津軽のお祭りは濃い! ねぶた、ねぷた、立佞武多の違いを、移住3年目の道産子が解説するよ
いよいよ、8月1日から弘前ねぷた祭りが始まります。寝不足な一週間が始まりますよ。
弘前市のねぷた祭りは8月1日から7日の一週間です。
1日~4日は土手町コース
5日、6日は駅前コース
どちらも夜19時スタートで21時過ぎ頃までねぷたが運行します。
7日は七日日(なぬかび)送り
10時~日中に土手町を運行し、岩木川までねぷたを運び、夜に燃やしフィナーレを飾ります。
青森県弘前市で事務代行、ライティング、IT活用支援をしているさいとうのブログです。
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いよいよ、8月1日から弘前ねぷた祭りが始まります。寝不足な一週間が始まりますよ。
弘前市のねぷた祭りは8月1日から7日の一週間です。
1日~4日は土手町コース
5日、6日は駅前コース
どちらも夜19時スタートで21時過ぎ頃までねぷたが運行します。
7日は七日日(なぬかび)送り
10時~日中に土手町を運行し、岩木川までねぷたを運び、夜に燃やしフィナーレを飾ります。
このところ30度を超える気温が続き、蒸し暑さにしにそうになっている道産子です。さすが内地。
火曜日の夜、関西方面へ金曜日必着の郵便物を発送しに行ったところ、夜間窓口係のおじさんと言葉のずれがありました。
今日→明日→明後日、その次の日の言葉は地方によって違うから気をつけようというお話し。
~郵便局での会話~ (火曜日)
わたし「これ、速達と普通郵便で違いますかね?」
係のおじさん「同じですねぇ、明後日(あさって)には着くよ」
わたし「じゃあ、普通でお願いします」
(会計後)
係のおじさん「待てよ…(表を見る)…いや、XX県なら、やなさってだわ」
わたし「え!?
(今日(火曜)→明日(水曜)→あさって(木曜)→しあさって(金曜)→やねあさって(土曜)だから、間に合わない!?)
じゃあ、速達で!」
(会計追加)
係のおじさん「うん、早ければあさって中に着くかもね」
帰りに運転しながら首をひねる。
…しあさって、どこ行った??
帰宅して夫に話したら、津軽地方はあさっての次が「やなさって」だそうです。
「やなさって」というのも、文字表記にすればということで、「な」と「の」の間ぐらいの発音だとか。
わたしとおじさんの間には1日のずれがあったようです。
この話しをSNSに投稿したところ、友達から様々なコメントをいただきました。
えっ、そうなの?
明日→明後日→明々後日→やなさってだと思ってた‼ (津軽の20代女性)
若者は「しあさって」言うようです。
んだよね。明後日の次やなさってって言う言う。しあさってもやなさっても同じ意味だと思ってたから、しあさっての次がやなさってってなのか、普通は? ってアレ?ってあたしもこんがらがってきたw
(津軽の30代女性)そうそう。なんかそれで昔こんがらがった記憶が。笑
母名古屋人、父津軽人の為、どれが標準語でどれが地方語か未だにわからない。。。 (津軽の20代女性)
混乱をまねいてきたようです。
うん。しあさって初耳(津軽の40代男性)
初耳!?
私、明日明後日しあさってだわ。
その次の日は?
強いて言えばやなさって、かな。
昔からこういうややこしい方言が嫌いで、伝わらないくらいなら使わないと思ってた幼少のみぎり。
弟は明日明後日やなさってって言う気がする。
(津軽の30代女性)
家庭内で違うってすごい。
長野は明明後日♪でも。しあさってを、漢字でみたのはじめてだなぁ(笑)
(長野出身関東在住の40代女性)久々に聞いた!「やなさって」福島でも明日、あさって、やなさってって言ってた気がします(笑)
(秋田の40代女性)
ってことは、秋田ではあさっての次は「しあさって」なのかしら。
お!iPhoneは
しあさっては「明々後日」で変換されて、「7/17」とも変換されます。
私は「やなさって」って使うけど、やなさっては変換されません。
やのあさって」は「弥の明後日」「7/18」て変換されるーーー!!!
iPhoneは日付まで変換するんだ!?
ちなみにATOKは「やのあさって」を「弥の明後日」「four days from today」と変換しました。
英訳するけど、日付にはしないのね。
弥の明後日(やのあさって、英: three days after tomorrow)とは、明後日の次の次の日[1][2]、すなわち今日より4日後の日である。「やなあさって」「やねあさって」ともいい、明々々後日(みょうみょうみょうごにち)ともいう。また、地域により明々後日(しあさって)、五明後日(ごあさって)ともいう[1][2]。
明後日の次の次の日(今日より4日後の日)を「しあさって」という場合、「やのあさって」は明後日の次の日(今日より3日後の日)を指すこともある。地域により意味が入れ替わる「やのあさって」と「しあさって」だが、「みょうみょうみょうごにち」といえば地域にかかわらず明後日の次の次の日(今日より4日後の日)を指すことができる。
「みょうみょうみょうごにち」とか、すでに寿限無の世界ですね。
わたしは上の絵にも書いた通り、 「やねあさって」だと認識してました。間違いではなく、これも一部地方の言葉であるそうです。 他にも「ささって」「ごあさって」など様々あるようです。
報道など「標準語」を使う媒体では、
「明日、明後日(あさって)」
までしか使わないそうです。
明後日の次が「しあさって」というのは、多数なようでも標準ではないのですね。
コールセンターでお客様の電話に対応していた時、必ず注文や予約については、
「○月○日○曜日でございますね」
と復唱確認していました。
マニュアルに日付と曜日を確認するように書かれていたのは、こういう背景があったのですね。
旅行や宅配など間違いがあってはいけない場合は、やはりこれが確実です。
あなたの地域では、明後日の次は何と言いますか?
りんご飴マンと2ショットいただきました!
6月19日に、弘前市のかだれ横丁にて開催された「移住者限定ひろさき初心者交流会」に参加してきました。
こちらに来て2年半が経ちますが、津軽出身以外の人に会うことが少ない!
なので、わたしも含めて「よそ者」ばかりの交流会、楽しみに行ってきました。
「札幌市から弘前市までは387km、徒歩61時間」というGoogle先生の答えにおののいている斎藤です。
もし、東京から西へ向かうと三重県まで行ける距離なんですって。
そんなお隣の県に移住してきて3年目。
似てるようで違う北海道と津軽の言葉、文化、食べ物などをまとめました。
気がついたらまた追加します。