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noteに急に人が集まっていて、昔住んだ町にイオンができたと聞いた気分

note.mu

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noteというSNSがこの頃、盛り上がっています。

昨年11月の弘前街ナカゼミで、はあちゅうさんがnoteに展開している「月刊はあちゅう」のリーフレットをくださって、「あ、noteで(も)書いているんだ」と、ちょっと驚きました。

関連記事>弘前街ナカゼミ:第2回はあちゅうさん「半径5メートルから始める夢の叶え方」を聞いてきた

何というか、前にちょっと住んでいたことがあるまだ小さな新興都市に、巨大なイオンが進出してました みたいな。

さらに、最近はイケダハヤトさん、梅木雄平さん、けんすうさん、八木仁平さんなど、大物ブロガーが次々と有料記事を出して、どれだけ売れたかを公開しています。

イオンがある周りには、他にも大型店舗がどんどん建っていく様をみるようです。

ええ、今日、五所川原エルムに遊びに行ったので、あらためてそんな光景と重なりました。

2014年4月にリリースされたnote、わたしもアカウントを作って、しばらくブログと並行して半年ぐらいは更新していましたが、しばらく中断していました。

中断していた理由と、また出戻った理由などざっくり書いておきます。


noteとは? 他のSNSとはどう違うの?


note(ノート)は2014年4月に、cakes(ケイクス)を運営するピースオブケイクがリリースしました。

クリエイターとファンをつなぐ場として、おしゃれなプロモーション動画も公開されていました。

note ――つくる、つながる、とどける。 from pieceofcake on Vimeo.

つぶやきの「トーク」、文章(と画像)の「テキスト」、写真・イラストの「イメージ」、音楽・音声の「サウンド」、動画の「ムービー」が投稿できます。

SNSとしての要素があり、クリエイターをフォローしておくと、その人の投稿が流れてきます。

課金が細かく設定できます

特徴的なのは課金システム。

投稿は無料or有料が選べ、有料の場合は100円から値段が付けられます。

また、テキストなら無料ならここまで、有料はここから、というラインが設定できます。
画像を集めたノートなら、1枚目だけ無料公開になります。

99%無料公開しておいて、「気に入ったら投げ銭として100円ください」ということもできます。
また、「今は100円だけど、コンテンツを毎日追加していって、月末には1000円に値上げします」ということもできます。

決済はクレジットカードのみでしたが、最近docomoのキャリア決済ができるようになりました。


どうしてnoteから離れたのか?


じゃあ、どうしてわたしがnoteから離れたのか?

それは、まだ開業する前の、当ブログを始める前の斎藤美佳子では、全然フォロワーが少なかったからです。

noteは、今もですが、note内での横のつながりはそうシステムがありません。

例えばTwitterのリツイート(RT)や、Facebookのシェアにあたるような機能がありません。
Instagramなどにあるタグはありますが、自分がフォローしていない人の投稿が自動的に目に入ることはありません。

リリース当時に「くるり」がファンクラブ会報を有料noteで始めたことが話題になりました。
参考リンク>純情息子|くるり official|note

他のクリエイターもそうですが、note以前に自分のフォロワー=ファンをたくさん持っている人じゃないと売れないどころか読まれもしないという傾向がありました。

noteに魅力を感じて集まってきている人は、わたしも含めて、自分が何かを発信したいタイプが多く、受け手、読者がまだ少なかったのです。

だから、お互いに投げ銭でコンテンツを100円単位で売ったり買ったりしているような光景がよくありました。
もちろん、それはそれでいいのですが、買い手がたくさんいないと市場にはならないのです。

「クリエイティブ」にこだわる息苦しさを感じた

わりとまったりと、ほのぼのと展開していたnoteに、ある日衝撃が起こりました。

Twitterから、noteにたくさんの人がやってきました。

読んでもらうとわかるけど、ずっとヘイトスピーチにさらされてきた人が、noteの仕組みを使ってカウンター記事を書いたもの。

マンガ家の瀧波ユカリさんにリツイートされたり、いっきに拡散していた。

荒れてもいた。そりゃあ、Twitterからそんな経緯で流れ込んできたのだもの。

そして、わたしが元々フォローしていたnoteを愛する人たちの中で、 「あれは規約違反。アカウント停止を運営に求める」
という言葉を見かけました。

参考リンク>ご利用規約|note

わたしには、そうは感じられなかったけれど、 禁止事項の「・ 差別につながる民族・宗教・人種・性別・年齢等に関するもの。」に該当すると指摘されていたようです。

それについては、とてもモヤモヤして、長文noteを書きたかったけれど、書けませんでした。

当時はまだキセカエヤの写真をぽつぽつ投稿していただけで、いきなりその内容にふれる長文は書けなかった。

他にも、情報商材禁止の規約に触れたとかで、アカウント停止された人が出たとか何とか、クリエイターとはみたいな議論があって、なんだか気が重くなってnoteを離れたのでした。

今なら書けるんですけどね。
足を踏まれ続けた人間が、「痛えっつってんだろ!」と怒鳴り返すのは当然ですよ、と。

クリエイティブとかアートって浮き世離れした世界のことじゃないですよ、 と。


noteで課金して購入しました


またnoteに戻って来たら、件のきょば氏は淡々とnoteに硬軟取り混ぜた投稿をし続けていて、タフだし面白いなぁと感服した次第。
そして、今頃100円カンパしました。日本を出ていって欲しくはありませんが。

note課金は、街ナカゼミ後に購読し始めた月刊はあちゅうが初めてで、そこでハードルが下がって、100円単位の記事はポチポチ買うようになりました。

中断する前は、まだWeb上の情報に課金するということに抵抗があったのですね。

でも、暇つぶしに雑誌を買うように、カフェでコーヒーにお菓子を付けるように、ちょっと喉が乾いた時にジュースを買うように、ちょっと気になるテキストを買うのも同じでした。

大物ブロガーが次々参入することで買い手も増えた

イケハヤ先生がものすごいスピードでnote攻略に取り組んでいます。

参考リンク>イケダハヤト (ihayato)|note

ブログからもFacebook、Twitterからもガン推しでnoteのコンテンツに誘導しています。

わたしはオンラインサロンに入っているのでいくつかのブログマネタイズ系は無料で読ませていただいていますが、何気ない日常のテキストなんか流れてこないから買わないと読めないかなぁ。

はあちゅうさんはもちろん様々な形でテキスト、音声を単品でも、まとめたマガジンでも売っているし、やはり値段付けがすごい参考になります。

そうして、noteにアカウントを持った買い手、読み手の人たちが増えている様子を実感します。

「○○さんの記事が読みたくてnote登録しました」ってコメント、最近よく見る。

今年2周年になるnoteが、どんなプラットフォームになるのか、また参加したくなりました。


わたしも有料noteを出しました


きせかえコラージュ

きせかえコラージュ

せっかくの流れに乗って、わたしもキセカエヤとして有料noteを作りました。

リンク>親子で遊べるキセカエコラージュ|斎藤美佳子|note

最初はリカちゃん用の型紙を載せるつもりでしたが、どうしてもnoteではjpegファイルになる為、きっちりとサイズを維持してプリントさせることが難しく断念。

昨年のワークショップで出した紙人形のキセカエぬりえコラージュにしました。

BASEにも出しています。こちらはPDFファイルのデータ販売。価格は同じ200円です。

キセカエヤshop

noteとBASEとどちらが売れやすいか、出品者に入る金額の差は?というあたりも、比べる記事が書けるといいですね。
その為にはある程度売れないといけませんが。

冬のおうち遊びにぜひご活用ください。