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弘前街ナカゼミ:はあちゅうさんの夢を叶えるワークショップに参加したら、色々あふれてきた

参加者からの質問に答えるはあちゅうさん

参加者からの質問に答えるはあちゅうさん


弘前街ナカゼミ:第2回はあちゅうさん「半径5メートルから始める夢の叶え方」を聞いてきたの続きです。

後半は、参加者がそれぞれ自分の夢と向き合うワークショップ形式でした。

はあちゅうさんからお題が出て、それを3分後のアラームが鳴るまで書き出します。

社会人枠のわたしたちも学生さんと同じように、自分を振り返ったり未来を考えたりしました。

今週末に叶えたい夢

「では、最初に3分間で今週末に叶えたい夢を書いてください。いくつでもいいです。よーい、スタート!」

わたしが今週末に叶えたい夢

  • こぎん刺しのドールドレスを完成させて、土曜日の青森弘前アニメ漫画ゲームイベント うぃっちたいむ2!!に出展する
  • 美味しいお酒を飲む
  • 誕生日と結婚記念日のギフトを用意して、きちんとラッピングする
  • 子どもと美味しいパフェを食べる
  • 新しい手帳を買う
  • 移住後初の家族旅行(1泊2日)のプランを立てる

ここまで、書いて手が止まりました。
今週末ってあと3日なので、すでに予定がけっこう入っていて、なかなか自由に発想ができません。
土日はダンナが仕事で子どもは休みだから母子2人で過ごすし、月曜祝日は週末に入れていいんだっけ?と考え込んでしまいました。

そこでアラームが鳴って、書き出しタイム終了。

「では、次にどうやってそれを叶えるか、そのために今夜できることを横に書き出してください。はい、スタート!」

  • こぎん刺しのドールドレスを完成させて、土曜日の青森弘前アニメ漫画ゲームイベント うぃっちたいむ2!!に出展する→チクチク刺す。
  • 美味しいお酒を飲む→何を飲みたいかをまず決める。
  • 子どもの誕生日と結婚記念日のギフトを用意して、きちんとラッピングする→ギフトを調べる。
  • 子どもと美味しいパフェを食べる→飲食店の候補を挙げておく
  • 新しい手帳を買う→自分に必要な手帳のサイズを決めておく
  • 移住後初の家族旅行(1泊2日)のプランを立てる→Webや本を見て、まず目的地を決める

行動を書いていったところで、時間終了。

はあちゅうさんが一番多く書けた人(16個でしたっけ?)を当てて、発表してもらいました。

女子学生の彼女の週末叶えたい夢は、たとえば「部屋をきれいにしたい」「本を読みたい」、それに対してすぐできる行動は「学校の課題を早く終わらせる」

そんな風に、直近の夢を持ち、それを叶える為に何をするかを考える時間でした。

はあちゅうさんのオンラインサロンちゅうもえの楽屋にいらっしゃい♪では、「#週末野心」というタグで、サロンメンバーが週末に叶えたい夢を書いているそうです。

夢は表に出す(オンラインでもOK)こと。
そうして夢を叶えている人の周りにいることで、よい刺激を受けること。

こうやって、前半のお話しに出てきた「夢を叶えるクセ」をつけるんですね。

5年前に叶えたかった夢

同じように3分間の間に書き出します。

5年前、と言えば、息子が1歳になる直前で、仕事と育児と家事で綱渡りのジェットコースターのような日々。

部屋が汚部屋になって整理収納コンサルタントを呼んだこと、肺炎になった息子といっしょに1週間入院したこと、バセドゥ病の治療をしていたこと、などなどを思い出しました。よくやったなぁ、あの日々…。

そんな5年前のわたしの夢。

  • いつかまた劇団の音響スタッフの仕事に戻りたい
  • 担当している劇団のWEBサイトに、40年以上の劇作品を一覧できるアーカイブを作りたい
  • 生活に困らない暮らしをしたい。家族で旅行に行けるくらいは
  • 夫の故郷・弘前に子どもと移住するという彼の夢を叶えたい

書き出して、いの一番に出てきた夢に、自分が抑えてきた気持ちの強さがあふれてきて、気持ちだけじゃなくて涙があふれそうになりました。

客席の隅に設置したPA卓で最後の音楽をかけて、歓声と拍手に包まれる中に身をおきたい。

妊娠5ヵ月の身で務めた埼玉県秩父市のカーテンコールがよみがえります。

それから小金井の劇団本部に戻ってきて、
「卜部ちゃんは退団するわけじゃないけど、人を生み育てることは生半可な仕事じゃないから、いったん一区切りと言うことで」
と大先輩から花束をいただいて、言われたこと。

その時は、まだすぐに戻れるような気持ちでいたから、
「あ、自分はもうしばらくここに戻れないんだ」
と実感しました。

札幌のコールセンターで窮地を救ってくれたワーキングマザーの上司は、産休に入る手続きの時に
「子どもが大きくなったら、また舞台の仕事もしたらいいよ。うーん、5歳ぐらいになったらできるかな?」
と言っていました。

でも、子どもが6歳目前になる今、わたしはまだ一度も舞台の仕事はしておらず、戻ろうとするアプローチもしていません。

だって、核家族世帯だし。
以前のように1ヵ月も家を空けて、夫と夫の実家にすべてをお任せするわけにいかないし。
来年には息子も小学生になるから、そうしたら、学校だって親の都合で休ませられないし。

