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男鹿水族館GAO(ガオ)、子連れ旅行でたっぷり楽しんできました

夜の国道101号線で心細い思いをしながらも無事に男鹿にたどり着いてから一晩が明けて…。

かなり寒そうではありますが、水族館は屋内施設。

男鹿半島を北側から南西側に縦断して、男鹿水族館GAO(ガオ)を目指します。


男鹿半島の北側から南西側へ


ホテルから水族館へ

ホテルから水族館へ

ホテル出てからうっかり右へ曲がったら、だいぶ遠回りしてしまいました。

これまたクネクネした道を走り、海岸に出たら海沿いの道を走ります。

そう、男鹿水族館GAOは海辺にあるのです。


海辺を走る

海辺を走る


風が強い日なので、波もけっこうな高さです。

10分少々で、水族館の駐車場入り口が見えてきました。


男鹿水族館GAOが見えた!

男鹿水族館GAOが見えた!


「日本海側だから津波は大丈夫」なんてことはなかった

駐車場から水族館に向かう途中に、お祈りをする女性の像があったのですよ。


慰霊碑

慰霊碑

像の下には外国人女性の写真があり、花も供えられています。

何か慰霊碑的なもの?
でも、特に説明も周りにないね?

…ありました。

もう少し先に行くと、この地形の説明が書かれた案内板がありました。

この慰霊碑は、昭和58(1983)年におきた日本海中部地震で、この海岸で津波により命を落としたスイス人女性の慰霊碑でした。


水族館周辺の地形説明図

水族館周辺の地形説明図


当時のシステムで津波警報が発表されたのは地震発生から14分後であったことと、日本海側に津波は来ないという俗説がまかり通っていたことが、人的被害を大きくした。
日本海中部地震 - Wikipediaより

すいません、前日に福島で地震があり、太平洋沿岸に津波も来ていたのに、
まさに「日本海側だから大丈夫」と思ってしまってました。


水族館入口付近の海

水族館入口付近の海


岩場に降りる階段には立ち入り禁止のロープが張られていました。

頭上ではカモメが押し流されるほどの強風。
波はざぶんざぶんと押し寄せています。

…これ、もし大地震おきたら……。

やや、不安を感じつつ、水族館に入りました。
たぶん、この建物は新しいし、上層階もあるから大丈夫、ですよね??

いざ、男鹿水族館GAOへ!


水族館入口

水族館入口


ホテルでもらった割引券

ホテルでもらった割引券

わたしたちも色々と吹き飛ばされそうになりながら、水族館入口へ。

チェックアウト時にホテルでいただいた100円引きの割引券を使います。

大人1,100円⇒1,000円
小中学生400円⇒300円
になりました。

家族3人で2,600円⇒2,300円です。

男鹿の観光・施設では置いてあるところも多そうなので、機会があれば聞いてみるのが吉ですね。

うちの場合は、7歳になった息子がフロントでペラペラしゃべってゲットしてきました。


男鹿の海、秋田の海、日本から世界の海

長くなったので、ここからは写真多めで巻いていきます!

まず、入館するとすぐに男鹿の海を再現した大水槽があります。


男鹿の海の大水槽

「男鹿の海」の大水槽


水槽のトンネルを通る

水槽のトンネルを通る

頭上を泳ぐエイ

頭上を泳ぐエイ


男鹿の海⇒秋田の海⇒日本の海⇒世界の海と、順路に従って遠くの海の様子を見ることができます。


幻想的なクラゲ

幻想的なクラゲ


大きな魚がゆったり泳ぐ南米の海

大きな魚がゆったり泳ぐ南米の海


秋田と言えばハタハタ!


ハタハタの水槽

ハタハタの水槽


食文化、歴史などハタハタコーナーの充実ぶり

食文化、歴史などハタハタコーナーの充実ぶり


ハタハタ、高度経済成長期の乱獲で激減していたところを、3年間の禁漁期間をつくってV字回復したそうです。



生きる糧だったハタハタ漁を禁漁する判断ができたのもすごいし、たった3年でこんなに回復するハタハタもすごい!

