#不登校は不幸じゃない から一カ月、弘前で不登校の子と親の集いをはじめました
8月19日に全国100ヵ所で同時開催した「#不登校は不幸じゃない」から1カ月が経ちました。
in弘前を主催したわたしはイベントの後処理やまとめレポート作成などに半月ほどかかり、月初からは普通に繁忙期に入り、バタバタとしながら過ぎた1カ月でした。
#不登校は不幸じゃない in弘前、たくさんのつながりの中で開催しました | さいとうサポート
さいとうサポート
5月から準備をしてきた #不登校は不幸じゃないin弘前 が、のべ45人参加の大盛況で終了ました! 最初に小幡和輝さんの呼びかけに手を挙げた時は、 「わたしともう1人、2人心当たりがいるし、...
「#不登校は不幸じゃない」は全国で起こすムーブメントのタイトルだったので、弘前で継続的に不登校当事者の交流や情報交換ができるサークルとして、新しい名前を決めました。
それが、
「ひろさき親と子の不登校ほっとスペース きみだけ」
です。
長いですね。
もうちょっとコンパクトに呼ぶと「ほっとスペースきみだけ」です。
嶽きみではありません。
9月19日、その最初の集いを開きました。
子育て支援センターの子育てサークルとして
会場は8月と同じ弘前駅前の商業施設ヒロロの3階です。
しかし、前回と違って多世代交流室ではなく、子育て支援センター「弘前市駅前こどもの広場」内の多目的室です。
保育士さんがいるカウンターで受付をして中に入り、奥の右手側にある交流スペースです。
写真をまったく撮り忘れていたのですが、カーペット敷きの30人くらいは入れそうなスペースで、幼児も使えるかわいいローテーブルがあります。
そこで、お茶やお菓子などを持ち寄って不登校に関する経験や悩みを話したり、情報交換をするという集いです。
のべ18人参加、うち5人が初参加でした
今回は小さな当事者同士(家族も含む)の集いというイメージで、それほど告知に力を入れてはいませんでした。
それでも、前回のイベントの新聞記事を見た方や、8月には参加できなかった方も来られて、のべ18人の方が参加しました。
そのうち5人の方が初めて来られた方でした。
平日の午後ということもあり、全体には母親が一番多く、それから経験者、現役小中学生、祖父の方も参加されました。
青森のフリースクールについて
初めての方が多かったこともあり、ぐるりと自己紹介をすると半分の時間が過ぎました。
その後、フリースクールについてのご質問があったので、わたしが'90年代にフリースクールに通っていた時のこと、今は青森県内でもフリースクールができ始めていること、教育機会確保法が昨年施行されてまた流れが変わりつつあることをお話ししました。
青森市では7月にフリースクールあおもりサニーヒルがオープンしました。
八戸市ではホームスクーラーの居場所づくりをしているOPEN BASEが移動型フリースクールを作りたい!とクラウドファンディングで支援を募っています。
ここ弘前でも、10月から土手町で通信制高校サポート校&フリースクールが始まる予定です。
カルチュアロードにもチラリと立ち寄り。
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年9月16日
10月から弘前初のフリースクール&通信制高校サポート校ができるそうです。
まだ、基本の内装工事を終えたところでモノがありませんが、少し見させてもらいました。
土手町交差点(新しいハッピードラッグの斜向かい、平山萬年堂隣)という街中です! pic.twitter.com/STM9bfsJ7J
そんな風に青森県内で少しずつ活動をしてきたところが、今年はいっきに表に出る年になっています。
わたしの体験談でも話しましたが、フリースクールは現状「こうでなくてはフリースクールではない」というものはないので、かなり中心となるスタッフの個性が出ます。
まずは子どもが通える距離に一つは最低限できて欲しいけれど、できればいくつか様々なタイプがあって合う場所を選べるといいですね。
通信制高校という選択肢
それから話題は通信制高校に移りました。
全日制高校を不登校から退学し、通信制高校で学んでいるMさんのお話しで、
通信制も全日制も卒業証書は同じということが印象に残りました。
大学で学びたい学問があり、進学に向けて進んでいるそうです。
参加しているお母さんたちは中高生の子を持つ方が多かったので、参考になったのではないでしょうか。
わたしは不登校から中学は自動的に卒業したきりなので、ちょっと通信制高校通ってみたくなりましたね。
もっとも、学校で学びたいことや高校卒業の資格を得たいというきっかけがあればなのですが。
今は広域性の通信制高校もあり、学び方もどんどん選択肢が変わっていますね。
反省点もたくさん
いいことばかりではなくて、正直に言うと昨日は終わった後に「本当にこれでよかったのだろうか」と自問自答していました。
ひろさき親と子の不登校ほっとスペース きみだけ
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年9月19日
最初の集いは17人参加、
初めての方が5人でした。
事前にお申し込みされていなくて、
不登校当事者、家族、経験者ではない方は
すみませんが参加をご遠慮いただきました。#不登校は不幸じゃない
新聞を見て来られた初参加の方が多かったです。
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年9月19日
一応、お問い合わせ先としてメールアドレスを記載していたのですが、オープンなセミナーをイメージされていたようです。
インターネット使っていない世代の方にはホームページに書いていた情報も伝わらないことを実感。
なぜ当事者と家族、経験者に絞るかというと、
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年9月19日
支援したい人には色々なご意見を持ってる方がいて、
よかれと思ってアドバイスされる方が来る場合があるからです。
そういう人かどうかをわたしは初見で判断できません。
そのため当事者性のある方に限っているのですが、
それを伝えきることは難しい。
新聞を読んだだけでは詳しい場所などはわからない状態だったので、ホームページやSNSでお知らせしていました。
紙面には連絡先としてメールアドレスも載せていただいてたのですが、案外とそのまま来られる方がいらっしゃいました。
少人数の集いで考えてましたが、
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年9月19日
入れ替わりありながらものべ17人、
最初の方だけ手伝ってくれた方も合わせると18人。
子どもと保護者を分けた方がいいと思いつつ、
今日は通して参加できるスタッフがわたしだけだったのでそうもいかず…。
子どもたちの交流に手をかけられずに反省です。
子ども=18歳未満だとしても、
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年9月19日
小学生から高校生まで混ざるので、
ただ放っておけば交流できるってわけでもなし、
大人と必ずしも分けなきゃってものでもないし、
難しい…
物理的に場所や時間を分けた方がいいのかもしれませんが、事業ではないのでそこまで人手をかけることができず…。
でも、昨日たくさん話してくれたMさんは高校生だけど、親世代にとっていいお話ししてくれたから混ざる意味もあるし…と悩ましいです。
後から、
「悩んでいるのは自分だけじゃないことを知れてよかった」
という母親の方のメールもいただきました。
まずはここから、できることをやっていこうというところです。
次回は10月20日(土)開催です
次回の「ひろさき親と子の不登校ほっとスペースきみだけ」は、
— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年9月19日
10月20日(土)13時〜16時で開催します。
場所は今日と同じくヒロロ子育て支援センター内多目的室です。
初めての方で参加ご希望の方はご連絡ください。#不登校は不幸じゃない#不登校は不幸じゃないin弘前
- メール: futoukouhirosaki@gmail.com
- Twitter: https://twitter.com/urabetti
- Facebook: https://www.facebook.com/mikako.saitoh
当日は着信を見られない場合がありますので、できれば前日までにご連絡いただけるとありがたいです。
当事者、ご家族、元当事者の方は当日参加でも受け入れるのですが、場所がわからないなどのご連絡あっても話している時は見られなかったりするので…。
次は土曜日なので、もうちょっと色々な方が参加できそうな感じがしています。