「ちびっこねぷたのお通りだい」だけど、集団行動嫌いな息子が逃亡しています
7月下旬になると、保育園や幼稚園の小さなねぷたが町内を練り歩いたり、弘前高校のねぷたが土手町を運行したりして、いっきに弘前の街中がねぷた祭りの雰囲気に染まっていきます。
祭り好きなわたしは血が騒ぐ時期ですが、集団でお揃いの行動をするのが苦手な息子には嫌なことのようで、
「ねぷたは見るだけがいい」(←屋台でアイスやかき氷を食べたい)
「歩くのめんどくさい」(←百石町納涼夜店祭りの方が歩いてる)
「足が痛い。お腹がいたい」(←終わればすぐ治る)
と、何かと理由をつけて逃れようとしています。
そんな蒸し暑い夏の一コマ。
日曜の昼、弘前市内の保育園など9団体が集合
「ちびっこねぷたのお通りだい」は、弘前市内の保育園など9団体が集い、土手町通りを合同運行するイベントです。
弘前のねぷた祭りは8月1日から始まりますが、その前に、弘前高校のねぷた運行、保育園や幼稚園、町会の町内運行などがあり、本祭へ向けて盛り上げていきます。
「ちびっこねぷた」は、毎年7月最終日曜日の15時開始。
未就学児と親子、保育士さんがねぷたを引いたり、お囃子を演奏したりしながら、蒸し暑いか雨か(小雨決行)の中を、約1.5kmを歩きます。
北東北は梅雨明けするかしないかの時期です。
初年度は息子も3歳だったので、よくこれだけ歩かせるなぁと驚きましたね。
もちろん、水筒など持参で熱中症対策もしますが、後半になると小さい子などはお母さんに抱かれてぐっすり眠りながら進んでいたりします。わりとハードよ?
ゆるキャラも応援してくれます
このイベントの日、弘前市内だけじゃなく、近隣からもゆるキャラが集まってきて、沿道から応援してくれます。
上の写真、黒石市のキャラもいます。
弘前城のたか丸くんもスタート地点で応援してくれてました。息子が逃亡しようとしてたので、写真撮れませんでしたが。
いや、本当に暑い中ごくろうさまです。
なんとか最後まで歩きました
冒頭のイラストのように太鼓も叩かず、すぐに逃げようとしてた息子ですが、どうにかこうにか最後まで歩きました。
太鼓を替わってくれた先生、ありがとう。
列を乱してぶつかってたけど、おこらないでいたお友だち、お囃子のOBOGの皆さんありがとう。
もう、途中でリタイヤしようかなぁ、と本気で思ったりもしましたが、ゴールまでついた息子が友だちとはしゃいで遊んでいるのを見ると、いっしょに来られてよかったね、と思ったり。
ってか、元気だな君たち!?
本祭の参加は1度にしました
8月1日からの弘前ねぷた祭り、運行は夜になります。
息子の保育園は2回参加しますが、本人との話し合いの結果、1日だけ参加することにしました。
あまり引きずって参加させても、ねぷた嫌いが進むだけで結局みんなが悲しい思いをするだけのような気がしています。
その代わり、せっかく練習している太鼓を1回は聴かせてね、と約束してます。
さて、どうなることか。
ねぷた祭りは息子もわたしも一昨年が初めてでした。
初めてで、もう観る側ではなくて参加する側だったのですが、ちょっとわたしがお祭り好きなあまり急ぎすぎたかも知れません。
お囃子の練習にも参加して、一昨年と昨年はお囃子の笛を吹いたり太鼓を叩いたりしていたけど、熱中しているハハの後ろでさみしがっていたのかも。
…そうは言っても、1から10まで子ども優先とは思ってないのですがね!
1年笛吹かないとすっかり忘れていそう。 来年はどこかで参加したいなー。(チラッ)
弘前ねぷた祭りについては、またあらためて書きます!
※お絵かきはProcreateでしています
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