人はやらない理由を探す方がうまい
はあちゅうさんの言葉、本当でした。やらない理由をつけて、夢を忘れて、正当化していました。

でも、こんなに思い起こすだけで涙が出るくらい、ずっと抑えてた。

もはや、気分はミッチーです。
「安西先生……!! 舞台の仕事がしたいです…」

弘前に来て、色々と好きなことを好きなようにやってるつもりで、まだまだわたしに叶えていない夢があることに気づきました。

「では、その中で叶った夢にチェックをつけてください」

はあちゅうさんの言葉に引き戻されました。

ええと、弘前には来ている。
一応食うには困ってない。家族旅行は移住前に1度したし、来週には1泊旅行に行こう。

後半の2つにチェックを入れました。

はあちゅうさんは5年前に、「旅をしながら文章を書く」の他に「美容院に1ヵ月に1回は行く」という夢を持ち、今はそれを叶えて必ず月に1回美容院で髪を整えているそうです。

そうして、夢を叶えた自分をちゃんと見ることで、幸せアンテナを高める。

「人はどうしても叶わなかった夢にフォーカスしてしまいがちだけど、そうすると他人と比べてしまい、夢を叶えている他人をうらやんでしまいます。

そうではなくて、夢をちゃんと叶えている自分にフォーカスする」

これも名言ですね。

わたし、ちゃんと半分は叶えていました。

5年後にどんな毎日を送っていたい?

最後のワークです。

「5年後の夢。それも、本を出すなどの達成して終わる夢ではなく、どんな暮らしをしていたいかをイメージしましょう」

  • 仕事と趣味(好きな事)の境目が無い暮らし
  • 息子が放課後1人で行動していて、ちょっとさみしくなる
  • これについては斎藤に聞こうと思われる人になる
  • 好きな服ばかりがある
  • 好きなモノばかりがある
  • 1年のうち何回か舞台の為に家を不在にすることがある

「では、その横に、今からどう行動していくかを書きましょう」

  • 仕事と趣味(好きな事)の境目が無い暮らし→好きな事を収益化できる経験を積む。キセカエヤもブログも。
  • 息子が放課後1人で遊びに行っていて、ちょっとさみしくなる→時間が解決する?
  • これについては斎藤に聞こうと思われる人になる→日々知識の発信をする
  • 好きな服ばかりがある→もう着るとテンションが下がる服を捨てる
  • 好きなモノばかりがある→不要なモノを家から出す
  • 1年のうち何回か舞台の為に家を不在にすることがある→だんだん子どもの手が離れるように、身の回りのことを自分でできるように教えていく

発表の時、わたしの隣にいたりんご飴マンが当てられました。

  • 家に帰ったら奥さんと子どもがいる
  • 青森、弘前に関わり続けている
  • WEBで人の助けになることをしている

「もう、すぐに叶えられそうですね?」と笑うはあちゅうさんに、
「いやー、まだまだ、特に1番目が難しいですね」と真面目に答えるりんご飴マン。

同じ1986年生まれのお二人の会話と目線が頭上で飛び交ってました。
イケダハヤトさんも86(ハチロク)世代だし、この年代はなんでこんなにWEBに強いんでしょうか。干支一回り違うわたしも教わることが多いです。

今日のワークショップのように、1年に1度くらい自分会議を開いて、1年間にやりたいこと、それを12分割して何月に何をするかを決めていくと、夢を叶えやすくなるそうです。

すごい実践的ですね。

質疑応答も充実でした

この後、参加者からの質問に答えるコーナーになりました。
ちょっとここは項目だけの抜粋にとどめます。

電通就職時に1度ブログを全部やめようと思ったけど、やはり続けることにした出来事。
(これも泣けた。もうお母さんネタとか弱すぎる自分)

電通に就職したい学生さんからの質問に、大きなビジョンでとらえた話しと、ピンポイントでテクニカルな話しの両方をアドバイス。

学生の頃に始めたブログで、女子学生ブログ2位になるまでにしたこと。

そして、はあちゅうさんの5年後の夢。
noteの「月刊はあちゅう」を現在の500人から2000人にしたい。
紙の雑誌は今とても厳しいけれど、月500円、コーヒー一杯分の価格で、わたしの文章を読みたいという人に毎日文章を届けることでどれくらいできるか。

関連リンク>はあちゅう (ha_chu)|note

帰ってからさっそくnoteを開いて「月刊はあちゅう」の購読手続きをしました。

noteは始まった頃にアカウントを作って少し投稿していたけど、しばらく放置していました。

ブログとしては少々使いにくいけれど、こうしてクリエイターのファン限定コンテンツの場として使うのにいいですね。確か、くるりがファンクラブに使っていたはず。

公式ブログと月刊はあちゅうと、各種SNSへの投稿、オンラインサロンへの投稿、雑誌や書籍の原稿など考えると、この方はどれだけのテキスト(だけではないけど)を発信しているのでしょう。



夢を叶える為の努力を、楽しく徹底的に熱中してやりきる。

そんなはあちゅうさんの姿を、とても身近に感じることができて、たくさんの刺激をいただきました。

はあちゅうさん、企画運営されたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

さて、わたしは週末の為に、チクチクに熱中します!


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