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弘前街ナカゼミ第2期、初回は鶴田町の天才・岡詩子&太田絵里子ペアでした

左)岡詩子さん、右)太田絵里子さん

左)岡詩子さん、右)太田絵里子さん


ユニークな生き方をしている社会人の人生トークを半径5m以内の距離で聴ける「弘前街ナカゼミ」、4月から第二期が始まっています。

昨年度は弘前移住した生キャラ・りんご飴マンから始まり、たびすけの西谷雷佐さん、弘前シードル工房kimoriの高橋哲史さん、ダンススタジオFunky Stadiumの岩渕伸雄さん、コンシスの大浦雅勝さん。
特別ゲストのカリスマブロガー・はあちゅうさん以外は男性のゲストでした。

その反動かわかりませんが、第二期は6回ともすべて女性ゲストです。

初回の4月22日は鶴田町の岡詩子さん、太田絵里子さん、お二人によるトークでした。
ナチュラルボーン・天才肌のお話しに、進行役のツッコミが絶妙でしたよ。

※このレポートは斎藤のメモと記憶を元に構成しております。ご本人の発言、意図とズレがある可能性をご了承ください。


幼少期~現在までを交互に語ります


初めての2人ゲスト、ということで、岡詩子さんと太田絵里子さんが幼少期、小学生、ティーンエイジ、社会人の時代ごとに交互にお話ししていました。


ゲスト2人の略歴が並んだスライド

ゲスト2人の略歴が並んだスライド


小3で心理学をやると決めた岡詩子さん


リネン作家岡詩子さん(KOMO)

リネン作家岡詩子さん(KOMO)

「答えが無いことを考えるのが好きな子どもでした。
同じ事を見ても、人によって違うのかとか。
人の心に興味があって、小3で心理学をやると決めました

中学生の頃は学校嫌いだったけど、塾が楽しかった岡さん。
そこで、先日クロストークイベントも行ったPastaYaのカナさんとも出会います。


3年生の冬休みに発奮して500点満点のテストを100点上げる離れ業をやってのけて弘前高校に入学。
3年間の高校生活でねぷたが作れるようになりました。(弘高生あるあるらしい)

東京の帝京大学に進学し、心理学を専攻します。
このあたりは、3月のクロストークでも語られていました。

大学3年生の時にある事をきっかけに、男女の脳の違いを徹底的に研究し、実験をした岡さん。
「この時の実験から、人生が安定して、ノンストレスに生きられるようになりました」

…9歳で人生の方向性決めて、21歳で悟るとかすごい。

高級料理店でのアルバイト経験、大学が豚インフルエンザで休講の間に始めたハンドメイドなど、人生に起きたことをすべて研究材料にして思考回路に身につけていくようで、意外と理系の人であることを感じました。


紆余曲折がふわっとすごいデザイナー太田絵里子さん


デザイナー太田絵里子さん(OG-chanz)

デザイナー太田絵里子さん(OG-chanz)

トークを聴くのは初めての太田絵里子さん。

Illustratorを使いこなし、様々なフライヤーやパンフレット、起業女性のWEBデザイン、りんご娘のプロダクトなどに関わっているデザイナーであり、つるた街Marketではハンドメイドのアクセサリーなども販売されていました。

ふわっとかわいらしい印象なのですが、れっきとした3児のママでもあります。見えない…。


ハンドメイドの宇宙的なリング

ハンドメイドの宇宙的なリング

今回、絵里子さんの話しをきけるということで、昨年のつるた街マーケットで息子と奪い合って勝った宇宙リングをつけていきました。

キラッキラしていて素敵です。

とにかく子どもの頃からインドア派。
運動嫌い、外遊び嫌い、暑いのにも寒いのにも弱い。
ひたすら絵を描いたり、物をつくるのが好きだったそうです。

「美術の成績はよかったけど、高校ではアルバイトにはげんでいたら落ちていって。
絵で仕事をするという発想はなかったですね。
その日その日で生きてました」

転機は学校祭。
絵里子さんがざっくり描いたラフを、みんなが拡大コピーして貼り合わせて巨大な展示作品を制作した。
その光景を見て、また本気で絵を描いていく気持ちになったそうです。

そして、意外な経歴。
ひょんなことから、高校3年生の頃に芸能界に入り、全国放送のテレビ番組に出演していたそうです。
半年ほど鶴田町から東京へ通う生活をし、番組の企画で韓国へ行ったりも。
グラビアもあったとか?…が、当時の資料は一切なし。見たかった!

