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この夏、青森県でもJimdoCafeスタート! オープニングイベントに参加してきました


7月11日(日)、青森市中央市民センターにて、JimdoCafe 青森オープニングイベント「失敗事例も成功事例も明かしちゃう!ホームページ徹底活用法」が開催されました。
全国各地で開催されているJimdoの情報拠点「JimdoCafe」、青森はいつ? 青森もぜひ!と言い続けていたので、青森市までドライブして参加してきました。

JimdoCafeとは?

Jimdoのホームページを作っていて、操作方法がわからなくなったり、デザインのことなどで詳しい人に相談してみたいと思ったことはありませんか?そんなときは、ぜひJimdoCafeへ行ってみましょう。Jimdoに詳しい有志が開催しているJimdoCafeは、全国に拠点が広がっています。
マンツーマンで質問しながらホームページの作成ができる
集客やデザインの相談ができる
Jimdoユーザー同士で情報交換ができる
そんな場が「JimdoCafe」です。

JimdoCafe(ジンドゥーカフェ) - Jimdoユーザーポータルサイトより

Jimdo(ジンドゥー)は基本的に無料で、誰でも簡単に、専用ソフトも要らずにホームページを持てるサービスです。
たくさんのテンプレートがあり、そこに自分がPRしたいことの文章や画像を入れていくことで、開設できます。
ホームページを構成しているHTMLやCSSについて知らなくてもできるし、編集ソフトやアップロードするためのFTPソフトも要りません。
パソコンからホームページを見る時の画面上で作成・更新することができます。
スマートフォンやタブレットからもできます。

機能も豊富で、無料プランでも問い合わせ受付メールフォームや、ネットショッピングのカート、写真のギャラリー、ブログなどがあります。

だからこそ、プロに相談したくなる。

選べるからこそ、なんでもできるからこそ、
「これでいいの?」
「どれを選べばいいの?」
「どんなものを載せたらいいの?」

と迷うことがでてきます。

そういう手詰まりになりやすいことを、専門家に相談したり、他のホームページを運営している人と話したりできる場所が、JimdoCafeです。

「失敗事例も成功事例も明かしちゃう!ホームページ徹底活用法」まとめ


JimdoCafe 青森オープニングイベント

JimdoCafe 青森オープニングイベント


JimdoCafe 青森のオープニングイベント「失敗事例も成功事例も明かしちゃう!ホームページ徹底活用法」の内容を抜粋してまとめておきます。

JimdoCafe 青森ホームページ>トップページ - JimdoCafe 青森

JimdoJapanの市澤浩明さん、JimdoCafe 青森を運営するディーシーティーデザインの蝦名晶子さんによるトーク形式で、Jimdoでホームページを作り運営している事業者の事例を紹介されました。
いずれも、IT・WEBの専門業者ではない方々です。
また、立地として集客しやすい場所でもない、一般的な人気が高いジャンルでもない。
だけど、ホームページを持って、自分のサービス・魅力を公開して発信していくことで、全国にファンができて成果につながっています。

事例紹介されていたホームページ

そう言えば、大都市ではなく小さめの地方都市の方が多いですね。
劇団の公演で行ったことがある地名がよく出て来て、「あの町からこんな発信を!」と感じることがありました。

三河のライター「ALii」さんの事例に刺激される



わたしはALiiさんの事例が、とても魅力を感じました。
代表の岩下加奈さんは、フリーペーパーの編集を10年経験してから独立し、エディター・ライターとして事業をされています。
文章を書く、ということに価格があることが伝わりにくいという課題を、料金の目安を載せること、プロの第三者が自分では気づかない魅力を発掘して書くことで、お客様の関心・共感を得られるというメリットをホームページから発信しています。
紙媒体では文字の制限がありましたが、ホームページでは載せたいだけの文章・画像を載せられます。

もう1つ、好きな場所・お店を取材して、三河の良さを集めたホームページを運営しています。
HOME - 三河を繋ぐconnect(コネクト) 地域の情報サイト
地域のポータルサイトとしてアクセスを集めていて、お店の経営者であればぜひ取材を受けたくなるような内容です。

今までお客様が発想していなかったメリットを、見えるように提示する。

わたしも事務代行や訪問パソコンサポート、ファイリングなどは、魅力がわかりにくいサービスなので見習って発信していきたいですね。
このブログでも、勝手にお店やイベントの紹介記事を書いていますが、きちんと取材をした記事も書いてみたいと思っています。

成功しているホームページに共通する4つのこと

1:伝わるメインビジュアル
一目で何のサイト(何屋)かわかる画像。これ、本当に大事ですね。
前回のJimdo制作事例記事でも書きましたが、プロが撮った写真は説得力が違います。
Jimdoでつくるホームページ、制作事例5つご紹介します

JimdoJapanの市澤さんも、
「たしかに自分でスマホでも取れますが、写真にかけるお金は消費ではなく後に回収する投資と考えてプロに頼んだり、良いカメラを使うようにしましょう」
と話していました。

さいとうサポートの写真も、そろそろプロに撮ってもらわなきゃ…。その前に美容室行かなくちゃ…

2:魅力的なキャッチコピー
お客様にとって、どんなメリットがあるのか、なぜここに頼むといいのか、を訴えかける文章。
たとえば、「“すべて”の看板を販売しています」ではなく「“売れる”看板を販売しています」。
意外と自分の魅力はわかりにくいもの。
頼んでくれたお客様に聞いてみるのもよさそうです。

