つがるプロレス第三戦、gosaku不在ながらものびのびした興行でした
前回、メインでふがいない試合をしたgosaku選手が追放される、というまさかの事態になったつがるプロレス。
それでも、第三戦の興業は(今回も二転三転しながら)始まりました。
わたしも今まで応援してきた手前、どのようなことになっているのか見届けようと、不安も感じつつ行ったのですが、実にのびのびした明るい雰囲気のプロレス興行でした。
つがるプロレス、普通に安心して家族で見られる楽しいプロレスの興業だったのよ、本当に。
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2016年11月19日
そりゃ、技術の上下はあるんだろうけど、みんなプロレスが好きで好きでやってる感じが伝わってきた。#つがるプロレス
新エースとなったTAKEMARU、謎の岩木山仮面、もはやレギュラーのミスター雁之助&ガッツ石島、女子プロも、地方アマチュア団体の試合もいつも通りなのに、前回より晴れ晴れしてた不思議。
そんなつがるプロレス第三戦の模様をお届けします。
ざっくり結果だけ知りたい方は、こちらをどうぞ。
それでは、レポートへいってみましょう!
今回もプロレス体験教室から!
プレ旗揚げ戦から毎回開催されているプロレス体験教室。
今回もTAKEMARUとりんごキャンディ姐さんがちびっこ(と一部大人)にスクワットとロープワークを教えました。
前回に続いてP-CLUBのゆるキャラ・ピーちゃんも上がってますね。
なお、今回は弘南鉄道のラッセル君も来ていました!
リングにこそ上がらなかったけれど、スクワット教室の時に客席でいっしょにスクワットしていました。
そんなラッセル君と並んでプロレス観戦。
不思議な光景です。
第0試合 十和田アマチュアプロレス団体 TRUST 3wayマッチ
こちらも毎回恒例の十和田のアマチュアプロレス団体。
なんだかんだで、ダイエットマシーンの入場時のお菓子まきは大人気。
うちの息子は客席に降りていくのが遅れて間に合わず、何も拾えませんでした。
だから、近くで見ればよかったのに!
ダイエット・マシーン、吉田一仁、タイガー・キッドの3WAY戦。
途中、ダイエット・マシーンがまくりあげたTシャツで顔をおおわれて、場内引き回しの刑になる場面も。
コミカルな展開で、とくに子どもたちを喜ばせていました。
最後は吉田選手がタイガー・キッドをチョークスリーパーで落としてから、ダイエット・マシーンにサソリ固めをきめてギブアップを奪いました。
第1試合 愛澤No.1 vs 大谷譲二
前回、菊地毅選手とタッグを組んでいたホストキャラの愛澤No.1選手。
今回は菊地選手がキャンセルになったので、シングルマッチで参戦です。
かえってやりやすそうに見えた気がする…。
大谷譲二選手は初見ですが、ガッツワールドの所属選手なんですね。
ことあるごとに、
「いらっしゃいませー!!」
と叫ぶ愛澤No.1に、
「からみずれぇ…」
と言いながらも、お株を奪ってみたりしていました。
愛澤No.1の決め技は、師匠ゆずりの火の玉ドライバー! でいいのかな。
第2試合 りんごキャンディ姐さん&ひろさきこざくら vs バンビ&女ベイマックスつがるYOKOZUNA
KAIENTAI DOJOのバンビ女王様、初参戦!
告知の写真を見て、風間ルミ(元LLPW社長)みたいな感じ?と思ってましたが、美人さんですね!
しかし、Wikipediaを見て、「昭和」子だったことを知り驚愕しています。いたなぁ!
ひろさきこざくら選手は、旗揚げ戦と同じく小柄でピョンピョンしてもバンビの手に届かないぐらい。
なにげにバンビもジャンプしていていじわるです。
いつも、色々こぼれそうではらはらする女ベイマックスつがるYOKOZUNA選手。
おばあちゃんたちにも身体の説得力は十分で、ただ乗っかるだけ、押し付けるだけ、で誰よりもききそうに見えます。
最後も、こざくらをプチっとプレスしてました。
第3試合 ミスター雁之助&ガッツ石島 vs 黒田哲広&那須晃太郎
セミファイナルです。
前回、公開説教を敢行したミスター雁之助選手、会場からの支持率が高い!
