YouTubeにはびこる悪意「エルサゲート」対策で小学生息子と話したこと


このところ、ちょっとわたしをザワザワさせている言葉「エルサゲート」

この言葉を知ったのは、ニュースサイトや個人ブログ、それにSNSからでした。

子どもに人気のキャラクターが登場する、素人製作の動画と思って見ていたら、途中から妊娠、排泄、暴力など、大人も眉をひそめるような展開になる動画が、海外から日本にも広がっているそうです。

「エルサゲート」と言われるのは、「アナと雪の女王」のエルサがよく題材になっているからとのこと。

なお、普通に検索して閲覧すると検索・視聴履歴に残り、次回YouTubeを見る時に表示されやすくなってしまいます。
見てしまったら検索・閲覧履歴を削除、またはシークレットウィンドウ(タブ)で見ましょう。

わたしはグロ系が苦手なので、シークレットタブから無音で早送りして見ました。人気キャラに虫を混入させたものを食べさせるのとか。

YouTube大好きな8歳息子を持つハハとして、どんな対策をしたらいいか、話し合ってみました。


なんと、13歳未満はYouTube利用できなかった!?


ハハ「息子、母ちゃん今までYouTubeを見るの黙っていたけれど、実は……YouTubeの利用は13歳からなんだって!

息子「ええーーーー!?」

ハハ「すまないが、YouTubeを運営しているGoogleの規則にそう書いてあるのだ。今まで知らなかった」

Google アカウントの年齢条件

Google アカウントを所有するには、次の年齢条件を満たしている必要があります。

Google アカウントの年齢条件 - Google アカウント ヘルプより引用)

ちなみに、これまでのわが家の運用はこうでした。

「アカウント無しで視聴(親のアカウントで評価やコメントをさせない為)」
「制限モード(不適切な動画を見せない)をON」
「20時でスマホ・タブレット、ゲームは終了」

まったく放置してるわけではなかったけど、休日やちょっとした留守番をさせている時など、わたしが使わなくなったスマホから動画を一人で見ていることもありました。

インターネットには「悪意もある」ことを教える

ハハ「それでね、この頃、世界中で子どもに人気の、たとえばアンパンマンとかワンワンとか、リカちゃんとかを使って、子ども向けの動画に見せかけて途中からグロとか、ウンコとか、ひどい場面とかを見せて、子どもにショックをあたえる動画が増えているんだって」

息子「マジか…。なんでそんなことするの!?」

ハハ「残念ながら、世の中にはそうやって子どもがトラウマを持つことをよろこぶ、悪い大人がいるんだよ…」

息子「げげー。そんなやつ、ぶっとばしてやる!!」

ハハ「インターネットはね、世界中につながっているから、そいつがどこにいるかはわからないの。そして、昔から子どもに変なことをしようとするやつはいたけれど、たとえば日本の北の端っこにある青森の、さらにその中の弘前にまで、わざわざ君をおどかしに来るようなことはできなかったのね。でも、今はインターネットがあるから、その少ない悪いやつがカンタンに君とつながってしまえるの

息子「そうなのか…」

ハハ「もちろん、いい人ともいっぱいつながることができるよ。でも、母ちゃんと父ちゃんは君が大人になるまでは、君のことを守らなきゃならないから、もしものことを考えると、君の心を守るためにこれまで通りのYouTubeの使い方は変えようと思う」

息子「じゃあ、どうするの? もうYouTubeは見られないの?」


子ども向けアプリ「YouTube Kids」に入れ替えてみた


そこで、制限付きモードよりもっと安全そうなYouTube公式アプリが2017年5月からリリースされていたので、こちらに入れ替えました。


Googleのアカウントはあくまでも親のわたしのものを利用します。

初期設定でYouTubeを視聴する子どもの年齢を入れます。

すると、その年齢に応じたコンテンツ以外は表示されなくなります。

また、検索をオフにすることもできます。

これはちょっとわたしが見ても不便だと思ったので、検索はできるようにしました。

もっと小さい幼児なら検索無しで、おすすめカテゴリから選ぶだけにもできます。

親は子どもの視聴履歴の確認、利用時間制限もできます。

もうWi-Fiルータを端末ごとに利用時間設定できるやつに買い替えようかと考えていたので、これはありがたいですね。

テレビなら安心安全なわけもない

YouTube=違法アップロード動画って認識は、インターネット=無修正のエロが見られるって流行った'90年代のような感覚。

正直言って、昼でも夕方でもまだ早めの夜でも、番組宣伝で殺人・暴力シーンのCMが突然入るテレビ地上波も相当ショッキングだし、息子はそういうCMかかると耳を押さえて叫びながら逃げますよ…。

バラエティ番組だって、パワハラ、セクハラ、いじめと区別つかないような悪ふざけがあって、安心して家族で見られないですよ。

むしろ、アクセス稼ぎのために何でもやると思われているユーチューバーの中に、そういう部分をきちんと避けていることもあってですね。

YouTubeやユーチューバーがテレビより劣っているとは思えないのです。劣化コピーじゃなくて別ジャンルでしょう。


「子どものため」と「自分が嫌いだから」を取り違えない


かくいうわたしも、息子が好きな「ゆっくり」の合成音声は苦手です。こういうのね。


昔むかし、茶の間のテレビにファミコンつないでゲームしていたら、父親に音を嫌がられた記憶がよみがえります。

自分の生育時期に存在しなかった音って違和感でしかないですね。

同じたくっちチャンネルでも、バカゲーレビューの動画を見ていると、けっこう残酷表現が(ゲーム上で)あるので、そういうやつは教育的ツッコミを背後から入れたりしています。

ただ、自分が嫌いだからNG、というのはやっぱり違う。

わたしがファミコンからRPG、ボードゲーム、テーブルトークRPGにはまって、結果的に夫と出会ったように、自分の感覚と合わないからと子どもが夢中なものを取り上げるのは嫌だな、と思っています。

体調が悪くて合成音声が受け入れられない時は素直にそう話して、別の生声の動画にしたり、ヘッドフォンを使うなどしてもらってます。


大人のいない場所で見せっぱなしにしない


結局、悪意ある動画をアップロードする側と、それを告発、削除する側の攻防はいたちごっこ。

YouTube Kidsにしても、そのフィルタを抜けることはあるそうなので、万全とは言えません。

わが家では息子と話し合いの結果、
「年齢制限はしっかりかけておく」
「大人のいない場所で見せない」
「閲覧履歴は抜き打ちチェックする」

という対策にしました。

元々、見る時間帯(~20時まで)は決めているので、その他にというところです。

子どもにYouTubeなどインターネットにつながる環境を与えない、という選択肢もあるでしょう。

うちの場合は、わたしが公私ともにネットのヘビーユーザーだし、夫もよく動画などを見ていること。

YouTube視聴が悪いことばかりでもないという判断で、制限付きで見てもよいことにしています。

ネットもゲームも、好きなものを無理矢理奪うと、大きくなってからの反動が出そうな気がするんですよね。

今後、高学年、中学生、高校生と成長していく時に、その制限の意味がわかってくれればいいなぁと。

大人向けのものをうっかり子どもが見てしまうのと、
最初から子どもに見せるために悪意を持って作られたものって全然違う話ですよね。

対策はまた様子を見て変えていきます。

そんなわが家のエルサゲート対策でした。

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