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スタバdeこぎん、第4回目はしんしんと雪降る景色をながめて

雪の中のスターバックス弘前公園前店

雪の中のスターバックス弘前公園前店


暖冬で雪が少ない弘前も、今日は朝から雪が降っています。

スターバックス弘前公園前店も、雪の中で趣のあるたたずまいです。

ああ、八甲田山死の行軍。あれ弘前発の隊員たちは無事だったんでしたっけ。
そんな歴史を知る建物にて、第四回スタバdeこぎんを開催しました。

今回はリピーターの方ばかりで5人が参加。
この会で初めてこぎん刺しを始めた参加者の方々も、レベル高い作品を作ってくるようになりました。さすが津軽の女性ですね。

頭上は落雪注意、足元は凍結注意

スターバックス入口前の立て札です。



「↑落雪注意 ↓凍結注意」

頭上にも足元にも気をつけてさっと通り抜けましょう。
くれぐれも屋根の端の下で記念撮影とかしちゃいけませんよ?

雪の月曜午前は落ち着いた雰囲気。


弘前スターバックス店内

弘前スターバックス店内


窓から木々が雪よけの冬囲いされた庭をながめながらコーヒーをいただく。
……こんなスターバックスはここだけでしょう。

いつものこぎん刺しベンチ席で集合。

始まった時は、持ち寄った作品を見せ合ったり、近況を話したりで女5人集まるとかしましいですね。周りのお客様、せっかくの静寂の一時を失礼しました。

それぞれがこの1ヵ月間で完成させた作品がこちら。


スチューベン色のコースターと虹色の手まりフレーム

スチューベン色のコースターと虹色の手まりフレーム


ハガキ大のフレーム

ハガキ大のフレーム


わたしは手まり模様のストラップに。裏面は鋸の歯模様


表は手まり模様

表は手まり模様

裏は「鋸の歯」

裏は「鋸の歯」

チクチクしはじめてしばらくすると、ここちよい沈黙が流れます。



わたしは先ほどのストラップを完成させた後、マリーゴールドで染められた糸とコングレスで本の図案をチクチク。



やっとここまで。…ちょっと間違った…。

お隣では、さしぼぅさんが、目の細かいリネンに虹色の糸を1本どりでチクチクと同じ図案を試し刺し。



なんて精密な! その目と指は機械ですか!?

さしぼぅさんの作品は弘前市内でも委託販売されています。
これは(こぎん作家が多い)弘前でも絶対に売れる! と思うのですが、ご本人が売るためのプロモーションや連絡や発送やらに時間をかけるよりチクチクしていたいタイプだそうで。

ブログもされていますが、すべてガラケーでポチポチ書いているそうです。

関連リンク>☆さしぼぅ☆のブログ

おおお、お手伝いしたい!

月に1度のお楽しみ

この会のいいところは、技術を学ぶお教室ではなく、それぞれが好きなものを好きなようにどうぞのスタイルです。

もちろん、初めてこぎん刺しをする方には、最初の刺し始めと刺し方と糸の始末は教えますし、針や糸、図案も実費程度でおわけします。

でも、わたしも先生ではないですし、こぎん作家のあげはさんやさしぼぅさんが参加した時も、アドバイスこそもとめられるけれど先生ではありません。

ですから、誰も謝礼を払ったりもらったりしていません。

今日は2回目~4回目の参加者の方ばかりだったので、それぞれ前回の続きや新しく挑戦したい図案に挑んでいました。

わたしも、「あれ、なんか間違った」とかぶつぶつ言いながら刺してます。先生だったらありえないですよね。

雪の降る中で、おしゃべりしながら、時に沈黙しながら、チクチクチクチクチクチク…。

昔の津軽の女性たちもこうしていたのかなぁ、と思いをはせます。

いや、昔の方がもっとずっと寒いし、カフェラテなんて飲んでいませんがね!

こぎんを刺していたのも、昔の農民は綿の着物を着ることが許されず、麻の着物じゃ寒すぎるから、木綿の糸で隙間を埋めて保温と補強をしていたとか、涙ぐましすぎるんですけどね!

でも、そこで実用性だけじゃなく、幾何学模様の美しさを競うように刺していたというのが、手仕事に長けた津軽人らしいです。

なんとなく、月に1回、月曜日の午前中に4~6人くらいで集まって津軽こぎん刺しを楽しんでいます。

もし参加したい方は、あらかじめご連絡いただければ、日程をお知らせします。

info@saitoumikako.com または、FacebookTwitterからご連絡ください。

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