今年の弘前城雪燈籠まつりは、3回も行ってたって話ししたっけ?
弘前市民なのに田舎館村のスノーアートのことばかり書いてましたが、しっかり同じ期間の弘前城雪燈籠まつりにも行っていました。
それも、3回も!!
行ったのは9日の夜、10日の昼、11日の夜です。
寒いのが苦手なわたしにしては、けっこうがんばって出かけていました。
その振り返りをまとめておきます。
9日:メイン会場でプロジェクションマッピングとすべり台を楽しむ
まずは、田舎館村でスノーアートを見てからの、夜は雪燈籠まつりへ。
夫と息子と3人で、ねぷた村駐車場に車を停めて北門から入りました。
雪燈籠まつりの由来は、この雪でできた燈篭(とうろう)たち。
弘前公園内に150基が作られているそうです。
そして北門から入ると、すぐに雪像やすべり台が並ぶメイン会場。
おお、世界的な人気キャラにまざって、弘前城の合体ロボ「超城合体タメノブーンV」がいます。
子どもに人気なのはこちらの雪で作られた大すべり台。
専用のチューブに乗ってすべります。
ちょっと並びますが、案外サクサクと進みます。
斜面がカチカチに固まっていて鏡のようになっていました。
これはよくすべりそう。
見ろ、人がカーリングのようだ! pic.twitter.com/dbG2daiFn3
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2017年2月9日
他に持ってきたソリでも滑れる小すべり台もあります。
今年の大雪像プロジェクションマッピングは「ふらいんぐうぃっち」コラボ!
今年の大雪像は「藤田記念庭園洋館」。
実物も弘前公園の近くにあり、カフェとして使われています。
「ふらいんぐうぃっち」では、一見廃屋だけど、ある儀式をするときれいに見える不思議なカフェとして登場しています。
雪で作られた洋館はこちら。
18時から30分おきに投影されるプロジェクションマッピングを観に、人が集まっているところです。
プロジェクションマッピングは前半が津軽の四季、後半がふらいんぐうぃっちコラボでした。
地元の製作&運営チームの「ぱやらぼ」スタッフの方が動画をアップされていたのでご紹介します。
途中、観客がいっしょに儀式をする場面も取り入れられています。
7:00くらいからですね。
わたしも出たかったけれど、同行してた息子が恥ずかしがって出なかったので残念ながら見る側でした。
弘前のお祭りで、弘前を舞台としたアニメコラボのプロジェクションマッピングを、弘前の有志団体で作って上映できる。
さっぽろ雪まつりもファイナルファンタジーの雪像にプロジェクションマッピングがされていたようですが、人口18万弱の都市でこれが内製できるってすごくないですか?
この日はプロジェクションマッピング観て、大すべり台で滑って帰宅。
10日AM:雪が降る前にぐるりと一人歩き
翌日10日は、息子が学校へ行った後で、1人で弘前公園に向かいました。
駐車場節約のため、車はしたどてスカイパークに駐車。
土手町から追手門に向かいます。
目的は主に駐車場の確認と市民雪像など、子連れだとゆっくり見られないあたり。
警察署の雪像、左から、詐欺カモ(特殊詐欺防止キャラ)、パトカー、ギュッとちゃん(犯罪被害者支援キャラ)の雪像でした。知らないキャラが色々いる!
弘前城石垣工事の前に、一つ一つにナンバリングされた様子もようやく確認。
一度外して、また戻すんですよね、これ…。
物産館で「噂の豚饅(ぶたまん)」を買って食べ歩いたりしてました。
そうして書いたのがこちらの記事。
県外の人がネットの情報を接ぎ合せて作ったまとめ記事に負けないようブラッシュアップしていきます!
晴天の11日(土)夕方に子どもと二人で来たら迷子になったよ
そして、一番の好天気となった11日土曜日。
息子と2人で弘前公園へ。
今回は北門前の石場屋酒店の駐車場(500円/1回)に停めました。
この日は15時にふらいんぐうぃっちの声優さんのトークショー、19時から花火大会があり、おどろくほどの人出でした。
迷路に入った息子、迷子になる
武徳伝付近の雪明り会場が、ちょっとした迷路が作られていまして、そこに「わーい!」と突入していった息子、あっという間に迷子になりました。
ネコバスの雪像のあたりまでは追いかけてたのだけど、全然見当たりません。
弘前公園で迷子になるのは二回目です。
魔界と噂の弘前城公園に行ったら、息子が神隠しにあった話しする? | さいとうサポート
さいとうサポート
先週、りんご飴マンがつぶやいたこれが、すごい反響を呼んでいてですね。 弘前公園入ったら魔界だった pic.twitter.com/hjEAJ2uZ8E— りんご飴マン@弘前お引越しなう (@ringo_a_me) 2015, 10...
あの時は夫もいたし、人もそれほど多くはありませんでした。
それはそれで堀に落ちたのではないか、人さらいにあったのではないかと心配だったのですが、今回は真っ暗な上に、右を見ても左を見ても人・人・人!です。
とてもロマンチックなあかりがともる中を、息子の名前を呼びながら歩き回りました。
これは、もうアカン。
そのうち息子が泣きだして、周りの人が迷子の届けをしてくれることを期待して、いったんメイン会場まで戻って祭り本部に迷子届を出してきました。
この時点ではぐれてから20分以上は経ってます。
そして、また迷路のあたりまで戻って行ってみると…
ちょうど迷路から出てこようとしていた息子とばったりはち合わせしました!
「ちょっとどこ行ってたの!?」
「あ、母ちゃん」
迷路から坂を下りる息子がすべってスッテンコロリン。
ここ、さっきから大人も子どももみんな転んでたところ。
尻もちをついた息子ですが、全然涙一つ浮かべていませんでした。
聞けば、しばらく迷路をグルグルした後は、ずっとネコバス雪像の上からわたしの姿を探していたそうです。
えー、何度も前を通ったし、名前を呼んでたよー??
そして見上げた冬の花火
息子と再会してすぐにメイン会場でプロジェクションマッピングと冬の花火大会の時間になりました。
迷子届を出していた本部にご挨拶に寄ってから、メイン会場へ。
もう会場は人の渦で、息子なんか人のお尻しか見えません。
背が高いわたしでも、プロジェクションマッピングに近づけずほとんど見えませんでした。
9日に見ておいてよかった…。
それでも、打ち上げ花火はよく見えます。
息子も大盛り上がり。
一番大変だったのは、夫だったかも。
なにしろ、仕事が終わってから帰宅しようとしたら、わたしから息子が迷子になったとの知らせ。
弘前公園に向かったら渋滞にはまってほとんど動けず、花火の打ち上げをねぷた村付近の車内から見たそうです。
結局、停める場所もないのでそのまま帰ってもらいました。ごめん、夫!
そんなわけで3回も行きました
普段、わたしは寒がりであまり冬の外出は好まないのですが、今年はよく弘前公園にも田舎館村スノーアートにも行きました。
さっぽろ雪まつりに比べればコンパクトなイベントではあるのですが、長く住むほどに知っている人が関わっていることが多くなり、足を運ぶ機会が増えました。
地元の人が雪を楽しむための冬のイベント。
それもいいものですね!