八方美人なわたしが友だちの間に挟まった時に心がけていること

わたし、八方美人なんです。

すいません、わりと誰にでもいい顔します。

初対面の人とある程度親しくなるのは、子どもの頃からできる方です。

書く言葉は多いけど、しゃべる言葉は少ない方なので、人の話しを聞くことが多いです。

結果、よく人と人、グループとグループの間に挟まってます。

そんなわたしが心がけている八方美人の心得のお話し。

悩みやグチを話している時は、否定しない

わたしの友だち、AさんとBさんの仲が険悪になっている時。

どちらからも相手がいかにひどいか、自分がいかに傷ついているかを語られます。



わたしは、ただ聴くだけ。

あとでもう一方の友人から全然ちがう話しを聴いても。



やっぱり、聴くだけです。

「いや、そうは言ってもAさんにもいいところあるよ」
「Bさんはそんなつもりじゃなかったと思うよ」

そういう仲を取りなすような言葉はかけません。

そこに何があったか、どちらの言い分が正しいかなんてわたしにわかるはずもないし、正しいってことさえなかったりするからです。

わたしにできるのは、わたしとその時に目の前にいる相手との間のことだけ。

味方にはならない

よっぽどのことが無い限り、どちらかの味方にはつきません。

よっぽどのことというのは、力・立場の差がありすぎるとか、自分から見てどちらかの主張がおかしいと思った時とか。

相手と別れさせようとした方と切れる

わたしが誰とつきあうのもわたしの自由です。

たとえ、夫であっても、自分がケンカをしている相手だからと言って、わたしにも縁を切れと言われたくはありません。
(夫はそんなこと言いませんが)

そこを踏み越えられるのはとても嫌なので、
「あの人と仲良くするなら、もう会わない」
「あのグループに入っているなら、もうこっちに来ないで」
と言う側とは、そこで仲良くなれません。

そっと距離を取ります。

その場にいない人の言葉で、目の前の人を判断しない

たとえ、Aさんと会う前にBさんと会っていて、Aさんについて話しを聴いていたとしても、そこで聴いたことは、いったん脳裏に棚上げしておきます。

目の前の相手と自分の関係だけに目を向ける。

親しい人から聞いたことであっても、自分の目と耳、直感を大事にします。

八方美人のそしりは受け入れる

悩んでいる相手からすれば、わたしが両方にいい顔をしていれば信用ならないかもしれません。

あるいは、第三者から見て「あの人は八方美人だ」と言われるかもしれません。

はい、それは受け入れます。

わたしは八方美人なんです。無理して、それを変えるつもりもありません。

一時期はそういう自分がふわふわしていて、芯が無いような気がしてコンプレックスに感じた時もありました。

でも、これは自分の特性なのです。

初対面の子と仲良くなる息子に聞いてみた

6歳の息子も、公園など子どもが集まる場所で、なんとなくそこで会った子となかよく遊ぶのが得意です。

でも、後で聞くと名前も何も知らなかったりします。

「どうやって友だちになるの?」と聞くと、
「目を見るの。じいっと見るの。かんたんじゃないんだよ」との答え。

そして、毎日通っている保育園で様子を見ていると、特定の親友というか大の仲良しがいないように見えます。

広く浅く八方美人タイプなのはハハに似たのか…。

まだこの先、小学校に入ってどうなるかわかりませんが。

わたしも、そこにいる友だちとの関係にじいっと集中して、自分の感覚を頼りにしていきたいものです。