スタバdeこぎんvol.27、過去最多の19人が集いぎゅうぎゅうチクチクました
月に一度、スターバックス弘前公園前店に集まって、それぞれフリーに津軽の伝統手芸こぎん刺しを楽しむ「スタバdeこぎん」、27回目は2018年最初の例会になりました。
なんと、のべ19人が参加+赤ちゃん2人ということで、過去最高の参加人数になりました!
途中、入れ替わりもあったのですが、最多で18人があの小部屋にぎゅうーっと詰まりながらこぎんを刺して、おしゃべりを楽しんでいた様子がこちらです。
こぎん刺し作家も集うスタバdeこぎん
元々は北海道出身でこぎん刺し初心者だったわたしが始めた「スタバdeこぎん」ですが、こぎん刺し作品を作ってイベントやショップで販売しているハンドメイド作家さんも普通に参加しています。
常連なのは超精密リネンこぎん刺しでおなじみのさしぼぅさん。
この頃はミニコングレスに刺すのもお気に入り。
(※写真はそれぞれInstagramアカウントにリンクしています)
ときたまさんは赤い布に赤い糸で刺すという難易度高めなこぎん刺しを製作中。
garden gardenのreiさんは、虹色工房1chi(@1mom1chi)さんの虹布に鮮やかな模様を刺しています。
そんな作家さんたちの手しごとが間近に見られて、質問も雑談もできる会です。
一方で、もはやプロとアマチュアがボーダーレスなのもこの弘前という街。
こぎん刺しファンが集うスタバdeこぎん
一昨年のスタバdeこぎんに参加してこぎん刺しを始めたYさんは、kogin.netさんの大作koginツリーの図案をクリスマス前に完成させていました!
模様は少々アレンジが入っています。りんごとか。わんこのつらことか。
りんご農家さんの繁忙期が終わった冬から再開しているMさんは、水玉の布にグラデーションの水色の糸で連続模様を。
わたしは、以前スワロウテイルさんから買った指輪型ピンクッション(写真:下)を参考に、右側のカップケーキ風ピンクッションを作りました。
…koginツリーはまだやっと5つ目のモドコです…。
初参加のYさんは、刺し子のピンクッションをお持ちだったので並べて撮影しました。
こぎん刺しでQRコードって…!!
さしぼぅさんがまたおかしい作品を世に出しまして。
ファッ!?
いやね、ちょっと前にクロスステッチでQRコードを刺すキットを見た知人から、
「こぎん刺しでもいけるんじゃない?」
と聞かれて、
「まぁ、どこまでこぎん刺しと言うかですよね~」
と相槌うちながらも、無理だろうそれはって思っていたところだったんですよ。
だって、こぎん刺しは、布を織る糸と糸の間を横に渡りながら往復していく、という手法なのです。
普通に考えたら10cm角ぐらいにはなっちゃいそうだし、そもそも図案をどうやっておこすのよ?
ところが、やっちゃいましたよ、さしぼぅさん。
普通のコングレスに刺したわたしのピンクッションと、リネンに刺したQRコードこぎん刺しをご覧ください。
絶対におかしい。
と、実物を見る前にSNSでシェアしていたら、弘前経済新聞のKさんから問い合わせが来て、さしぼぅさんにつないだのです。
スタバdeこぎんの途中で取材されている様子を、遠くからこっそり撮影しました。
さっそく、今日には記事が公開されていましたね。
「過去に自分が作った津軽こぎん刺しをガラケーがQRコードとして読み取ろうとし、普通の写真を撮ることができないことがあった」
とか、
「まだ改善点はたくさんあるが、私と同じようにQRコードを作るような人や津軽こぎん刺しをはじめてくれる人が現れたらうれしい」
などなかなかのパワーワードですね。
そんなこぎん界の変態も凄腕も、まったくの初心者も、マイペースに楽しむ中級者も集うスタバdeこぎんです。
新しい展開も!?
ロビーの方から椅子をめいっぱい借りて最大18人で部屋を占拠してしまった今回。
お店の方からお話しがあると言われた時は、さすがにそろそろご遠慮ください言われるかな?と内心冷や汗をかきましたが、そうではなく新しい展開のお話しでした。
また詳しくは改めてお知らせしますね。
スープライダースさんでのワークショップ「スープtoこぎん」も、また2月もやります。こちらはスープライダースさんのInstagramなどでお知らせします。
そんな感じで、2018年もこぎん刺し(とおしゃべり)を楽しんでいきます!
スタバdeこぎんについて
スタバdeこぎんの告知は主にSNSで出しています。
参加してみたい方はFacebookやTwitter、Instagramをフォローしてください。
あくまでも、さいとうが趣味とノリで始めた活動なので、お店の方にお問い合わせされませんよう、お願いします。
【スタバdeこぎん 過去ログ】
- 第1回>まだスタバにMac持ち込んでドヤリングしてるの? 弘前ではしっとりこぎん刺しですよ
- 第26回>26回目のスタバdeこぎん、楽しく刺してから「こぎん冬の陣」へ出陣
- その他の回はこちらから>スタバdeこぎん
- 雑誌に載りました>着物専門誌「七緒」に、光浦靖子さんと津軽こぎん刺しを楽しむ姿が載りました
【参考図書】
シンプルな伝統模様の図案が収録されており、でも今の暮らしにちょうどよい布小物の作例になっているので、こぎん刺し入門におすすめです。
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