「ハカハカ」「うぬうぬ」「ぱやぱや」…津軽弁のオノマトペを道産子が適当に描いてみたら
津軽弁、妙にオノマトペというか擬音の形容詞がよく聞こえます。
なんとなく前後の文脈から察してはいますが、いまいちなじみがない言葉だと、頭の中に別のイメージが浮かんでいるかも?
自分がその言葉を聞いて、どんな絵を想像しているか、いつも以上に一筆書きのラクガキで表現してみました。
あ、津軽の皆さん、怒らないでくださいね。
ハカハカする
小型犬がエサをくれるのを今か今かと待ち構えて「ハカハカ」としている様子。
のつのつと
何か「のつのつ」とつみあがっていそう。
ばふらっと
「ばふらっ」とマントとかスカートとかひるがえっていそう。
そこから匂いつきの空気出てきそう。
ぱやぱやする
ほろ酔いで「ぱやぱや」歩いてる。のほほん。
うぬうぬど
怒ってそう。だまって肩をいからせて「うぬうぬど」歩いていく。
がっぱど
……「がっぱど」かっぱが大口を開けている感じ。
津軽人の夫に採点してもらった
本来の意味はこのようになっているそうです。
- ハカハカ → そわそわ落ち着かない様子
- ばふらっと → ぼやんとしている感じ。リンゴの味がぼけてる時とかに使う。
- のつのつと → 雪がひたすら降り積もっている様子
- うぬうぬど → 勢いよく。わきめもふらず歩いて行く様子
- ぱやぱや → これは絵の通りな感じ
- がっぱど → いっぱい、たくさん
もっとも、津軽弁はエリアや年代でまた細かく違うので、70年代弘前生まれの夫が、ということです。
はい、適当ですいません!
「ぱやぱや」は先日のコワーキングスペースを考える集いで「ぱやらぼ」の葛西さんから教えていただきました。
地元新聞にも出ているプロジェクションマッピングの「ぱやらぼ」が「ぱやぱやらぼらとりー」の省略形だと知った時は軽く衝撃でした。
自分が生まれ育った場所ではないところで暮らしていると、なんとなくわかったつもりの言葉でも、ちょっとずれてしまっていることがありますね。
たまには身近な地元人に確認してすりあわせてみましょう!
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