それぞれのお気に入りスポット


磯の生き物に触れる

磯の生き物に触れる

息子がとにかく気に入っていたのは、イソギンチャクやウニ、ヤドカリなど磯の生き物にさわることができる小さな水槽。

最初はこわごわとですが、ヒトデやウニに触ってみて、自信がついてくるとしばらくなでまわしていました。


わたしのお気に入りはと言えば…。

そして、こちら。


えさやりタイムも大人気! でも、屋外は寒い!!

この水族館では、10時半から生き物のエサやりを見学することができます。

飼育員の方々がインカムマイクをつけて、生き物の説明をしながらエサをあげます。


ペンギン

ペンギン


アザラシ

アザラシ


アザラシの名前、ゴクウの子どもがゴハンですって。

最近、ドラゴンボールのマンガを読みだした息子に大ウケです。

身長280cm、国内最大級の身体を持つホッキョクグマの豪太くんには、その高さを見せるためか、わざと岩場の高いところにフルーツを置いていました。


11月26日が誕生日のホッキョクグマ豪太くん

11月26日が誕生日のホッキョクグマ豪太くん


誕生日おめでとう、豪太くん

誕生日おめでとう、豪太くん


このエサやりタイムですが、アザラシとアシカが屋外での見学になります。

それぞれ10~20分くらいあるので、外に出ても大丈夫な恰好で水族館に入りましょう。

うっかり屋内施設だからいいやと上着を車に置いてくると、後悔することになります。
冬や雨の日に行く人は要注意。

ランチもお土産もここで用が済みます

10時前に館内に入り、一通り見て回ると12時過ぎ。

外は雪も降ったりしています。

昼食を男鹿市の中心部で食べることも一瞬考えましたが…、


雪が舞い、波が砕ける外の風景

雪が舞い、波が砕ける外の風景


この寒い中を、知らない町でお店を探すのは難しそうなので、水族館内のレストランで食べることにしました。


水族館内のレストラン「フルット」

水族館内のレストラン「フルット」


考えることは皆さん同じなのか、レストランは満席。

祝日でもありましたからね、けっこう待ちました。


海鮮塩ラーメン:950円

海鮮塩ラーメン:950円


あたたかいは正義!!
ってことで、みんなラーメンやうどんを食べてました。


ホッキョクグマバースデー月間限定の「ごうたランチ」も気になったんですけどね。

なにぶん、館内にいても窓辺から寒さを感じるほどの日だったので…。


グッズショップはチンアナゴ推し?


レストランの手前には、GAOオリジナルグッズと男鹿・秋田のお土産品が買えるミュージアムショップがあります。


お土産・グッズショップ

お土産・グッズショップ


チンアナゴ、ニシキアナゴのペン、ぬいぐるみ、マグネット、マスキングテープまで様々にアナゴグッズがありました。
ほ、欲しい!

夫も買ってました。

もちろん、他にもホッキョクグマやペンギン、サメ、カメなど水族館の人気グッズが揃っています。

息子はサメ型のナイフ(食事に使う)ものを買ってもらっていました。

寒い時期の子連れ観光に

この11月下旬の時期は、雪が降るほど寒いけれど、積もるほどではないから雪遊びやウインタースポーツはできないという微妙に遊びにくい時期です。

昨年行った横手のふるさと秋田村もそうですが、この時期は1日中いられる屋内施設がありがたいですね。

入る前はあまりに海が近くて地震と津波の怖さを感じましたが、中に入るとそんなことはすっかり忘れてしまいました。

外に出ると、また耳が痛くなるほどの冷たい風。

三角形のロゴが出てきそうな海の風景でした。

さて、この後は、近くにあるらしいゴジラ岩を目指します!

参考リンク


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