しかし、高校卒業と同時に番組は終了。
特に芸能界に未練が無かった絵里子さんはあっさりと東京から手を引いて、地元でアパレル関係の仕事に就きます。

そしてリンゴミュージックに関わり、表方より裏方の方が楽しくなった絵里子さん。

みんながボランティアスタッフとして活動していた当時、いただいたMacやペンタブなどで、イラストレーターの参考書を1ページずつこなして、独学で技術を身につけていったそうです。

絵里子さんもアパレル販売の仕事から、お客様の為に何をしたらいいかという視点を身につけていったあたり、岡詩子さんも共通していますね。

楽しくないとできない(岡詩子さん)
好き・楽しいの先に今の仕事がある(太田絵里子さん)


「好きの力で前へ進む」というテーマの通りの2人の〆の言葉。
しかし、話しを聞けば、けっこうな山有り谷有りです。
けっして、順風満帆ですべてがうまくいっていたわけじゃない。

でも、そこをスポ根的なドラマにならず、するーっと流れていくところが2人の才能なのだと感じました。

そんな2人も参加している「つるた街プロジェクト」、今年も6月につるた街マーケットを開催するそうです。
近くなったらFacebookページや、太田さんがデザインしている「つMAP」でご確認を。


司会進行があってよかったです


今回、ゲストが2人というのも初めてですが、聞き手役がいたことも初めてではないでしょうか。

この街ナカゼミを企画している青森県庁のTさんが司会進行をされていたのですが、今回に関してはとても必要でした。グッジョブです!

なにしろ、2人とも天然で天才。
「いや、普通、小学生で心理学にいかないですよね」
「番組の企画でカレー2kg食べるとかしんどくないですか」
という常識からのツッコミが無いと、ただただふわふわと流れて、聞いている人がポカーンとしていたかもしれません。

ゲストのキャラにもよりますが、聞き手役がいるというのもいいものですね。


第2回は5月12日、indriyaの大西晶子さんがゲストです


次回は、毎回この街ナカゼミの会場になっている21世紀型集会所indriya(インドリヤ)の店主・大西晶子さんがゲスト。
5月12日(木)18:00~19:00、会場はもちろんindriyaです。

わたしは街ナカゼミをきっかけにお店に行くようになりましたが、肉魚を使わないべじごはんランチを提供し、こぎん刺し教室やYOGAなども開催されるスペースでもある、おしゃれだけどホッとするような雰囲気のお店です。

5月下旬にはニューヨークでこぎん刺しと津軽食を体験してもらうイベントして、6月には弘前の藤田記念庭園で凱旋イベントも。
津軽の風 2016 ~Reply to NEW YORK CITY

その企画力、実行力がどのようにできているのか、うかがいしることができるかも。
申し込みは上のFacebook投稿からメールフォームにつながりますので、そちらからどうぞ。

わたしは夫が仕事の日なので……帰宅時間に左右されそうです。

28年度の街ナカゼミ予定…はい、わたしもしゃべります

大西さんの次、6月16日(木)には、わたしがお話しさせていただきます。
テーマは「思いがけずオカンになったら働き方が180度変わった件」です。

そのことを考えると今から緊張して眠れなくなるので、ほどほどにしつつ、今までの人生を振り返ったりしています。

講座やセミナーではなく自分自身について語る、というのは初めてのことなので、かなりテンパっているかとは予想しますが、そんな初々しさを見たい方はどうぞおいでください。

あの話題について深掘りして聞きたい、などのリクエストも受付ますよ。

その後も、農ガール、ネイリスト、WEBライターと、面白そうな経歴の女性たちが登場します。

これから社会に出る女性たちはもちろん、男性にとっても女性が仕事を選ぶ時にどんな局面があるのかを知ることは、とても人生の参考になるはず。

様々な人のケースに触れて、自分の人生のイメージを広げちゃってください。

学生対象の企画ですが、社会人も参加OKですよ。わたしも何度も参加しています。

【これまでの街ナカゼミレポート】

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