椀に蓋を重ねました。

子どもって限界を超えて食べて、後でひどいことになる時があるので心配していましたが、ちゃんと自分で見極めてくれてホッとしました。

最後まで食べていたダンナも終了! その結果は…

2人が脱落してロンリーバトルになったダンナ、その後も食べ続けます。


ロンリーバトルになったダンナ

ロンリーバトルになったダンナ


100杯を超えてもしばし頑張っていましたが、ちょうどお給仕さんのお盆が空になり次を取りに行くタイミングでギブアップ!

その結果は……お給仕さんがそれぞれの前に重ねたお椀で数えます。


わたしは60杯、ダンナは113杯

わたしは60杯、ダンナは113杯


息子80杯!

息子80杯!


ダンナ⇒113杯、わたし⇒60杯、息子⇒80杯でした!

わたしと同じタイミングで終了した息子に20杯も差をつけられていたことに驚きです。

確かに彼は薬味も何もつけずにハイペースで食べていた…。

まさか、8歳児に負けるとは!

なお、わんこそば15杯で普通のお蕎麦1杯分の分量だそうです。

ってことは、普通の丼なら、わたしでも4杯、息子は5杯ちょっと、ダンナは7.5杯くらい食べたのかー!

ちょっとしたデザートの小鉢もあったのですが、ツルっと食べるだけなのに大変なくらいでした。


記念写真も撮っていただけます

記念写真も撮っていただけます


大人は100杯超えると記念の木札を、子どもは100杯超えなくても参加賞としてもらえます。

紙の証明書は全員もらえますよ。

息子、お給仕さんが証明書に名前を書いてくれている時に、
「これは、たいへんなおしごとですか」
と質問してペースを崩させていました。

いや、実際、タイミングよく蕎麦を入れながら、人ごとに間違えないようにお椀を重ねていくのも、立ち回り方も大変なお仕事ですよね。

色々とありがとうございました。

楽しかったです!

どうなるものかと思った子連れわんこそば、まさかの息子に敗北でした。

しかし、体験として楽しかったし、お蕎麦は確かにおいしかったです。

次は普通のお蕎麦も食べてみたいなぁ。

息子はもっと大きくなってからまた100杯に挑むそうです。

わたしたちの他にも子連れ客はいたので、幼児でなければ連れて行ってよさそう。

幼児連れだと重ねるお椀を崩したりしそうで、ちょっと怖いかもですね。

老舗のお店ですが、普通にクレジットカードも使えます。

大食いに興味がないわたしも楽しめたので、未経験の方で盛岡方面へお出かけの方はぜひ。

「東家 本店」店舗概要

  • TEL 019-622-2252
  • 住所 岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3

▼ぐるたびの記事が詳しく取材して書かれています。どんな風に作られているのか、成り立ちなど気になる方はどうぞ。

【前回は秋田旅行でした】



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