弘前図書館で7歳息子と海外のボードゲーム、カードゲーム三昧してきた
4月から弘前図書館に指定管理者制度が導入され、1日・2日とオープニングイベントが開催されていました。
そのチラシをヒロロでいただいてびっくり!
なんと、図書館で海外のボードゲームが遊べるとか!
まさか、図書館のご案内で「ゲームマスター」の文字を見る日が来るとは…。
テーブルトークRPGが縁で出会った人と結婚して、子育て中のわたし、いそいそと息子を連れて図書館へ行ってきました。
(夫は仕事につき行けませんでした)
そのゲームの様子と、新しくなった図書館の部分をご紹介します。
2階の視聴覚室が会場でした
会場は2階の視聴覚室。
思えば、図書館の2階に上がったことがなくてまごまごし、13時半からの開始にちょっと遅れての入場でした。
中に入ると、おお!
6卓にそれぞれゲームが置かれています!
そして、2卓で何やらゲームが進行中です!!
壁側にはさらに控えのゲームが並んでいます。
すごい…。
これ、図書館で買ったのかしら…。
と、思ったら…。
中央の外国人男性の方の私物だそうです。
しかも、このイベントのゲームマスターをするためにわざわざ東京からおいでとのことです!
普段、何をされている人なのか、ゲーム業界の方なのか聞けばよかった…。
つまり、今日のゲームは体験会のようなもの。
今後、図書館でもボードゲームやカードゲームの導入を考えているそうです。
小学生低学年から遊べる『ガイスター』
広報に書かれていた告知では中学生~一般対象のイベントになっていたので、7歳の息子は見学かと思っていましたが、ちゃんと遊べるゲームもありました。
その名も「ガイスター」!
ルールは簡単で、このオバケの駒を交互に1マスずつ動かして、
青いマークのオバケを角のゴールから外に出るか、
相手の青オバケを全部取るか、
自分の赤オバケを全部相手に取らせれば勝ち。
チェスのようですが、駒はみんな縦横1マスの移動のみです。
でも、背後の赤or青が相手からは見えないので、どうやって青をゴールから出すか、または相手に赤を取らせるかが駆け引きどころです。
図書館のお姉さんにルールを教わってから、母子対決スタート!
息子も悪知恵がついてきていて、一直線にゴールを目指すから青かと思って取ってみれば赤をつかまされたり、逃げるから青だと思えば赤だったりしました。
それでも、3回やって3回ともハハが勝利!
ええ、大人げないですよ?
デュエルの要素有り?な『Love Letter』
続いて、こちら。
こちらは、1枚の手札を次々と山札と入れ替えながら、「姫」カードを山札が無くなるまでキープできた人が勝ち、というカードゲーム。
兵士、魔法使い、僧侶など、それぞれのカードに対戦相手にできる攻撃や、逆に防御の効果を持っています。
トランプゲームのようであり、デュエルなどの雰囲気もあり。
ただ、息子にはまだ読めない漢字が多く、読んでもらうと相手に札がバレるので1回遊んで次に移りました。
これは欲しい!『Once upon a Time(ワンス・アポン・ア・タイム)』
アナログなロールプレイングゲームをやっていた人間として、とってもツボをつかれたのがこのカードゲーム。
「Once Upon a Time(ワンス・アポン・ア・タイム)」
物語が生まれるカードゲーム。
美しいカードには「王子」「山」「けがをする」「竜」「みなしご」など、童話に出てくるようなキーワードが書かれています。
配られた手札に書かれたその言葉を使って即興で物語を作っていく、というゲームです。
本当は、物語の結末をそれぞれ相手に見せないように持っていて、話しの筋を自分の結末に誘導したり、相手の話しに割り込んだりするゲームなのですが、今回はただひたすらカードでお話しをつくる遊びにしました。
ちょっと創作は難しいかな?と思ったらそんなことは全然なく、
息子はカードをどんどんつないで、奇想天外な物語を紡いでいきます。
国語苦手って言うけど、できるじゃん!
「教会」で育った「みなしご」の「きょうだい」が、様々な冒険の後に、自分たちが生まれた時に亡くなった親=「夫・妻」と再会したお話しなんか、よくハッピーエンドに持って行ったな!
基本的にランダムな言葉をつなぐので、大人がやってもでたらめな展開になります。
自分で言った話しに自分で笑い出しちゃったり。
これ、わたしも息子も気に入りました。
今の繁忙期終わったら買って遊ぶんだ…。
大人も子どもも楽しめるアナログなゲームの魅力
気がつくとあっという間に1時間以上が経っていました。
最初から参加している大人の方々もいれば、途中ちょっと立ち寄って1ゲーム遊んで満足していった家族連れも何組かいました。
以前お世話になった囲碁クラブの店長さんも来ていましたね。
どうやら、何か考えがありそう…?
図書館としても、今後もこういったアナログなゲームで遊べる場を提供したいということで、職員の方々もルールを覚えたり、いっしょに遊んだりしていました。
これ、テーブルトークRPGも持ち込んだらやれる流れじゃね?
空飛ぶ魔女が出てくるRPGできちゃうんじゃね??
と内心ほくそえんでしまいました。
図書館、ここが変わりました!
さて、肝心の指定管理者制度が入って何が変わったのか、遊びながら職員さんに聞いてみました。
- 今までは1人6冊制限だったが、無制限になった。ただし、2週間の返却期限は変わらない
- 職員は黒のベストが制服
- これまでの職員もいるが、新しい人も多い
- 図書除菌機が導入された
- Wi-Fiでインターネット接続できるようになった
- 貸出カードは今までのものでOK
- 弘前市外の人もカードを作れるようになった
1階に降りて図書室にも寄ってみました。
なるほど、たしかにWi-Fi(無線LAN)の案内ボードがあります。
弘前市のWi-Fiとは独立して、図書館独自なのはいいですね!
今度、接続を試してみましょう。
そして、目立つのはこちら。
この表示も液晶に次々と写されるものが変わっていく案内板で、新設されたものですね。
LIVA(リヴァー)図書消毒器というものができたそうです。
殺菌して、ホコリを飛ばして、匂いもリフレッシュするそうですよ。
息子、春休み中で在庫が少なくなっていた「かいけつゾロリ」シリーズを一冊借りて、さっそく試してみました。
ちょっとページがハタハタしているのがわかるでしょうか。
ボタンを押して30秒でできあがりです。
開けた時に、ちょっと森林ぽい香りがしました。
これは人気が出そうですねぇ。
色々と新しいことに挑戦していく弘前図書館、今まで同様にこれからも家族でお世話になります!
おまけ:あの人がいまここに
そして、外に出ようとしたら…。
きみ、ここにいたのーーーー!!?
昨年大活躍していた文豪ストレイドッグスの太宰治パネルが、
「郷土文学館無料開放中!」
の札を首から下げて立っていました。
こちらも指定管理者制度導入されて、1日と2日は無料入場できたんですよね。
もう、息子がミニ四駆で遊びに行きたい気持ち満々だったので、そちらには寄れませんでした。
次はどこでこの文スト太宰と会うのだろう…。
【4/8追記】買いました&届きました!
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