30cm定規カバー(ものさし袋)の作り方を来年のためにメモしておく

夏休みが始まる終業式の日、うちの小2息子が持ち帰ってきたプリントにこんなことが書いてありまして…。


学校からのおたより

学校からのおたより


ものさしを入れる袋か…。

まぁ、ハンドメイドやってる関係で生地は売るほどあるし、ミシンもちょうど出ているから、ちゃっちゃと作りましょう!

と、レシピサイトも見ずに作り始めたら、けっこうめんどくさいことになったので、その工程と失敗した部分を書き残しておきます。

たぶん、来年もリコーダー袋とか作りそうですからね。


用意したもの


この布で作るよ

この布で作るよ

  • 生地(オックス)50cm✖️15cm
  • 接着芯(要らなかった)
  • エンドループ(無くても良い)

のっけから、要らなかった・無くてもよかったものが二つもあります。

もっとシンプルにすればよかったー。


中に入れる定規で採寸しながら線を引きます


中に入る定規(ものさし)は、見かけは竹定規のようですがプラスチック製。

端から端まで目盛りが付いているタイプです。

定規のサイズは30cm×2.8cm でした。

この定規を置いた状態でチャコペンでなぞり、
左右に5mmずつ余白をとり、
縫い代は1cmをとります。

また、袋上部は三つ折り縫いして紐通しにするので、定規の端から4cmをとりました。

これ、後で完成したら上部のゆとりが少なかったので、もしも次回があれば6cmはとります。


中に入れる定規で採寸

中に入れる定規で採寸


接着芯は貼らなくてよかったです


チャコペンの印し通りに布をカット。


接着芯を貼ってみた(後に失敗の原因になる)

接着芯を貼ってみた(後に失敗の原因になる)

形をびしっとさせようと固めの接着芯を貼りましたが、いったん表裏間違えたのを再利用したせいで、後で悲劇が…。

むしろ、オックスぐらい厚みがある生地だったら、接着芯無くても大丈夫でした。


記名するテープも縫いつけ

記名するテープも縫いつけ

記名用のテープは平らなうちにもう縫いつけておきます。


直線縫いなのでラクラクです

定規入れなので当然カーブはなく、ミシンの針板を目印にすいすい縫えます。

1: 上部の入れ口以外の3辺にジグザグミシンでほつれ止め。
2: 入れ口の左右を5mm幅で折って縫う。


上部以外の3辺にジグザグミシン

上部以外の3辺にジグザグミシン

上部左右の入れ口を幅5mm折って縫う

上部左右の入れ口を幅5mm折って縫う


3: 袋上部の入れ口を三つ折りして下端を縫う。(1cmと1.5cmで折りました)


入れ口を1cm・1.5cmで三つ折りして下端を縫う

入れ口を1cm・1.5cmで三つ折りして下端を縫う


4: 中が表になるように縦半分に折って、縫い代1cmで縫い合わせる。
(この時、紐通しになる袋上部5cmは縫わない)


コーナーでは針を刺した状態で布を回転させる

コーナーでは針を刺した状態で布を回転させる

縫い代の角を切り落とす(やりすぎました)

縫い代の角を切り落とす(やりすぎました)


縫い終わってからがめんどうでした

縫うのはこれで終わり。

ミシンが無くても手縫いでもできます。

しかし、この細い袋をひっくり返すのがめんどうでした!

中に入れる定規とかピンセットとか、様々なものを使って表に返します。

なにか、底の方でモサモサとたごまってる!?(方言)

いい加減に貼った接着芯が返す時にはがれてしまって、底に沈んでいました。

またペンチだのピンセットだの使って取り出します。ぜえぜえ。


表に返すのが難しい

表に返すのが難しい

中でたごまっていた芯を除去

中でたごまっていた芯を除去

入れ口に紐を通す

入れ口に紐を通す

紐にループエンドを通してから堅結びして、
アイロンをかけて形を整えたら 完成!!

なんだかんだで小一時間かかりました。

やれやれ。


できたどーー!!


完成したものさし袋

完成したものさし袋


ハンドメイドやってるなら、もっとすんなり作れって感じですが、普段はお人形服専門なので色々と不慣れでした。

っていうか、元々は小学校の家庭科で落ちこぼれな人でしたから!!

次回があるとすれば、接着芯は貼らずに、袋上部は6cmのゆとりをもって作ります。

今回は中に定規を入れると、すぐに紐通しの下端なので、ちょっとギリギリでした。

ネットショップでもすぐに買えます

ここまで作っておいて身もふたもないのですが、ネットショップでも数百円~で購入できます。

時期によっては100均にもあるようです。

お急ぎで、ハンドメイド苦手な方はその方が早いですよ!

ショップの商品紹介に「ものさし入れ・リコーダーケース」と書かれているのを見て、また来年あたりこういう細長い袋が要るのかと気づきました。

その時は、また自分の記事を見返して作ります。

いわば将来の自分へのロングパス!な記事ですが、どこかで誰かのお役に立てば幸いです。

【関連記事】




Facebookはこちら