ハリウッドよ、これが日本の田んぼアートだ!2015年も田舎館村の技術がすごすぎる
田んぼアートで有名な青森県の田舎館村(いなかだてむら)は、弘前から車で20分ほどの距離にある人口8000人ほどの村です。
昨年は天皇皇后両陛下がご覧になるなど、すっかり田んぼアートの第一人者として定着しています。
2015年は第一会場が「風と共に去りぬ」、第二会場が「スター・ウォーズ」とハリウッド映画がモチーフになっています。
今年の田んぼアートを初めて見てきましたので、写真と動画でお伝えします。
田んぼアートとは?
以下、田んぼアート - Wikipediaより引用
田んぼアートは田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を植えることで巨大な絵や文字を作る。大規模なものの多くは斜め上から見る前提で図案を設計し、これに基づいて遠近を考慮して植えられている。 使用される稲は主に現代の食用に広く栽培されている米と、古代に栽培されていた稲である「古代米」、または餅米や観賞用品種の稲であり、これらの葉や穂の色によって緑色、黄緑色、濃紫、黄色、白色、橙色、赤色といった色が作られる。
1993年、青森県南津軽郡田舎館村で村起こしの一つとして田舎館役場裏手の田んぼで始められ、その後2010年以降になるとこれが日本全国にまで広まり、全国田んぼアートサミットも開催されている。
1つ1つ手で植えられた稲で描かれる巨大な絵画です。
着色されたものではなく、色が違う稲を植えているのですね。
この様々な稲、高い位置から見て整合性がとれる絵づくりなど、田舎館村の技術が日本各地の田んぼアートにも活かされているとか。
第1会場「風と共に去りぬ」
広角レンズなどが無いとこの大きさを写真に収められません。
デジカメで撮影した動画でお伝えします。
風が強い日なので、ちょっとその音がうるさいです。
手前側にある「青天の霹靂(へきれき)」とは、新しい青森県産の米です。
天気が良い日曜日でしたが、まだ早めの時期で役場のエレベーターにもすんなり乗れました。
そう、ここ第一会場は田舎館村役場庁舎の裏側にある田んぼなのです。
この天守閣がある役場の建物を、どう活用するかということから生まれた田んぼアートだとか。
第2会場「スターウォーズ/フォースの覚醒」
第2会場は道の駅いなかだて・弥生の里にあります。第1会場と往復するシャトルバスも出ています。
この会場は、すぐ側に巨大遊具施設があるからか子どもも楽しめるテーマが選ばれています。
今年は「スター・ウォーズ」シリーズの新作がモチーフ。
下に降りて平地で見るとこんな感じです。
上から見て絵になるようにプランを作る技術がすごい!
昨年は第一会場が「富士山と羽衣伝説」、第二会場が「サザエさん」でした。
当時の日記>田んぼアート2014と、いち姫プロジェクト。: Alternative Note
料金は各会場毎に大人200円、小学生100円、未就学児・障がい者(手帳提示の場合)は無料です。
地元の人には「観覧が有料になってから行っていない」と言う人もいましたが、これは世界に誇れる技術なので、絶対に毎年見た方がいいです!
地元民なら、まだ行列ができていない今の時期がおすすめ。
夏休みシーズン、ねぷた~お盆はとても混みます。
朝8:30~入場できますが、エレベーターに乗るまでもかなりの行列でした。
それでも、行列を文化ホールに流して、田んぼアートの歴史や背景の展示が見られるので、それも面白い。
また、その時期になると、第一会場のすぐそばに出店ができて、足湯に浸かったり、嶽きみ(とうもろこし)やお米のソフトクリームを食べたりできます。
6月始めには第一会場の田植え体験、10月に稲刈り体験もあります。
来年は息子も小学生になるので、親子で体験してみたいですね。
正式な情報や、イベントについては、下記サイトをご参考に。
>田んぼアートの村 | 田舎館村
>田んぼアートの村 いなかだて(Facebookページ)
>田んぼアート|青森県観光情報サイト アプティネット
稲はまだ育っていくので、もう1回は見に行きたいですね。
フィギュアハイさんにご紹介いただきました。ありがとうございます!
青森の基幹『ねぶた・田んぼアート』が『スター・ウォーズ』と激アツコラボ
青森市のねぶたも見に行きたいですね。ダース・モールすごそう。
【8/10追記】
今が見頃の田んぼアートを再見しようとしましたが、あまりの行列に諦めました…。
替わりに田んぼアート商店街と足湯のレポート。
>今が見頃の田舎館村田んぼアート、この平日午後でも40分待ちでした…
【9/8追記】
すっかり色づいた田んぼアート。こちらの写真と比較しています。
>黄金色の田んぼアート「風と共に去りぬ」の夕暮れが美しい…
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