さいとうサポートであれば、「すべてのオフィスソフトが使えるように教えます」ではなく、「無理せず節約上手になれる家計簿Excelの作り方教えます」とかですかね。

3:信頼、安心を与える
自分自身のプロフィールをオープンにしておく。なるべく顔写真も正面から撮影したものを。
サービスを利用する側も依頼する時は勇気がいるので、どんな人がやっているのかを明らかにすることで安心感を与える。
お客様の声、もクチコミ同様の効果がある。できれば、お客様の写真も撮らせてもらう。
「自分と同じような人が利用して、こんな風になったんだ。じゃあ、自分も」
を引き出す。たしかに、売れている事業者さんは、お客様の声・レビューをうまく使っていますね。

4:申し込みまでのスムーズな動線
最後の申し込み段階で、申し込みフォームへ誘導ボタンを効果的に配置する。
メールフォームも、選択リストやチェックボックスを使って、その後のやりとりをスムーズにする。

1:写真で目を引きつけて→2:キャッチコピーでメリットを感じてもらい→3:どんな人がしているかの情報で安心させて→4:スムーズに申し込みに誘導する
うん、完璧な流れですね!

以上の内容は、あくまでもわたしのフィルターを通した抜粋です。
もっと詳しく聞きたい方は、ぜひお近くのJimdoカフェ・イベントに足を運んでみてください。

~質疑応答タイム~

参加者からの質問に市澤さん、蝦名さんが答える質疑応答タイムです。
その中で面白かったやりとりをご紹介。

Q Jimdo、Wix、ホームページビルダー、ブログなど、たくさんのツールがある中で、Jimdoが強みなのは何か?(男性参加者より)
A ホームページは10年単位で運用するのでツール選びが大事。機能的には多少の差はあっても、結局は相性。気になるツールを全部使ってみて気に入ったものを選べば良いです。
あえてJimdoとしての強みを言えば、国内にオフィスがあり、直接相談できる場所・機会を作っていることです。(市澤さん)
問い合わせメールのレスポンスも無料サービスの中では早いですよね。(蝦名さん)

たしかに、JimdoはJimdoカフェが全国各地にあったり、イベントがあったりして、パソコンやWebに詳しくない人にも入りやすい取り組みをしています。
ユーザー向けポータルサイトもわかりやすいですね。
ホーム - Jimdoユーザーポータルサイト

個人事業主・法人には1年間無料でProプランが使える「はじめてWEB」も日本政策金融公庫との提携で用意されています。

ネットショップ機能もSTORES.jpと組み合わせて使うことで、コンビニ決済やオーダー管理ができるようになりました。
Stores.jpユーザー、Jimdoユーザーに朗報!「ストアボタン」でホームページとショップの連携がよりスムーズに - Jimdoスタッフブログ

わたしはパソコンに詳しくない方とのつながりが多いので、ホームページを持ちたい方には敷居が低いJimdoをおすすめしています。
Wixもオシャレでいいけれど、間口の広さ・親しみやすさでJimdo推しです。
英語のメニューが似合う業種の人にはWixが合うかもしれないので、市澤さんがおっしゃる通り、無料で試せるものは全部試してみて、気に入ったものを使うのがいいでしょう。

交流ターイム!



休憩後、会場の後ろに軽食が用意されて、歓談や相談を……
……いや、軽食にしてはガッツリしてますよね?
青森市で人気のハンバーガーショップ「Hot Lips」のサンドイッチ、唐揚げ、ポテトが並びました。
お昼いっぱい食べたのに、また食べ過ぎた…。

上に書いた質問をされた男性と話す機会がありました。
同じく弘前からのご参加で、趣味で制作してきた3DCGのギャラリーを作りたいとのこと。面白そうですね。
今日は事業者向けのお話しが多かったけれど、Free(無料)プランは趣味やサークル活動など非営利の発信に多く利用されていそう。

何度か青森市でのIT系セミナーに参加する中で顔見知りになってきたWEB制作事業者の方とも、より詳しくお話しできて、参考になりました。
「みんながJimdoを使うようになったら、お仕事なくなったりしませんか?」
「いや、みんな使ったらいいんですよ。その上で、もっとこうしたい、という欲が出てきたら依頼していただければいいので」

という会話が自分の中でヒットでした。専門技術者の誇りを感じますね。

向かって右側の奥にわたしが写ってます(白いシャツとピンクのTシャツ)

交流コーナー、盛り上がってます*\(^o^)/*

Posted by JimdoCafe 青森 on 2015年7月11日

今後のJimdoCafe 青森は?

この記事を読んで、「Jimdoやってみようかな?」「Jimdoカフェ行ってみたいな」と思われたあなた、オープンは8月中旬~下旬頃予定とのことです。
1時間4,000円で専門家のアドバイスが受けられますよ。

詳しい日時や場所は、まだ発表されていないので、ホームページやFacebookページでチェックしてみてください。
JimdoCafe 青森
JimdoCafe 青森 Facebook

「弘前は~?」
と運営スタッフの方に言ったら、
「自分がやったらいいじゃないですか」
とにこやかに返されました。げふんげふん。