いくつになったってやめて大丈夫。自分を不信で削っていくよりずっといい
もう、こんな仕事辞めたい。
でも、辞めたら次が見つからないかも知れない。
どこに行っても同じかも知れない。
だって、自分なんて……。
そうやって辛い仕事を嫌々続けていくなら、すっぱりと辞めた方がいいです。
かく言うわたしにも、そういう不安で職場にしがみついていた時期がありました。
それが、一番自分を削っていくことだったのにね。
自分に自信がなかった時は現状維持が精いっぱい
いくつも書類選考を落ちて、いくつも面接を落ちて、
「今後のご活躍を祈念致します」と書かれた不採用通知を受け取ると、就職できた会社に対してそれだけで忠誠心がめばえもします。
こんな自分を拾ってくださってありがとうございます。ずっとついていきます。
でも、勤め始めてすぐに違和感を感じ、日を追う毎におかしいと感じることが増えていく。
果たして、このまま続けられるだろうか??
毎日、毎晩、悩みます。
働いて収入を得なければ家計が成り立たないし、
保育園も親が就業していないと数ヶ月後には出なくてはならないし、
時給は普通にもらっているし、
仕事の内容はいいと思っているし、
でも…、ここで続けられる自信がない。
じゃあ、辞めたらどうなる?
また何枚も履歴書を書く?
何度も面接をして、自分を売り込んで、お祈りの通知届くのを待つ?
無職の間、貯金が減っていくのに耐えられる?
学歴も資格も無くて、小さな子どもがいるから就業時間に縛りがあって、日曜祝日は休みたいとか、そんな条件で若い独身の人と競争して、再就職を勝ち取れる?
そういう自信の無さから、首になるか会社が倒産するまでは、ここに居続けた方がいいのじゃないか、としばらくしがみついていました。
でも、それは違いました。
そうやって、自分のことを見くびって、おかしいと思うことに従い続けるのは、自分への裏切りでした。
辞めてからできることがある
リスクを考えれば、会社を辞める前から再就職活動を始めたり、いくつかエントリーしてみたり、休日に面接などして、内定を得てから辞める方がよかったのでしょう。
でも、母業もしているわたしにはその時間はありませんでした。
結局、会社を辞めてから、また職業訓練を申し込んだり、再就職先を探したりしました。
1度はハンドメイドのイベントに単独出店してみたい、という思いもあり、職業訓練応募の合否待ち期間に出店も経験しました。
色々な所へ行き、人と出会ったりもしました。
そうこうしているうちに、まったく思いがけない形で仕事を引き受けて、事務代行として開業することになりました。
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結局、今は自営業主として自分でやりくりしつつ稼ぐ働き方になりました。
これは、あのまましがみついていたらできなかったことです。
自分を否定し続けることは心にも体にも影響がある
それは結果論で、たまたまだと言われるかも知れません。
でも、あのまま、「どうせ自分なんて…」と言いながら仕事をすることは、自分で自分にやすりをかけているのと同じ事でした。
摩耗して無気力になるか、どこかで爆発するか、心身を壊すか、そのどれかだったでしょう。
最近仕事を辞めることになったあなたへ
「手放してから手に入れる」「吐いてから吸う」のです。
だから、大丈夫。
わたしが言わなくても、全然大丈夫そうだけど、あなただって次へ行ける。
もっともっと良い働き方はいくらでもあるし、違う場所に行けば違う自分の力が見つかることもあるから。
自分を削りながら働き続けるよりは、ここで辞めて正解です。
脱出おめでとう!
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