毎度、雁之助選手のメジャー感、客いじりのうまさに感嘆します。
対する黒田哲弘選手は、かつてFMWでミスター雁之助やgosakuとともに戦ったレスラー。
決め言葉がいくつかあり、知っているファンとも、初見の観客ものせられるうまさがあります。
雁之助と黒田てっちゃんとの絡みは、離れた席からでもわかりやすいおもしろさ。
「ブレーンバスター!」
何かと予告してはボディスラムやフライングメイヤーだったり、ロープに顔面こすりつけだったり。
あれ、最後にはブレーンバスターになるのかと思ったけど、最後まで出なかったですね。
ミスター雁之助選手がパイプ椅子で黒田選手をぶん殴った後に、そっと椅子を元に戻すとかいい人だった。
ポスト上の戦いは「哲ちゃんカッター」に軍配が上がりました。
神楽選手の負傷欠場により急きょ参戦した那須選手もいい動きしていました。
最後はガッツ石島選手のラリアートからのボム技(デーモンボム?)に沈みましたが。
文句なく、この日のベストマッチでした。
この後、10分間の休憩。
全体にサクサク進行です。
第4試合 TAKEMARU vs 岩木山仮面
いよいよ、メイン。
団体の看板となったTAKEMARU選手、今日も弘前城のマスコットたか丸くんとともに入場です。
対する謎の岩木山仮面は、一人でシンプルに入場。
銀のマスクの側面には嶽きみ、グレーのワンショルダーコスチュームのお尻には「つがる」と書かれています。
……gosakuさんではない、ですね。これは。
TAKEMARU選手よりウェイトがある岩木山仮面、しかし悪役ではないようで、ロープ際もクリーンに離れていました。
パワーで押されながらもTAKEMARU選手は空中技で返します。
最後は、ラ・マヒストラルでしょうか。
TAKEMARU選手が岩木山仮面選手を固めて3カウントを奪いました。
これからの展開は…?
試合後、TAKEMARU選手がマイクを取りました。
メイン試合後のマイクアピール。
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2016年11月19日
「岩木山仮面、どんなやつかと思ったら、
めちゃくちゃタフなやつじゃないですか!
これからも、いっしょに戦おう」
とのTAKEMARUへの岩木山仮面のアンサー。
これだけでも中身がgosakuではないことがわかる。#つがるプロレス pic.twitter.com/KGQmDVHJC0
(わたしの記憶をもとに書いてるので、多少違うかも…)
プロレスファン的には、岩木山仮面は実は前回追放されたgosakuで…
という展開も事前には予想していたのですが、ぜんぜん別人でしたね。
雁之助さん、リアルなツイートしてるし。
リアルでクビになったので来るわけ無いですよ(笑) RT @Namkabuan: #つがるプロレス 終了。第0試合に地元アマチュア団体トラストの提供試合はあったけど、それ以外は基本どこかで見たような選手だったり。しかしgosakuさん本当に来ないとは思わなかったw
— ミスター雁之助 (@MrGannosukeFMW) 2016年11月19日
王道プロレスの時には会場に来てたんですけどね…。
TAKEMARU
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2016年11月19日
「gosakuさんはどっか行っちゃったけど、
戻ってきたときに、
『大きくなったな』とほめられるような
団体にしていきたい。
これから冬が来るけれど、
また春に雪が溶けるような熱いプロレスをするので、
応援よろしくお願いします!」#つがるプロレス pic.twitter.com/wcJCOP8z2V
もう、TAKEMARU選手がエースでいいよ!?
そう言いたくもなるマイクアピールで締めました。
プロレスファン的には、色々と思うところはありますが、今回のように遺恨や流血が流れない明るいプロレスだと、子連れの家族にもおすすめできます。
地味でもそういう試合を積み重ねて、地元の信頼を厚くしていく時期ではないでしょうか。
……中の人に津軽の人がいないんじゃないか疑惑があることはありますが!
正直な観客数(公式発表124人)を見ると、金銭的に大丈夫なのか不安も感じますが!!
次回大会は春の開催とのことです。
gosaku選手、どうなっちゃうのかなぁ…。
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