息子が好きな絵本紹介：「おならくん」はもっと評価されるべき！
子どもに「こうなって欲しい」と望むことはあまりないけれど、本が好きになってくれるといいなぁと願う本好き夫婦です。
０歳～５歳ぐらいまでは、まじめに毎晩絵本の読み聞かせしていましたよ。
最近、息子があまりに就寝が遅くて読めない夜も多いけど
たくさん買った、借りた絵本たちの中で、息子にウケがよかった絵本、わたしが読むのに好きだった絵本を、ちょっとずつ紹介していきます。
今日は、「おならくん」（さく・おなかさとし）、弘前に移住した直後に出会った絵本です。
ひろしくんとおならくんの空飛ぶ冒険
あるひ ひろしくんが おひるねしていると
プーッと おならが でちゃいました
おならからうまれた「おならくん」、ひろしくんのシャツまで着ちゃいます。
この、おならくんと、おならで空を飛びながら、街や森、海をめぐり、みんなの楽しいおならをながめます。
寝かせられない「おならダンス」
この絵本の中には「おならダンス」が登場します。
２回あるのですが、ここを読む時は振り付きで読まねばなりません。
はい、寝かしつけには不向きな絵本です。
でも、このダンスが本当にかわいい。
おならダンス
見開きに小さなおならがいっぱい！ みんな おならをするんだね
とにかく楽しいのが、この小さなおならがちりばめられた見開きページ。
おならはみんな、それぞれの主の顔や気持ちを表しています。
“ごまかしてギープー”
ここ、いつも息子が笑うので、いつまでもこの小さいおならたちを読むことになります。
はい、寝かしつけに向きません。
そうかと思うとでっかーいおならも出て、木を吹っ飛ばしたりもします。
えらい人も、女の子も、動物も、山や家、車も、みんなおならをします。
くさいだけじゃなく、なんだかみんなが楽しくなるおなら。
最後はちょっと切ないエンディング。
とにかく色合いが、この写真ではうまく再現できませんが、明るい中間色できれいです。
それに、構図もおしゃれ。
さすが、イラストレーターでもある絵本作家さんの作品です。
作者おなかさとしさんの読み聞かせで出会いました
この絵本を知ったのは、弘前移住して１ヵ月後に弘前市城東の「SCENE」で開かれたワークショップイベントでした。
作者のおなかさとしさんが、この絵本を大きな紙芝居にして読み聞かせをしていたのです。
もちろん、おならダンスも振り付きです。
３歳になったばかりの息子、大ウケでした。
終わってからサイン会もあったので、そこで絵本を買って、息子のリクエストでランボルギーニを描いていただきました。
おなかさんは、こういう楽しい読み聞かせや即興紙芝居などで全国に出かけているそうです。
公式ホームページ＞Satoshi Onaka | おなかさとし
ホームページより、近況はこちらで更新されているようです。
Facebook＞おなか さとし
おなら、という幼児が大好きなネタで、絵もすてきで、楽しいダジャレや工夫がいっぱい。
出会ってから３年になる今も親子で大好きな絵本です。
これ、もっと知られてほしい、売れるべき絵本だなぁって思っていたので、おすすめ絵本の一番目にご紹介しました。
絵本ナビなら、会員登録すればすべて読めるようです。
なかなか書店でも出会わない絵本です。
ぜひ、取り寄せしてでも読んでみてください。
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